お疲れ様です。
試験まであと約1週間。ここまで来ると、コンディション調整をしつつ最後の追い上げをする時期になってきます。
以前の記事(【電験試験直前】復習が大事!?新知識の取り入れが大事!? - 電験合格からやりたい仕事に就く)でもお伝えしましたが
この時期は「復習」と「新知識の取り入れ」のバランスが重要になってきます。
「復習」×「新知識取り入れ」×「勉強時間」
いきついた結論がここでした。
先日、本ブログの読者の中には
「勉強モードに入るためにブログ読んでます」といった方がいることを知りました。やる気を出すきっかけになることを実感し、非常に嬉しく思います。
勉強のきっかけさえできれば、勉強時間は確実に増えます。勉強時間が増えれば、復習や新知識の取り入れを行う時間は勝手に増えていきますので、どんどん合格に近づいていきます。
自分はここに貢献したいとずっと考えてきました。
これからは「これまでに自分が役に立った」という情報も入れ込みつつ配信しますので「勉強のきっかけ」にしてもらえればと思います。
それでは、答えていきます。
今日の悩みは「勉強時間がない」「どうしたらいい」といったものです。
仕事を勉強時間にしてしまう
「仕事がつらい」
「勤務時間が長すぎて勉強できない」
こういった悩みを抱える人はかなり多いでしょう。自分も極限まで精神や肉体を酷使しながら、仕事完了を要求されることがあります。
昼休みを半分くらいに削られるのが一番キツイ。単純に時間がなくなるのは効率も下がりますし、疲労も溜まります。
この環境は経験上、間違いなく、変えた方がいいです。
環境を変える「行動」を取ろう
選択肢は大きく分けて2つあります。
①仕事自体を減らす工夫をするか
②仕事の中で勉強するか
自分は実際に両方を実践したことがあります。やっぱり電験に合格するためにはこのぐらいしないと、厳しいです。
具体的にどう改善していったか経験を踏まえて、深堀していきます。
①仕事自体を減らす工夫はどうやってやる??
「休暇を取る」
「残業をしないという方向で上司に話をする」
選択肢としてはこの2つでしょう。
「いやいや・・・言っても変えらないですよ。代わりにできる人がいない」と仰る方はいます。(実際、自分もそうでした。気まずくて言えなかったタイプ)
しかし、よく考えてみて下さい。
貴方が行っている仕事、他の人でも99%できます。
自分じゃないと出来ない仕事って、思っている以上に少ないです。
「高度の技術が要求される仕事」以外、担当者変更が基本的にできます。
最悪「人がいなかったら、上司が代わりにやる」という選択もある
実のところ、上司は部下の仕事をできます。
敢えて、やっていないだけということを認識しておくと良いでしょう。
会社の組織は役職が上がるほど、雑用が減る仕組みになっています。会議や管理をする仕事が中心になるので、実労働は減るようにできています。
何かあった際には、担当の仕事に対応できるように「余裕」が設計されているのです。
「プレイイングマネージャー」の言葉自体はご存じでしょうか。
部下の管理もしながら、担当が行う仕事も持つといった働き方です。働き方改革の一つでもあります。
今後、こういった流れは加速していきますから、無駄に気を遣いすぎる必要はないのです。
資格取得は上司にもメリットがある
資格取得は、現代の会社においてかなり優遇されます。
会社にとって「資格持ちの従業員がいること」はステータスになるからです。
そのため、会社は社員の資格取得を推奨されているのです。
資格取得のために「仕事を一時的に減らしたい」という相談をしてみると、大抵の会社は対応してくれると思います。
いきなり話を持っていくのではなく、立ち話や喫煙等の休憩時間に話をスッと出すのがコツでしょう。
「こいつを応援してやるか」と思ってもらえるといい流れができるでしょう。※
※部下の資格取得は上司の評価アップに繋がります。
②仕事の中で勉強する
仕事の中で「勉強時間を作り出す工夫」をしたことがありますか??
以前、自分は待ち時間の多い仕事だったのでノートをコピーし、公式やポイントを学んだりしていました。
最終的にはレベルがあがり「問題だけを見て頭の中で解く⇒解答チェック」といったこともしていました。
仕事はフルで行うことは義務付けられていません。必ず休憩時間が労働基準上、確保されています。
仕事場の環境によるのですが、PCがあれば、PCで勉強しましょう。
もし、PCがなければ休憩の素振りを見せつつ、手帳等に書いた電験の知識を復習すると良いでしょう。
「1時間おきに復習する」をルール化するのがオススメ
試験直前であれば、特に集中力があるので、ものすごい勉強効果が期待できます。
1時間おきに10分復習したとして、19時に帰宅する日を考えてみると
「10分×7回=70分」
電力科目や法規科目なら、かなりの知識を暗記できます。
機械科目なら誘導機や同期機の計算をマスターできそうです。(完全に個人的なアドバイスになるのですが、同期機なら比例推移の勉強がおすすめ。高確率で出題されるからです。点も取りやすいから。)
「仕事内容=試験範囲」ということは多々ある
ここまで「仕事の中に電験の時間を作り出す話」をしました。
盲点になりがちなのですが、実は「仕事内容=電験の試験範囲」という場合が結構あります。
これは絶対に活用した方がいいです。
ルーティンワークは先送りできるものはしてしまい、自業務について深い勉強をしましょう。
仕事の理解度を高めることができる上に、電験の勉強もできる。一石二鳥。
やっていない方は勿体ないです。電験と仕事を完全に切り分けるのではなく、共に成長させるような環境を自分で作ってみるといいでしょう。
仕事環境を利用して電験1種一次試験を2ヶ月で突破
仕事環境を利用し、電験1種の一次試験を2ヶ月で突破しました。
これは「偉業」だと思います。
上司が仕事を教えてくれる方でしたので仕事でも成長しましたし、電験の知識にもなりました。
「上司は自分を活用するので、自分も上司を活用する」といった考え方を持って、よく質問をして勉強を進めることができました。
今日紹介した内容を駆使して勉強しやすい環境を作れたことが成功の要因だったと思います。
実際1種一次試験を強引に突破したときのスケジュールはこちらの記事にまとめています⇒【電験体験記】申込日から勉強開始して4科目合格した話 - 電験合格からやりたい仕事に就く
まとめ
以上「仕事は勉強する時間。電験を生活の中心に置くと合格確率は上がる話」の記事になります。
試験までの1週間はできる限り、時間を作り出しましょう。
疲労が蓄積してくると、知識の吸収もしづらくなりますので、適宜休憩を取っていくことも忘れずに。
この記事を見て、時間の作り出すきっかけになってくれればと思います。
参考情報
以前、自分は本当に「社畜」でした。
言われた仕事は全て受け、とにかく残業していました。資格試験の取得など考えられるような状況ではありませんでした。
しかし、今は社会が違います。
会社が「資格取得」を推奨しているのです。
社内の勉強会が盛んに行われている会社も多くなったと感じます。こういった流れには乗るようにして、上手く時間を作り出しましょうね。
自分のような犠牲者を減らしたいと思って記事を書きました。
雑務のような仕事はあっという間に社内ですら価値を失うので、かける時間を減らした方がいいですし、そもそも1人で抱えることはやめた方がいいです。
❏こんな職場は避けた方がいい❏
【ブラック企業対策】「朝7時に会社に来い」という話|業務だろ!と突っ込みたくなる|【ブラック組織での実話⑤】
❏電験を取りたい方の作戦会議の場所❏
電験合格からやりたい仕事に就く「運営理念・ビジョン・バリュー」 - 電験合格からやりたい仕事に就く
❏問題集&参考書を厳選した結果❏