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【御礼記事】電験2種・3種を終えたあとに読んで欲しい記事|大きな一歩を踏み出した事実

電験2種の試験お疲れさまでした。


非常に長い闘いだったかと思います。
今日、明日はゆっくり休んでください。


また電験3種を受験される方は今日一日、頑張って下さい。終われば、天国ですので、「脳内の整理」を中心に行っていけば合格が見えてくるでしょう。


本記事では、試験を終えたあとに「やっておくといいこと」をお伝えします。


やっておくと、今後、あなた自身が楽できると思います。

大きな一歩を踏み出した事実

「試験の結果が良くなかった・・・」

「忘れてしまって解けなかった・・」


試験を受験すると、どうしてもこればかりは仕方がありません。(デキる方はないのかもしれませんが・・)



落ち込む方もいるのですが、全然落ち込む必要なんてないです。


その理由は

「試験を受けただけでも大きな一歩だったから」


ここを詳しく説明していきます。

 

試験会場に来なかった人は損をしています

試験すら受けなかった人はかなりいます。

試験会場でも空席がかなりあったことに気が付いたでしょうか。


「勉強不足だから試験を受けない、無駄だから」という選択は、一見賢いようにも思えますが確実に合格から遠ざかっています。

 

試験会場で得る経験値というのは想像以上に大きいです。


試験本番に解けなかった問題は強く印象に残ります。


つまり、3年も4年も受験し続けたら、間違いなく電験3種であれば合格できるレベルに到達します。(もちろん反省と復習をした人ですが)

 

なぜなら、電験3種や2種の一次試験はだいたい試験内容が同じだからです。


もし、電験が他の資格(危険物やTOEIC)といったもののように数か月に1回行われる試験だったら、難易度はガクッと落ちます。


例え、勉強不足でも

「ここまでは限界まで勉強して挑む」

というのを繰り返せば、確実にあなた自身のレベルは上がります。

 

大きな一歩を大切にする

試験が終わった!!


さぁて、遊びに行くぞ!!

まずはゲームだな!!

いや、映画を見るか!!!!

 

おそらくこれ以上のハイテンションになることでしょう。



・・・ちょっと待ってください。


ここで遊びに行く前に、やっておいて欲しいことがあります。

 

今回の戦いの状況を手帳にメモする

電験3種だけでいいと考える方にとっては、今回合格できれば振り返る価値が低いと思うかもしれません。


しかし、これから皆さんはいろいろな資格や社内試験を受けることになります。


会社に属す以上、これは避けられません。



その際に今回の「勉強状況の情報」は役に立ちます。


今回挑んだ資格試験。

長丁場の試験であったため「自分自身の特徴」がはっきりと出ています。

 

自分ですと

「直前にならないとエンジンがかからない」


「優先度の低いことに目がいってしまう」


「点を取りにいく意識が低い(目的意識が低い)」


「ノートに綺麗にまとめたがる」


「復習が苦手」


「試験2日前に風呂敷を広げすぎる」



・・・意識して取り組まないと、挙げるときりがないほどの課題が抽出されます。

 

これらは「人間の癖」

この癖は20歳を過ぎ、30歳35歳となると、もう治りません。

 

基本的に自然に任せると、こういった癖が表れてしまい、失敗を繰り返すことになります。


若いときは体力があったので、2時間睡眠等でクリアできたのですが、今はそういう無理をすると体調を崩してしまします。


仕事でプロジェクトを進める際

他の資格試験に挑む際

社内試験の準備をする際


こういったときに自分の癖を把握していないと、大変な苦労をします。そのため、癖をどう扱えば、致命傷にならないかな・・といった具合に考えると、自分にストレスをかけずに改善することができます。


来年も電験を受験することになりそうだな・・という方は勉強のやり方に加えて、内容についても具体的に振り返るようにしましょう。

 

電験の振り返り

「勉強のスタート」から「試験本番」までを振り返ってみましょう。

 

Q:試験申し込みからすぐに勉強は開始できたでしょうか??

