お疲れ様です。
電験を研究し続けている桜庭裕介です。
簡単な自己紹介をします。
【電験研究歴】
①電験1種20年分以上(昭和も入れたらもっと)
②電験2種20年分以上
③電験3種15年分以上
⇒雑誌連載を掴むことに成功
電験の研究がメインですが
電験の市場価値についても定期的に確認するようにしています。
今日は「既に流行ワードでもあるライフハック」
人生を優位に進めるために役立つ話をします。
最近、求人広告を見ましたか??
ひと昔前とは大きく変わりました。
「資格の有無」でめちゃくちゃ待遇が全く違うことに気が付くと思います。
「資格を取っても、手当で1000円しか給与が上がらなかった」
「資格を取っても、役立たない」
などと仰る会社の先輩がいますが、これは完全に認識が違っています。
本記事ではここを解説していきます。
一緒に社会勉強していきましょう。
高専卒こそ資格を取っておくと将来安泰
先に重要なことをお伝えしておきます。
資格はあなた自身の価値を高めるもの
これは、近年より顕著になりました。
「いやいや、高専を卒業しているので、電験をはじめとする資格なんて必要ないです。。。」などと仰る方もいますが
どれぐらい高専卒が毎年排出されるか、認識していますか??
文部科学省のデータによると、50校以上もあることが分かります。
1クラス30人だとして、電気に関するクラスで言えば電気科だけではなく、情報科もいるので2クラス。
めちゃくちゃ毎年排出されることが分かります。
つまり「希少な存在ではない」ということ。
希少な存在でなければ、この世の中、歳をとると、圧倒的に需要がなくなります。
仕事場が合わないことが往々にしてある社会
こちらの記事(高専生に電力会社はオススメしない【出世は無理|割り切るならアリ】 - 電験合格からやりたい仕事に就く)が具体的でエグイといった感想を得ていますが、かなり的を得ているかと思います。
「出世しにくい会社もある」と話をしました。
問題はそれだけではなくて
「上司が嫌味な人間で辞めたい」
「自分の仕事だけやってればいいや」
「後輩育成なんて知らないね」といった主任に苦しめられることもあります。
優秀な若手でも潰れてしまう環境というのは、未だにあるものです。仕事を続けていると、徐々に精神が参ってしまいます。
そうなった時、異動も叶わなければ
・休職するか
・転職するか
この選択肢しかありません。
とはいえ「休職」も実は結構ハードルが高いです。めっちゃ上司が責め立ててくるので、使い勝手が良くないのが実態。(定期的に面会があったり、無駄すぎることが多い)
結局は「転職」しかない・・・となります。
しかし、ここで・・・
「希少な存在ではないこと」が問題になってきます。
変な環境から離脱する際、自分のアピール要素がないと困る
「高専卒」だけでは希少ではないとお伝えしました。
もし、あなたの志望する職に
他の高専生も応募していたとして、戦って勝つ自信がありますか??
これまでの「業務実績」や「トークスキル」といったものを持っていれば、戦うことはできるかもしれません。
しかし、そのスキルって、みんな、結構持っています。
というより、準備をして作り上げた上で転職の場に挑んできます。今やエージェント※を活用して、トレーニングをしてきます。
※エージェントとは
就活・転職のプロ。ベンチャー企業だけではなく、マイナビ等の大手まで始めたサービス。面接でどう話をすればいいかを徹底研究している。それがお仕事。
このあたりを分かりやすく解説したのがこちらの記事(電気業界でホワイトの仕事を探すには【結論:ツール活用が鍵。仕事をどんどん試そう】 - 電験合格からやりたい仕事に就く)
集団面接を受けると、気が付きますが、皆強敵です。
難易度の高い資格を取っておけ
こういった背景もあり、自分は「資格を持っておけ!」と後輩たちには伝えるようにしています。
自分としては、一撃のインパクトがある電験。
この資格はそう簡単に受かるようなものではないことを企業は知っています。
高専時代に学習した知識だと、電験3種の問題は半分も正解できないでしょう。つまり、勉強が必要で根気も求められる資格。
高専と言えど、クラスの半分以下は合格できないでしょう。
一方で、クラスの半分以上は合格できるのか・・と思うかもしれませんが、クラスの半分以上が皆転職することはそもそもあり得ません。
また、クラスの一桁台の人間は優秀であるものの、コツコツした勉強が苦手だといった人間もいます。いわゆる過去問暗記タイプの人間ですね。こういった方も合格できないでしょう。
つまり、何が言いたいかというと
電験を持っていると、どんどん希少価値は上がっていく
ということです。
このように難易度の高い資格を1つ持っておくだけでも、他の人との差別化ができるのです。
まとめ
以上「高専卒こそ資格を取っておくと将来安泰【結論:他との差別化が大切】」の記事となります。
「他人との差別化」
これは絶対図っておくべきです。
「25歳の高専卒」「29歳の高専卒」「31歳の高専卒」といった戦いも挑まれる可能性もあるからです。
これが自分の人生から得た教訓の一つです。