電験合格からやりたい仕事に就く

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電験合格後の仕事転職の話をしよう。勉強のやる気が5倍は高まる話

電験合格後の話をします

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電験の勉強も中盤戦。

しかし、連日の暑さで疲労は溜まる。試験3週間前はモチベーションが下がる時期だ。


ここでモチベーションを上がる話をしようと思う。


どんな内容の話かというと


「電験取得後の話」だ。

 

 

自分にとって、今もモチベーション上がると感じるのは「電気関係の仕事がこれからも必要とされる」という話だ。


特に現場技術を持っている人が重宝される時代に突入する。資格を取ってメンテナンスの業務に携わり、実績を作ることさえできれば雇用関係のニュースに一喜一憂する必要がほぼなくなる。


国内だけでなく、国外にもたくさんの需要があるからだ。


面白い最新ツールも紹介するので、やる気の回復をして欲しい。

本記事の目次

①電験合格後に過ごす世界

②電気技術を持ち味にする

③自分を理想の職場に移そう

④気になる会社を覗いてみる

 

電験合格後に過ごす世界

電験に合格すると、どうなるだろうか?


以前配信した記事【転職を考えている方へ】終身雇用が崩壊するからこそ「電験」に合格しておく。電験の待遇の良さは異常。|maco|note で少し社会情勢の話をした。


本記事は反響があった。ニュース自体が日本を揺るがすほどの反響だった。他国でも「日本経済崩壊」などと報道されていたほどだ。



要約すると、トヨタ社長の発言で経団連をはじめとする日本全国の企業が揺らいだ事件である。

もう忘れられてしまったのかもしれないが「大事件」だった。


「20歳から30歳の方は怒ってもおかしくない事態」だと思う。企業トップの発言としては「裏切り」とも捉えられてもおかしくない。


「年金は出ませんが国のルールなので払い続けて下さい。低給で雇用し続けますが、どこかで雇用形態を変更せざるを得ない」ということだからだ。


「仕方がない」で済ますのではなく、残る世代みんなで協力して外貨を取り入むようにしなくてはいけない。

 

一方で、個人がいきなり「iphone」「電気自動車」といった技術革命を起こすことは難しい。

 

現段階で間違いなく言えること

「各人が得意な仕事を持つ」といったことがこれまで以上に要求されるということ。


経済新聞を読むと世の中の変化に気が付くはずだ。工業関係を中心に大量に業務改善が行われている。

これまでのように不要な仕事をこなして暮らすことは許容されない世の中に移行しているのだ。

10年もすれば、世の中はがらりと変わる。

 

電気技術を強みになる

今後、技術もないサラリーマンはどんどん淘汰されていく。

不安に駆られるようなニュースが多いが


安心するための答えは決まっている。

「社会に提供できる価値を持つこと」である。



AIが入り込めない、AIを使いこなすような

「市場価値」を持つのだ。


当然、サラリーマンとしての管理業務しかできないという状態は非常にマズイ。経団連のトップが発言している以上、誰がどう考えても何か持ってないとマズイ。


「経営が崩れなさそうな大企業の管理職を目指す」という手段はあるだろう。(これでも大変な目に遭いそうだが、食うには困らないだろう)


しかし、会社に任せておくには不確定要素が多すぎる。よくわからない新規プロジェクトでわけのわからない環境に置かれる可能性だってある。


現にそうなっている方を知っている。いきなり「東京に行ってくれ、合同会社を作るから」という命令は流行とも言えるぐらい今は多い。



電気業界にいて、業種を変えるつもりがないのであれば

「電気の仕事ができる」ようになっておこう。


現在、昭和時代に設置した電気設備の抜本的なリプレースが行われている。メンテナンスフリーの設備も増えるが、電気技師が不要になることは100%ないと断言できる。


抜本的なリプレースをやるのは「電気技師」だからだ。しかも、世の中の電気設備はコンセントを繋いで終わり・・といった設備ばかりではない上に数量が膨大。


これらの理由から「電気関係の技術」には価値がある。
 

 

