お疲れ様です。
電験を研究し続けている桜庭裕介です。
昨日、下記の記事を配信しました。
成果を出す上で「大切なこと」なので、読んで頂ければと思います。
今日は「社会人に向けた情報」を配信します。
社会人は会社に拘束される時間があるため、勉強時間を確保するのが難しいです。それは試験前であっても、変わらないことが多いのが悩みの種。
そこをどう攻略するか。
自分の工夫したことを伝えていくので、参考にして頂ければと思います。
【社会人の電験】試験前は残業を工夫すると上手くいく話
社会人は大変です。
24時間のうち、18時間は仕事をするといった場合も普通にあるからです。(電験の試験日が嫌らしい日時に調整されているのも腹ただしいのですが。)
二次試験の行われる11月の初旬から中旬は年末に向けて、非常に忙しい時期になります。
「どうしても、残業しなくてはいけない・・・」
といった事態がなぜか電験の試験直前に発生します。
これが試験の難易度を高める要因であると言っても過言ではありません。
上手に付き合っていかない限り、残業によって試験成功確率を下げられ続けてしまいます。
社会人になって、資格試験に挑戦する自分がまず着目したのは「残業」でした。
❑重要ポイント❑
一般的に残業が多いと言われる「火曜日」と「木曜日」は特に改善効果が高い。
残業を減らせばいい ⇐不可能
「残業を減らせばいいのでは?」という発言をされる方が稀にいますが、これは組織によっては「不可能な場合があります」。
今の世の中、人員削減されすぎていて「残業ありき」の会社も少なくありません。
「残業30時間は必ずある」という職場は多いと思います。
(そもそも始業開始前に1時間早く来る時点で+20時間なのだが)
こういった環境は異動もしくは転職しない限り、改善はほぼ不可能です。
残業時間を減らしても、残業でまかなっていた仕事が大量に期限を迎え、押しつぶされてしまうことが目に見えています。
急ぐことで逆にミスが増えて、時間がかかってしまうケースも。。。
では、一体どうしたら「勉強時間を確保できるようになる」のでしょうか。
期限を延ばせる仕事は徹底的に伸ばしてしまうといい
これは試験1週間前に限った話ではありません。
この習慣を身に付けるようになってから、仕事が上手くいくようになりました。
仕事には大きく分けて4種類あると言われています。(かなり昔に紹介した7つの習慣という本からヒントを得て、色々工夫をしてみました)
【4種類の仕事】
①期限が迫っている重要な仕事
②期限に余裕がある重要な仕事
③重要ではない仕事
④やらなくて良い仕事
ここで鍵になるのは「③重要ではない仕事」です。
そもそもの話になるのですが
「この仕事って、価値あります??」という話です。
自分がブラック組織に勤めていた時、この仕事を徹底的に削減しました。
ただ削り切れないものもあります。
組織の名残みたいな仕事です。
こういったものは頻度の見直し、最悪でも「期限の延長」をしましょう。(厳しい期限で作成せよといった命令が下されることは多々ある)
自分が忙しくない時期まで期限変更してしまうと良いです。
業務の例としては・・・
①会社の無駄な改善企画(そもそもというものが多々ある)
②業務改善で各人の仕事成果をまとめて体裁の良い報告書にする業務
③仕事のスケジュールを複雑な工程表に落とす業務
こういったものって、やらないといけない仕事の邪魔になることがほとんどです。
体裁ばかり気にする会社員はこういった仕事に精を出すことが多いですね。
・・・数10時間ぐらいかけて作った資料、どうしました??
捨てたんじゃないんですか??
電子ファイルはフォルダの底に眠っているのはないでしょうか。
❑重要なポイント❑
重要ではない業務は
【削減する】⇒【頻度変更】⇒【期限変更】
やらざるを得なかったら、シンプルに終わらせるようにする。空いた時間は「重要な仕事」に充てる。
※言うまでもないと思いますが
「④やらなくて良い仕事」は暇な時間ができるまで手をつけるのをやめましょう。
「④やらなくて良い仕事」をやるぐらいなら
「②期限に余裕がある重要な仕事」に取り組んだ方が絶対にいいです。
ついつい「④やらなくて良い仕事」は簡単なのでやってしまいがちですが、完全に自分の時間を浪費するだけなのでやめましょう。
残業時間帯にどんな仕事をしていますか??
世界中のベストセラーである「7つの習慣」というビジネス本では
「①期限が迫っている重要な仕事」をしているのであれば、それは仕事のやり方が良くない。
「②期限に余裕がある重要な仕事」をやるべきだ
とされていますが
実際、めちゃくちゃ①の仕事を抱えることがあります。
残業時間帯に①の仕事ばかりしていて、残業時間40時間に到達しているようであれば、
もはや上司に相談して、業務の割り振りを変えてもらいましょう。
同じグループには楽に仕事をしている人が必ずいるはず。
時間外は出来る限り
「②期限に余裕がある重要な仕事」をするように心がけて下さい。
期限が迫っていないので疲労度も違いますし、仕事の質も良くなります。
そうなると、不思議と時間外が減ってきます。
ミスが減って「手直し」や「戻り作業」がなくなるためです。
これが、ブラック組織で生き残れた自分の仕事術です。こういった仕事の進め方に自分は自信を持っています。
試験1週間前の残業の向き合い方
「試験日まであと1週間で成果を出したい・・」
「でも、勉強時間がない」
こういった方に向けて、自分の経験も交えて一つの提案をまとめた。参考にして頂ければと思う。⇒【社会人の電験】試験1週間前には残業の業務内容を変えるといい
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