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【電験体験談】電験の計算問題が難しいと感じる方に伝えたいこと

電験の計算問題は難しいのか?

今回の記事は、このテーマに答えていきます。

自分の経験談をお伝えしつつ、どうしたら計算問題が解けるようになるかといったことを記事にしました。

勉強のコツも紹介していきますので、参考にして頂ければと思います。

「オンラインで一緒に問題を解く」といった取り組みも始めました。決められた時間に配信した問題を解くという強制的に勉強する仕組みは、「塾」に似ていて、かなり有効だと感じています。

 

はじめに

インターネットで検索をすると、「電験の計算問題は簡単だ」といった記事を見かけることがある。


「果たして、本当だろうか!?」



結論から言うと、自分は相当難しいと思う。

正確な実証試験をしたことはないので不明瞭ではあるが、恐らく「簡単といった記事を出している方はその場で問題を解けない人が多い」


実際に、簡単だと発言した方がtwitterで問題を出されてしまい「準備が必要です」と答えて、炎上していたこともあった。



実際に試験問題を見て欲しい。

 


電験過去問はこちら

試験の問題と解答 | ECEE 一般財団法人電気技術者試験センター

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・・・・確かに解ける問題はあるかもしれない。

しかし、試験に合格するためには6割正解する必要がある。内訳を見積もりしていくとかなり難易度が高い。


広告サイトなんかだと
「積み重ねていけば、合格できる」といった記載が下の方にシレっと書いてある。

 


そんなことは当たり前である。



今日伝えたかったのは
安易な情報には流されずに1問でも多く解いて欲しいということだ。

 

どうやって勉強して合格するか

①「過去問を解く」

合格に繋がる道の中で、一番の近道だ。

もう少し正確な表現にすると

「少し考えたが解けないので、解説を読んで勉強していく」


この勉強方法が王道だろう。

 

ただこの方法で上手くいく人もいれば、上手くいかない人もいる。むしろ、上手くいかない人の方が多い。

それは合格率が証明している。


では、上手くいかない人は次にどのような方法で勉強していくかというと



②「簡単な参考書で解く」

問題が解けない状態で勉強し続けるのは正直きつい。そのため、この方法を取る方が多い。(自分は高校時代に授業で使っていたノートを使って、簡単な問題から解いていった。)

今、参考書の中で、人気があるのはこのシリーズだろう。

みんなが欲しかった! 電験三種 理論の教科書&問題集 (みんなが欲しかった! シリーズ)


実際に読んでみたが、簡単にまとめられているので勉強の導入にはいい。



ただ注意点を伝えておく。

「この問題集だけでは合格できない可能性がある」ということだ。


要するに、参考書が簡単で分かりやすいのはいいが、過去問が解けなければ合格できないことだ。

かなり厳しいことを書いたが、ここに気付くのに自分は時間がかかったし、試験直前に泣いたこともあった。


結局、乗り越えなくてはいけないハードルの高さが変わらないことは覚えておいて欲しい。

 

試験を迎えるにあたり「過去問を解けるようになる」ことが要求事項である。

 

 

電験の過去問を解くことに挑戦し続ける

「電験の問題を定期配信して勉強していく」
「勉強になる問題を中心にピックアップ」

リクエストがあれば、その問題の解説も配信したりもして、楽しみながら電験の計算を解いていきます。(開始当初は配信しすぎて地獄でしたね・・)

配信を受けて勉強する側もめちゃ大変だと思いますが、一緒に頑張っています。分からないところはtwitterからメッセージもらったり、ブログにコメントもらったりして対応しています。

7月終わりまでには、電験3種計算問題の主要部分をマスターしてしまいましょう。

 

もし、自分の問題集を解く中で「上手くいかない」「行き詰まり」のようなものを感じている場合、一度立ち止まって「目的」を再確認するといい。ズレを修正するいいきっかけになる。下記の記事に、問題集や参考書の選び方の本質を記載したので参考にしてもらえればと思う。

電験問題集&参考書の選び方の教科書【結論:選定基準が大事】 - 電験合格からやりたい仕事に就く