 「まだいいや・・」という感覚があって、今回失敗したのであれば、計画が甘かったと言えます。

電験3種の4科目合格を狙おうとした場合、社会人だと3か月で足りないケースがほとんどです。


お盆の連休、連休後の仕事の忙しさは想定範囲内だったでしょうか?


お盆の連休前の仕事も忙しかったりしませんでしたか??

 

申込をした時点で、実質2か月ぐらいしか勉強できる日はないことを再認識しておくと来年に活きるでしょう。

 

※家庭がある方はもっと時間がないはずです。

 

Q:参考書は適切だったでしょうか??

試験を経験したことで、対応できた範囲と対応できなかった範囲を知ることができたと思います。

中には「参考書に書いていないところが出題された」ということもあるでしょう。


来年、そこだけではなく、水平展開して同じ失敗を繰り返さないように、他の参考書等で知識を補填してやる必要があります。

 

Q:なぜ、解けなかったのか?

勉強の計画、使う参考書について、振り返りました。


では「何故に解けなかったのか」を考えてみて欲しいです。


ここには数種類の要素があります。


①知識不足
②練習不足
③うっかりミス


③である場合、仕方がない部分もありますが、ミスに応じた再発防止策を考えましょう。


深刻なのは②です。

①は勉強時間を取って、今年の残り3か月使ってゆっくり楽しく勉強していけば確実に伸びますし、解消します。


ただし、②は意識しないと改善できないです。しかも、習得しにくいです。



おそらく「計算問題」だと思います。


現在、仕事の依頼を受けています。

この「練習不足をどうにか改善できないか」といったプロジェクトです。


個人指導なら、確実に解消できるのですが、対応できる数に限界があります。雑誌の記事で何とかならないかということで、動いています。

 

「ただ解き続ける」ではダメで

「試験本番で解けるレベルに到達した」という確認をしながら、問題を解くというのが行き着いた答えとなります。



出版社や先生方のように難しい言葉を並べましたが(自分は好きではありません)

まずは

・どの問題が解けなかったのか
・どうしたら、解けたのか


この二点を考えていけばいいと思います。

 

まとめ

以上「電験2種・3種を終えたあとに読んで欲しい記事|大きな一歩を踏み出せたという事実」となります。

 

本ブログを通して電験に挑戦し続けてきた方、本当にお疲れさまでした。


そして、皆さまには何よりも感謝しています。

 

「もっとわかりやすい内容で」


「昼休みに読めるぐらい気楽なものを」


「携帯で見やすくして」


「一次試験で出題される内容をサラッと手頃に知りたい」


「過去問分析してまとめて欲しい」


「法規の計算問題をステップアップ形式でまとめて」

 

半年前にはこんな質問や要望をくれた方がいました。お力添えできるように全力で駆け抜けてきた半年で、誤記やサーバートラブルもあり迷惑をかけたこともありました。


そんな中で
「この記事で勉強してるよ」
「ありがとうね」

といった声もかけて頂けたことが、非常に嬉しかったです。

皆さまの試験結果が良いことを願っています。お世話になった方、一人ひとりにご挨拶に伺いたいところではございますが、距離もあるため、記事でのお礼とさせて下さい。


本当にありがとうございました。

 

 

①より良い「電気技術者のサイト」を運営していくこと

②雑誌記事で役立つまとめを配信していくこと

 
自分はこの2点で皆さまに貢献して参りますので、今後ともよろしくお願い致します。

 

「電験合格からやりたい仕事に就く」
代表:桜庭裕介

 

追伸

電験3種に合格できそうな方、本当におめでとうございます。

晴れて「転職だ!!!」という方も多いのではないでしょうか??


「オススメの仕事は?」
「今後、安定して給与のもらえる仕事は?」


このあたりを知りたいという方は多いです。
ここの調査を行いました。

明日の夜には記事として配信できますので楽しみにしていてください。