※稀に資格を取る必要がない!と豪語する方がいるが、車を運転するには運転免許証がいる。電気分野は無資格でいい分野ではないことを理解した方がいい。「できるという自負」ではダメなのだ。

規則云々を抜きに、安全な電気工事を遂行するためには「知識」と「技能」を一定以上持つ必要がある。命に関わるからだ。未知のトラブルに遭遇したときのために、考えぬく知識と力量を身に付けておく必要があるのだ。

人の資質を評価するのが「資格制度」なのだ。海外でも同様だ。むしろ、日本より厳しい国もある。

 

自分を理想の職場に移そう

入社し数年が経過すると、会社がわかってくる。

「この会社に骨を埋める」という決心がつくような会社であれば最高である。


でも、なかなかそうはいかないものだ。

・利益が出ずにサービス残業を強いる会社
・お盆も出勤を要求する会社
・オートマティック化が進み、雑務中心の会社

 

さきほどのトヨタ社長のニュースを転機に仕事を変える人は多い。優秀な人材、やり直しをする人の流動が起こっている。



知人から転職の相談を受ける機会がコンスタントにある。主に電気関係の仕事をしている方だ。


自分は採用の人事権のある方と仕事をすることが多くて、また自分自身が企業の行う採用活動自体に単純に興味があって色々知っているので相談を受ける。

エントリーシートや面接練習をしてあげた。ちなみに相談者の転職先を掲載しておくと

・京セラ株式会社

・東京地下鉄株式会社(東京メトロ)

といったいずれも大企業で超優良企業だ。

仕事のやり甲斐が高く、サービス残業も少なく社員を使い捨てにしない。仕事のやり方も大変勉強になる企業だと思う。

 

特に京セラ株式会社は「稲盛和夫」氏が代表を務める。多くの企業の再建を担った人物で組織の仕事のやり方を抜本的に変えることができる方である。

しかも、従業員ともよく交流し、話を聞く機会があるそうだ。こういった方の下で働くことができるのは大きい。本では習得できない技能を磨くことができる企業だ。



一方で、悪い体質の残る企業もある。

名指しするのは控えるが、変える気がないので驚く。しかもそういった企業に限って一等地に本社を構えたりしている。

・社長クラスはエレベータが違っていて壇上でしか見たことがない

・社長クラスだけ送迎付き

・現場は現場まかせ


当然、経営は悪化していて優秀な人材はどんどん流出している。

 

 

 

 

 

ここまで読んで頂けたならば

「自分が何を伝えたいか」を理解して頂けたかと思う。


自分が好きな仕事

自分の技能の磨ける仕事


こういった仕事を狙っていこう!!ただの消費される駒になってはいけない!!ということだ。

「今後生きていくための技能を習得できる環境」は沢山あるということを伝えたかった。


嫌々仕事をする方に伝えたかったのだ。



現時点で「電験」には環境を変える力がある。

 



こういった事実に触れると
勉強を頑張るモチベーションというものは向上するはずだ。

大変だけど、積み重ねていこう。


自分は将来(定年退職後)、ビルメンテナンスの仕事に就こうと考えている。

 

 

まとめ

以上「電験合格後の話をしよう。勉強のモチベーションを高める話」の記事となります。

 

勉強時間も増え、疲労も溜まってくる頃ですのでモチベーションの上がる記事を配信しました。

資格勉強の一番の敵は「怠惰」「欲望」だと思っています。人間はどうしても、楽しい方に流れてしまう生き物です。頑張るためには「目標」が必要な生き物。


勉強が進まない・・という時は「電験を取ったあとの将来を脳内に描く」と自分のやる気も満ちると思います。暑い昼間には昼寝をして頑張るときには頑張るといった切替もしながら乗り切りましょうね。


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