電験合格からやりたい仕事に就く

「電験攻略資料」と「仕事の有益情報」を配信

【電験2種|1種】二次試験は一次試験と決定的に違う試験だという話

f:id:denken_1:20190911051729p:plain

「決定的な違いがある」という話

ここの認識はズレると、恐らくですが

「電験二次試験 不合格」となる可能性が高いです



多くの電験合格者・失敗者が発言していますが「電験の1次試験と2次試験は別物」です。

 

本記事では、このことを深堀して考えていきます。

 

一次試験で身に付けた実力で突破できるのでは?

「一次試験でがっつり勉強してきた。だから、二次試験も合格するだろう」


こういった思考に至っている方は多いです。


それはそうです。
0から勉強した方であれば、通算1000時間程度の時間を捧げているはず。この蓄積は間違いなく、自信になっているからです。

 

 

ですが・・・・

 

 

 

この思考は「間違い」「認識違い」です。

ここだけは絶対と言えます。

 


「本当か!?」と思ったら、過去問をチェックしてみて下さい。

 

 

・・・実は見るまでもありません。


そもそも合格確率からしておかしいからです。
難関の一次試験を合格した方がほぼ落ちるといった事象って

 

 

 一般常識じゃ考えられないです。

 

 

では、何故に1次試験を突破した猛者共が敗退するのでしょうか。


少し考えると、見えてきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二次試験は全く別の電験試験だから

これが「答え」です。
深く考えると、たぶん頭にくると思います。


「せっかく勉強した一次試験の知識だけでは合格基準どころか、4割程度の点数すら取れない」という試験は正直どうかなと自分は思います。

 

しかし、これはどうしようもない事実なので、一次試験と二次試験では「問われるポイント自体が異なる」と認識しておきましょう。

 


受験者は基本的に過去問と参考書を使って勉強をしますが、それ故に一次試験の最中はどうしても一次試験の勉強をします。

 

 

こういった背景もあって

「二次試験の答えを出すトレーニング」が圧倒的に足りない状態に陥りやすいのです。



ここが電験の二次試験を突破する鍵ともなります。

 

具体的にどう違うのか

ここまで読んだことで、決定的に「何かが違うのだな」と認識してもらえたと思います。

 

では、具体的にどう違うのか。

 

そこをまとめました。(この記事では2つ伝えます)

 

違い①
「計算問題を解く力が必要」

特に機械科目。難関中の難関です。

 

単純な比較はできませんが、国家資格の中でも、かなりの難易度だと思います。

 

電験2種から挑戦した方の中には「計算問題が苦手」という方がいます。その大半の方が、電験3種の計算問題が解けないです。

 

それでも一次試験は合格します。
不思議に思いますが、理由は単純です。


「一次試験と二次試験は違う試験」だから。

 

ある種、電験協会の収益体系とも言えるでしょう。一次試験と二次試験との間にギャップがあればあるほど、合格確率は確実に落ちます。

 

違い②
「文章での説明能力が必要」

試験を受けてみて、気が付くのですが

 

二次試験の回答用紙は大きいです。そんなに書けない・・となると思います。

 

一次試験は穴埋めをするだけで、点をもらうことができます。

 

しかし、二次試験は違います。

 

沢山書いて、点を取らないといけないのです。ポイントを1つ書いて満点が貰えるといった試験ではありません。

 

⇒どんどんキーワードを組み込まないと、点数が貰えない

 

 

過去に出題された問題を参考に説明します。

 

 

問題
「油入変圧器の絶縁診断に関する問題。絶縁油の劣化判定をする試験を1つ挙げ、原理を説明しなさい」

 

 

点が貰えない回答

「絶縁油耐圧試験」

変圧器に入っている油は劣化するので、電圧をかけて絶縁破壊する電圧を測定します。

 

 

点が貰える回答

「絶縁油耐圧試験」

 変圧器に入っている油は空気中の酸素により、酸化されることで抵抗率や耐圧が低下する。これらの度合を測定することにより、絶縁油の劣化を判定することができる。試験としては、電極容器に絶縁油を入れで印加電圧を段階的に上昇させるといった方法で行われ、絶縁破壊の生じる電圧を測定する試験。

 

点を取るキーワードが重要

論述問題では「キーワードが重要」である。

 

点が貰える回答を見て欲しい。

 

点が貰える回答

「絶縁油耐圧試験」

 変圧器に入っている油は空気中の酸素により、酸化されることで抵抗率耐圧が低下する。これらの度合を測定することにより、絶縁油の劣化を判定することができる。試験としては、電極容器に絶縁油を入れで印加電圧を段階的に上昇させるといった方法で行われ、絶縁破壊の生じる電圧を測定する試験。 

 

 

赤文字の部分が点が貰えるであろうキーワード。

質問が「試験の原理を答える」といった内容であるため、試験方法を答えても点は少ししかもらえない。恐らくだが、わずかの点はもらえるが、そこまで貰えないと思われる。

※試験の採点に不服を持ち、問い合わせをかなりしている方を知っているが、そういった人はこのような情報を持っている。また何度も試験を受けると、取れた点数もざっくりだが分かる。また、完璧だと思っても、なかなか満点はもらえないので注意

 

 

点が貰えない回答を見てみよう。

 

点が貰えない回答

「絶縁油耐圧試験」

変圧器に入っている油は劣化するので、電圧をかけて絶縁破壊する電圧を測定します。

 

これは、わりとありがちな回答で表面的な内容しか書いておらず、キーワードが足りないことがわかる。減点されることが目に見えています。

 

試験の方法について、少し触れているのでそれっぽくみえるが、原理の部分についてはキーワードがないのでほぼ触れられていないことに気が付く。

 

 

これでは点が貰えない。

 

 

一次試験では穴埋めさえすればよかった。
しかし、二次試験では「穴埋め部分を含む文章の固まり」を自分で考えて、書き表す必要があるのです。

 

まとめ

以上「【電験2種|1種】二次試験は一次試験と決定的に違う試験だという話」の記事となります。

 

この記事の内容は「電験二次試験の最重要ポイント」といっても過言ではありません。

 

自分も失敗しましたし、多くの方が失敗しているのを見てきました。

 

電験リセットタイマーは動作しているので、絶対に合格するぞ!という思いを持ちつつも、冷静になって、勉強を進めていってもらえればと思います。

 

今、人気の記事

【電験|令和元年】法規だけが不合格となってしまう理由とその対策 - 電験法規完全攻略

 

【転職希望者必見!】電気関係の転職で役立つ情報まとめ - 電験合格からやりたい仕事に就く