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「フラッシオーバ」と「逆フラッシオーバ」 間違いやすい知識を整理する

二つの知識を整理する

送電関係の知識の中で、トップクラスに混乱する用語だと思う。

電験でこれらが出題される年は点が楽に取れるのでラッキーなのだが、覚えていなかった場合、冷や汗が背を伝うだろう。

確実に覚えておこう。

「フラッシオーバ」

雷が送電線路に直撃した場合の事象のことである。

送電線路に高電圧が生じ、がいし等で絶縁破壊が起こり、鉄塔に電流が流れる放電現象のことを示す 。

「逆フラッシオーバ」

雷が鉄塔に直撃した場合の事象のことである。

鉄塔から地面に電流が流れるのだが、塔脚接地抵抗が高いと、その分だけ架空地線や鉄塔電位が上昇する。(電圧降下の基本的な考え方)

電位が上昇するということは、それだけエネルギーを持つことになり、架空地線、鉄塔腕金から送電線に電流が流れてしまうのだ。その現象のこと。

 

 

これらの言葉の違いは

「どこに雷が当たるか」

によって、生まれていることに注意しよう。

 

補足情報

参考だが、下記のストーリーが自分としては覚えやすかったので紹介する。


送電線に雷が落ち、碍子が破損し、送電線から鉄塔へと地絡電流が流れるといった一線地絡事象が起こった。フラッシオーバー事象だ。

そこで、送電線に落雷が怒らないように架空地線を設けることにした。

架空地線が雷を拾い鉄塔から雷の電流を逃がしてくれることで、送電線が地絡することを防止できる。

技術者として自然現象を相手に苦戦しながらも編み出した技術だ。しかし、相当長い距離の架空地線をひくので費用は膨大。致し方ない代償だ。


だが、予期せぬ事態が起こった。
架空地線からの電流により鉄塔の電位が上がったことで、鉄塔から送電線に電流を流れてしまったのである。

フラッシオーバーを防止するつもりが、防止策にならなかった。フラッシオーバーとは電流の流れが逆であることから

「逆フラッシオーバ事象」と名付けられた。

 

フラッシオーバーのまとめ

試験本番で混在することがないようにここで共に覚えておこう。高頻度で出題されるだけあって、少し怖いといつも感じている。

ここで数点落とすことは何があっても避けよう。

 

 

最後に、間違いやすい知識の覚え方を書き留めておく。なかなか覚えられないなぁと思う方は一読頂ければと思う。

間違えやすい知識の覚え方

「送電線関係の知識」は自分にとって、実務で使うことが少ないので忘れやすい知識である。定期的に学習したりして、記憶に定着させるといった工夫をしている。


人それぞれ得意分野、不得意分野があるのは仕方がないことだと自分は思う。


自分はある心がけをするようになってから記憶から抜け落ちることが減った。


どんな心がけをしているかというと


「ただ覚えることをやめる」というものだ。

 

 

 

 

「ただ覚えることをやめる」とは

「知識はただ覚えるだけだろう??」と思う方もいるだろう。

著名人の中には

「現代はインプットが大切」
「情報が一番重要」

といったことを発言する方が本当に多くなった。


実際、情報は大切だとは思うが、そのあおりを受けた会社側の人間も兎にも角にも「情報インプット」を強いるようになった。


もう1年以上情報収集をしてきたが、自分のまわりも含めて上手くいっている人はいない。

新聞の切り抜きをノートに貼っている方もいるが、数ヶ月後には失くしてしまったりしていた。


脳科学上、かなり記憶に定着しにくいことがわかっている。



そこで、有効な手段として知られているのが

「比較」

「関連付け」



この2つだ。

実際、色々な知識を覚える際に活用しているが、かなり効果的なので試してみるといい。


また基本中の基本で「当たり前だろ!」とツッコミを受けることかもしれないが


「必ず概念を理解した上で覚える」ことも心掛けること。意外と抜け落ちるものだ。


 


最後に電験の話をしておくが

電験では用語の定義を間違うと致命傷になりかねない。試験本番で曖昧な部分があると、自己採点時に天に祈るかの如く「合っててくれ」と願うことになってしまう。


そうならないためにも、知識インプットは正確に着実に行っていこう。

 

 

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