お疲れ様です。
電験を研究し続けている桜庭裕介です。
昨日に引き続き
「転職エージェント」
に関する話をしていきます。
【これまでの話】
①しつこい転職エージェントは実は超有益【結論:上手に扱おう】
エージェントに関して言えること
「失敗談は成功談よりも価値が高い」
スポーツや勉強において
「成功者から学べ」
「正しい方法で練習しろ」
といった言葉があると思います。確かにこれらの言葉は正しいだと自分も思います。電験で言えば、努力して勉強を積み重ねて合格を掴んだ人から話を聞くべきでしょう。不合格の人に聞いても意味がありません。
他にもダイエットでも同じことが言えます。
失敗者の「失敗談」など聞いても、実はあまり意味がなかったりします。
ただし
エージェントに関しては「逆」。
とにかく失敗談を収集した方がいいです。圧倒的に近道できます。
ハズレエージェントの種類を知れる
これは圧倒的に必要な知識です。
知っていると、得をします。
転職エージェント会社をオススメしている人がいますが、ハズレエージェントをきちんと教えてくれている人は少ないです。
これには裏の事情があって、転職エージェントの失敗を語ってしまうと閲覧者が不安になってしまうのでは??という考えがあるからです。
特に、転職エージェントの企業は”エージェント利用者の失敗談”なんて事実を書いた記事は絶対に書きません。
自分はここにアプローチしていこうと考えています。
ハズレエージェントの種類を知ると、どんな得があるのか
ハズレエージェントを撃退する「対処法」を準備しておくことができます。
以前の記事にも書きましたが、ハズレエージェントは感性が合っていないだけの可能性もかなりあります。
また、一生懸命に企業を推してくるエージェントほど「仕事熱心」だったりします。
言葉は悪いのですが、こういったエージェントを扱うことができる技術もまた【社会人に必要な交渉スキル】です。
Aタイプのエージェントにはこう対処しよう。
Bタイプのエージェントにはあの対処法を・・・
といった具合に、脳内で対処法が浮かぶようになると、面談の電話で押し通されてしまうことが減ります。
ハズレエージェントの種類を公開します【失敗談】
これまで自分が経験した失敗談である
「ハズレエージェント」
の情報を公開したいと思います。
まずは最近遭遇した(今も付き合いのあるタイプの方)エージェントを紹介します。
※このタイプのエージェントは増えましたね。
1.特定業界ばかりを推すエージェント
先日、記事を配信してから、知人から「具体的にどんな感じなの!?」と問い合わせがあったので、少し詳細に解説しておきます。
このタイプのエージェントは基本的に
「転職希望者の話をきっちり聞いていません」
話をしていて感じるのは
「自分の話を親身に聞いてくれている・・のかな?」
「少し不快だな・・」
「・・・いや、何か狙っているな」
こんな感じの印象を受けると思います。
やっぱりこの直感は当たりました。
1日目は20分程度、話をして終了。(この時点で違和感は感じていた)
2日目にメールが来ました。
「あなたの業績を拝見したところ、業種を狭めるのは勿体ないと思います。」
結構、長文でしたが
要は「建設施工をやりませんか??」という内容。
電気の知識があればできる仕事だという文言
こういった文言を使うエージェントがいます。たぶん教育等でこの言葉を使うように指導されているのでしょう。
脈略もなく、電気の話と建設施工を繋げて話をしてくるエージェントが最近多いです。
こういった場合は
「どのように電気の知識が役に立つのですか??」
「塗装工事に電気知識はどのように役立ちますか??」
とはっきり言うようにしましょう。話が長くなるので。
「いや。。。工事管理をするという本質部分が同じだから」といった意味不明な回答がほぼ100%(自分の経験だと100%)返ってきます。
(電気関係ないやん!)と言いたくなりますが、そこは抑えて
自分の条件を提示しましょう。
そうすると、エージェントは「この人は希望をちゃんと持っている人だ」と判断します。
ここからは、転職者側が有利に交渉を進めることができます。
しかも、エージェントさんは一生懸命頑張る人が多いので、尽くしてくれます。
向こうも切り替えて(高報酬案件をあきらめて)
協力してくれるようになります。
2.とにかく面接を急ぐエージェント
