お疲れさまです。
桜庭裕介です。
先日、知人と雑談をする中である疑問を投げかけられました。
電験って「あと10点足りない」ことが多くないか??
たぶんこういった疑問を抱えている人は多いです。
実際に自分もこの経験があります。
得意科目以外の科目は、半端な勉強時間であれば大抵この「あと10点足りないゾーン」に入ります。
結論を言うと、これは偶然ではありません。
電験の謎「あと10点足りない」は必然だった
完全に計算された上で、問題作成は行われています。
以前の記事でもお伝えしましたが・・・
4科目の科目合格制度も含めて、電験の試験問題を作る組織の収益構造にも繋がってくる話です。
電験1種や2種だと少しずるいというか、悪質な仕組みだと感じる人も多いのではないでしょうか。
1年に一回という試験も厄介です。もし、TOEICや危険物取扱技術者の試験のように年に数回あったら、多くの方が電験の仕組みに気が付き、合格するでしょう。
過去問分析をよくすると、見えてくるものがあります。
自分は電験3種、2種、1種を合計すると50年以上はチェックしていますが
出題問題に「レイヤー(層)」が存在します。
出題問題には層がある!?
レイヤー(層)という考え方が一番分かりやすい表現なので、自分は使っています。
受験や資格の勉強業界ではこういった表現はよく使われています。
TOEICという資格試験の塾は最近増えましたが、同様の試験分析が行われています。
平均点、試験毎のレベル統一という規制がある以上、どの資格試験も仕組みを作らないと試験難易度にバラつきが発生してしまいます。
この調整を行うための工夫が「出題問題の層管理」とのこと。
現在、このあたりをまとめた電子書籍を執筆中です。いつも本ブログをご覧いただいている方に向けて、完全無料配信です。
今後の勉強計画に役立てて頂けると幸いです。
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