いよいよ来週から電験の申込が開始するということもあり、質問が殺到している。
自分の経験を活かして、回答していく。
参考になればと思う。
今回は
「1日何時間勉強すればいいですか??」
この質問に答えていく。
あなた自身の勉強スタイルを決める上で、参考になればと思う。
1日の勉強時間を算出する
以前の記事で、総勉強時間を算出した。
本当の素人だったら、何時間かかるかという条件で勉強時間を求めた。
結論、700時間は必要という結果だった。
では、この「700時間という膨大な時間にどう立ち向かっていくか」を考えていこう。
電験の試験本番まで大体100日ある。
・・・1日7時間・だと ?!
となり、単純計算だったら、まず間に合わない。
1日7時間の勉強などできる訳がない。
勉強方法を工夫すること
電験申込から勉強を開始すると、まず間に合わない。
だからこそ、科目合格からの挑戦者も含めて、合格率が10%を切るのである。
ここでいくつか「工夫」を紹介する。
※あくまで自分が電験1種の一次試験を申込から勉強開始して、一発合格した時の工夫であり、非常に苦しかったのでアレンジすること
①細切れの2~5分で、電験情報をリロードする
具体的に細切れの時間は、下記から捻出する。
「通勤」「食事中」「寝る前」「寝起き」「始業前」「仕事中」「休憩時間」「入浴中」「トイレ中」「家族と出かけている最中」
スマートフォンを持っている方が多いと思うので、勉強しやすいサイトをお気に入りにでも入れておき、サッと見れるようにしておこう。
リロードを繰り返すことはものすごい勉強効果をもたらす。
言わずとも知れた忘却曲線。これを完全に利用しよう。
1日の終わりにのみ勉強する方と比較すると、同じ1日でも全く違った成果が出るのは言うまでもない。
下記のサイトでは、法規を勉強しやすいよう、過去問をベースに数分で覚えられるような工夫してある。
(体裁が少し悪いが、解説を付けており、適宜まとめをしていて、インプットに特化してある。)
②公式をまとめ上げる
電験は公式が重要。
もう既に、公式の覚え方は紹介させて頂いているので割愛する。
5月中に公式をまとめ上げることができれば、かなり時間削減になるだろう。
過去問等を解く都度に、公式を確認する時間の削減ができる。
コピーでもとって、細かく切っておき、持ち運びメモにしておこう。
ポケットにでも入れておくことで、いつでも確認ができる。必要に応じて、隙間時間の学習に加えてしまおう。
仕事中の無駄時間を有効な時間に変えることができる。
③過去問をコピーして、持ち運ぶ
過去問を解いたら、これをする癖をつけて欲しい。
一日1枚、いや7~10枚。
問題数で言えば、3~4問を持ち歩く。
暗記科目ばかり隙間時間で勉強していると、気分が乗らない日も出てくる。
そう感じたら、即計算問題に切り替える。
計算問題を見るだけでは解けるようにはならないが、工夫を加えることで実は可能になる。
ここで詳細は記載しないが、解くフローを頭に思い浮かべるのだ。
これをやると、伸びる。
自分で問題を解く際に役に立つ。
何となく、どう計算すればいいのか思い浮かぶようになるのだ。
「あ、この問題、過去問に似てるな。あの解法でいこう」といった具合である。
まとめ
これらの工夫をすることで、学んだことが忘れにくくなる上に、勉強がスムーズに進むようになる。
結果として、総勉強時間を大幅に削ることができる。
結論として
「1日2時間」の勉強をしよう。
朝1時間、夜1時間だ。そこに隙間時間学習を加え、学習を加速させる。隙間時間学習はできる範囲でいい。楽しめる範囲でやろう。
最後に一言添えておくと
「あなたは凄いことに挑戦している」ことを認識して欲しい。
普通じゃ諦めてしまうような試験に挑戦しているのだ。
社会や会社からは尊敬される。
(こういったことを考えると、誇りじゃないですけど、頑張れるかと思います。自分はそうやって自分を鼓舞してきましたので、参考までに)