電験合格からやりたい仕事に就く

電験・仕事・電気資格情報を配信

プロフィール

本サイトの運営者

氏名

桜庭裕介


今までの業務経験

①機器設計

②設備保守(発電機・電動機・計器関係)

③海外業務

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現在、受注している仕事

①出版社の雑誌記事
年間連載契約を頂くことができました。

 

②noteでの攻略資料
最新の攻略方法、講義代わりになる計算問題に特化した資料を配信しています。

 

自己紹介
電気主任技術者試験(電験)の講師として、社内外で勉強を教えています。本サイトでは、勉強を教える際に活用した資料を中心に「学習者に役立つ情報」を配信しています。

電気の技術者としては、国内外トラブル対応が一番長いです。


また海外での勤務経験があります。
国内にいると気が付きにくいのですが、海外は電気現象を発見した研究者が多いこともあり、非常に多くの文献があります。現象等をわかりやすく説明したサイトもあるので、共有したいと思います。

 

 

詳細プロフィール

いつもは「電気主任技術者(電験)」といった重要な内容をお伝えするので、緊張感もありますし、固い内容の配信を心掛けています。

いわゆる仕事の世界と一緒ですね。

このプロフィールでは少し緩く、自分という人間を伝えさせて頂きます。気になった方だけ読んで頂ければと思います。

 


話のメインは下記の3つです。

①生い立ち

②有名ではない大学に入学することの危険

③就活で惨めな思いをした経験
※就活時だけではなく、職場に入っても大学差別を受け、駅で泣くことになる

 

生い立ち

自分は人のプロフィールといいますか、生い立ちを知るのが好きです。

生い立ちを知ると、その人の頑張りや好みがわかるからです。強烈に興味が沸くこともあります。

そのため、自分の生い立ちをここに記しておきます。(たまにメール等で質問も受けますので)


自分は専門学校を経て大学を卒業しました。

主席卒業です。

唯一の自慢です。


・・・しかし、価値はありません。

毎年卒業生は排出される上に、そもそも自分の在籍していた大学は勉強しない学生ばかりなので、事実、自慢になりません。。


田舎の野球部のキャプテンだった・・みたいなものです。

 

そこから就職をしました。
エンジニアとして電気設備の大半を学ぶことのできる職場で仕事をしてきました。電力系統の研究にも携わることもでき、色々な経験をすることができました。


今年から電気主任技術者試験の勉強会講師を務めることになり、新たなスタートをきることとなりました。

多くの方の役に立つことを目標に掲げ、挑戦していきたいです。

 

 




この生い立ちだけを見ると、非常に順風満帆な道を辿っているようにも見えます。



しかし、かなり厳しい目に遭い、運よく就職できた経験をしています。


注:有名大学ではなく、さらに有名学科ではない方はぜひ読んでください。これが現実です。同じ失敗をして欲しくないので、読んで欲しいです。

シビアな話になるので、まじめにいきます。

有名大学ではなく、さらに有名学科ではない方へ

自分の出身大学は有名大学ではない。そのため、何かと苦労をした。特に就職活動。
そもそも特殊な能力が育つこともなく、誘導電動機がどういうものかもよくわかっていない状態で卒業してしまった。

普通、電気科であれば、そのようなことは起こりえないが、起こってしまった。

「環境系」だったからである。知る必要を迫られなかったのだ。

環境系の必須科目では、パワーエレクトロニクスが含まれない。電気系の勉強はあったにはあったものの、ほぼ高校と変わりのない授業とテストを繰り返していた。当然、100点が連発した。決して、良い話ではない。


どんどん話は、悪い方向に進んでいく。

地球環境のことばかり考える学科

現在の社会で重要な科目を勉強しないかわりといってはなんだが、環境学科では、地球環境のことばかり考えていた。

ほぼ毎日、環境を考える授業が入っていた。技術の知識なく、環境の心配をしても、できることなど少ないのだが。


地域密着型システムなどといった小難しいことを考えた後に、まぁいわゆるゴミ拾いをしていた。入学して3週間ぐらいで超楽なところで良かったと安心していた。

しかしながら、この大学の様子がおかしい。地域のゴミ拾いしかしてない。

何も強制されないぞ。宿題すらほとんどない。入学式終わってから、授業登録の期間があって、力試し試験があった。翌日から研修旅行、花見があった。


そして、GWに突入した。二週間近く。そんな感じで夏まで楽しく過ごしていた。



しかし、そんな楽しい日々は長く続かなかった。

就職活動の悲惨な状況を知る

 ふと学内を歩いていると

「この大学って、自分で勉強しなくては大変なことになるって知ってる??」ということを頻繁に耳にするようになった。


授業予定が書いてある掲示板には「休講、自習」が結構あることにも疑問を感じていたので不安になった。


詳しく聞いてまわると、怖いことがわかってきた。

この大学では

①頼る人がいないから孤立しがち
②見知らぬ土地で、都会へのアクセスが悪い
③就職活動のサポートが皆無なこと


つまり、孤島のような厳しい環境下での生活を強いられることになることが判明したのである。

これらは噂に過ぎなかったのだが、決定的な転機を迎える。

研究室巡り

入学して半年以上経過し、秋を迎え、毎年恒例の研究室巡りが始まった。1日中、色々な研究室にお邪魔してもよい日である。研究室にいた先輩に色々話が聞けた。

結構、きちんとやっているように見えた。(とりあえず、ゴミ拾いをしないところにしようと思っていた。)

研究室巡りが終わり、翌日、研究室を訪ねた。
昨日いた学生がほぼいない。ドクターの人だけが1人いたので、質問したところ、「そういうもんだ」と言っていた。

数日後、ある噂を聞き、怖くなった。

「就職できずに、留年する人が大量にいる」

そして、これは事実だった。

そう。教授含め、全体がやる気がなかった。そもそも教授自体、本当かどうか知らないが、出張や研究で不在が多かった。授業も自習が多い上に、勉強になるだの言いくるめて大学院生に授業をやらせたりしていた。

現在、その学科は消滅し、存在しない。

自分を送り出してくれた親に申し訳が立たないので、この事実は決して口にしないようにしている。

秋頃から必死に勉強をし、苦難だらけの就職活動を乗り越え、某一流企業に入社を果たすことができて本当によかったと思っている。


当時大学生の自分は、将来、電気主任技術者試験の攻略方法を整理するような仕事に就けるなど微塵も思っていなかった。

「努力の積み重ね」はいつかどこかで自分の役に立つということを実感することができた。

まとめ

以上、自己紹介として、自分の経緯を説明させてもらいました。

就職してからも、大学差別があって半年間はツラい思いもしましたが、それからは楽しい日々を過ごすことができました。


今、一番幸せな時期だと自分は感じています。勉強を教えることができている上に、出版社からの仕事をもらうことができたからです。しかも年間契約です。


人それぞれつらい目に遭うこともあるかもしれません。自分は駅で泣きながら立ち尽くしたことが二度あります。


乗り越え方は色々あると思いますが「耐える」「逃げる」といった行動も選択肢に入れて突き進むのが良いと思います。何かの参考になれば嬉しいです。


今後、電験を学習していく方とは長い付き合いになるかと思います。共に切磋琢磨していければと考えていますので、何卒宜しくお願いいたします。

 

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