次に多いのがこのタイプ。
エージェントの半分くらいが該当すると思います。
とにかくラインやメールを送ってきて
「どうですか??」
「面接行けますか??」
「こちらの企業もありますよ」
「電話してもいいですか??」
「企業の面談日を仮で押さえておきました」
などと1日も欠かさずに送ってくるエージェント。
しかし、転職をする側にとって、結局入社するのは1社。
しかも、休暇もそう何日も取れるわけでもない。風邪や歯医者という理由で休むしかない人もいるでしょう。
「何故に焦っているのか??」と自分はエージェントに直接聞いたことがあります。
理由はたった一つでした。
他のエージェントと連絡を取られたくない
「求人がなくなってしまう」といった転職者側を思いやる理由ではなかったことが非常に残念だったのをよく覚えています。
ストレートに言ってしまうと、求人はそうなくなりません。
何故なら、企業側はいい人材を確保したくて期間を設けて採用をしているためです。
もっと言うと、求人を閉じるときは企業からエージェント会社に連絡がいくようになっています。
つまり、何が言いたいかというと・・・
エージェントから「求人が閉じます」といった話ではない限り、エージェントの焦る理由は【エージェントの都合】でしかないということ。
何かエージェントからバンバン焦らされて嫌だな・・と思ったら
ハッキリ伝えましょう。
「今、じっくり考えているので3日間、求人が閉じる&新しい求人以外の連絡をしないで下さい」と。
そして、〇〇さんを一番のエージェントとして信じている旨と後日連絡する旨も伝えましょう。
連絡は一気に来なくなって、快適に仕事を吟味することができます。
3.微妙な求人を持ってくるエージェント
一昔前はこういったエージェントが多いイメージがありましたが、今は少ないです。
感覚的に10人に1人もいないぐらい。
ただこのエージェントに当たったら・・・
よほどフィーリングが合わない限り、担当を変えてもらいましょう。
単純に仕事ができないと言われてしまうことをしてしまう人が該当します。ただの凡ミスを繰り返す人です。
自分が経験した話も合わせて紹介します。
失敗①「提示した条件に合わない求人を持ってくる」
これは最もやってはいけないエージェントの失敗だと思います。
例えば、勤務地で絞りこんでいる転職者がいたとします。
この人は覚悟を決めて、他の優良企業を捨ててまで勤務地を絞っているのです。
そこを邪魔するかの如く
「A企業は最高ですよ!!」と超一流企業を紹介してしまうのです。
こういった輝かしい企業を見てしまうと、転職希望者は現在志願している企業が霞んで見える感覚に襲われます。
それはそうです。
超一流企業はホームページも仕事内容も「超一流」。
ストレートに言ってしまうと、中小企業など太刀打ちができるスケール感ではないのです。
ダメなエージェントはここがわかっていなかったりします。
失敗②「サービス残業が多い企業を斡旋してしまう」
微妙な求人というか、完全にアウトだと個人的に思うミス。
「ちゃんとリサーチをしてから企業は紹介して下さい」と思ったことが何回かあります。
自分の友人が転職活動をしていた時の話なのですが
「残業時間20時間込の給与」を提示している企業を普通に紹介されていました。ここまではまぁまぁ・・と思いつつも
給与が他より高めです!などと説明しているのを知り、驚きました。
残業時間20時間があれば、そりゃ給与もかなり変わってきます。
しかも、ちょっと調べたら
残業20時間は最低ラインでしかなくて
それ以上の残業が必ずあるとして有名な企業でした。
自分の友人は「家族との時間が欲しい」を理由に転職に挑戦をした人だったのですが、完全に意図とズレてしまっています。
転職者のことを考えていないエージェントには気をつけないと、自分が苦しむハメになることをこの体験で知りました。
まとめ
以上「転職エージェントの”失敗談”は成功談よりも勉強になる話【真理】」の記事となります。
転職エージェントについて、言えることとしては
「数種類試してみること」
「ダメなエージェントは即切る」
「やはり大手が固い」
「専門性のあるエージェントもいい」
これまでの自分の経験があなたの役に立つことを願っています。
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