電験3種を2日前から勉強する
今日もお疲れ様です。
macoです。
今日は無謀とも言える質問に答えていきます。
「試験勉強全くやっていません」
「試験に行くか悩んでいます」
「試験費用は返ってきますか?」
「どうすればいいですか??」
気持ちはめっちゃわかる!!
誰もが適当に生きているわけではないし、仕事や家事、子育てと必死に生活をしていることは自分もよくわかっています。
1日10時間くらい自由な時間があったら、勉強すると思います。
電験の時期に限って、仕事が忙しくなったり、誰かがトラブルを起こしたりします。
電験の為に明日、明後日と休みを取る人も多いですが、休みを取れない方もいるでしょう。
明日明後日が仕事の場合
残されている時間はかなり限られています。
木曜:朝2時間、仕事中2時間、夜3時間
金曜:朝2時間、仕事中2時間、夜3時間
土曜:10時間
せめて金曜は「定時に帰宅」もしくは「半休」を取りたいところです。
この計算でも24時間しか残されていないことがわかります。
全く勉強していない場合
頭が良い方以外は4科目合格は不可能です。
このケースに陥っている場合、残された手段は一つ。
科目合格制度の活用
今年、1科目でも合格すれば来年再来年まで「合格した状態をキープできます」
ただ残された時間は「24時間」
こちらの記事(電験法規を試験3日前勉強で合格できるか否か【結論:合格できます】 - 電験法規完全攻略)でもお伝えしたのですが
電験合格に必要な時間はざっくりと算出することができます。覚える量の多さ、計算の比率の多さで予測できます。
やはり、計算はハードルが高いです。
もし、全くの素人でしたら「理論科目」はやめた方がいいと思います。(ただ電気計算が好きな方もいるので、くれぐれも自分の好きな科目を勉強して下さいね。好きなことを勉強するときの効率は最高値だと自分は思っているので)
オームの法則から始まり、合成抵抗の公式、分圧・分流の式、キルヒホッフの法則、テブナンの定理、重ねの定理、ブリッジ回路・・・。
さらに、電磁気分野に計測関係と。
思っている以上に覚えることは山盛りです。
電気の高校生が年間を通して学習するぐらいの知識量と言えば分かりやすいですね。
機械科目はどうか
【電験完全攻略】「機械科目が電験合格の鍵」となる理由を知る - 電験合格からやりたい仕事に就く
この記事でもお伝えしたのですが
「一番合格率が低い」です。
計算方法は定型があって簡単なのですが、やっぱり、問題文を正確理解できるようになるには時間は必要だと思います。
専門的な記載が多いので、公式に当てはめるのが難しいのです。
よほど機械に愛着がある人以外は「電力科目」を目指すのが得策でしょう。
電力科目に照準を合わせる
「電力科目」は理論科目や機械科目に比べると、まだ取り組みやすく、点が取りやすいのは事実です。
暗記科目の部分は参考書や過去問の解説を暗記するだけなので、勉強の負担も少なくて済むのが特徴です。
よく出題される分野の計算問題も必ず解くようにしておけば、電力科目の合格が見えてきます。
まとめ
以上、「電験3種を試験2日前から勉強して合格できるか【科目を絞ると可能】」の記事となります。
結論として
「1科目に絞るのが得策」という回答になります。
ここまで記事を読んできて
「あの科目は合格できるかもしれない。電力科目に加えて挑戦したい!」と思いましたら、必ず挑戦してもいい根拠を考えるようにするといいですよ。
「この分野とあの分野の勉強ができていない」といった情報はピックアップして、マスターまでには何時間かかるか
こういった予測計算をしてから、2科目目を選ぶようにしましょう。
電験において「二兎追う者一兎も得られず」という言葉はよく聞くものでもあるので、注意をしておくことにこしたことがないです。