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【超重要】仕事を辞める旨の上司への伝え方を徹底分析

本記事では「仕事を辞めることを上司にどう伝えるか」について、徹底検証していきます。ネットに書いてある大半の情報がいまいちで、どうも突破できる気がしません。そこで実証をしてみました。

 

お疲れさまです。

電験と電気業界を研究している桜庭裕介です。

 

❑電験研究歴❏
トータル100年分の過去問を分析しています。

・電験1種 40年分
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≪実績≫

❑電験3種関係❑

【電験|電力(水力発電)】水車まわりの記事がそのまま試験に出題されました


❑電験2種関係❑

電験2種|機械【結論:ポイントを押さえて選択肢を減らす攻略法は有効だった】

❑TOEIC❑
電気エンジニアTOEIC攻略までの道のり【800点までは取れた】

 

今日のテーマは「上司に退職を告げるイベントを上手く終わらせる方法」です。ネットに記載されている方法がいまいちだったので、1つずつ解説したのち「これだ!!」と実際に使ったものを紹介していきます。

 

最も大事なのは退職理由だった

ネットで色々検索すると

上司に退職を告げる際には

 

「まずメールでアポイントを取るべき」
「上司に話しかけて、別室に行くまでが大事」

 

といったアドバイスが書かれていますが、実際これらはあまり大事ではないです。

 

 

なぜなら「帰り際を狙って、二人きりの状態になった状態でサラリと言うだけで事が済む」からです。

 

自分はこれで上手くいきました。

 

そこを気にするより、退職理由を気にしましょう。

 

 

理由さえしっかり準備できていれば、上司が何とかしてくれます。

 

 

ここで会社の不満(人間関係、将来性、給与)を言ってしまうのは絶対にNG。なぜなら、これらは異動で改善できるためです。

 

 

一流企業は多くの部署を抱えています。

 

そのため、異動手続きをするだけで、大抵の不満は解消できる可能性があると会社側は言えてしまうのです。

 

今は転職の時代で、人事が即対応してしまうのです。マジで即飛んできます。


早期に人事が登場してくると厄介極まりないです。

 


使ってはいけない退職理由を一つずつ上司の反応と合わせて考察していきます。

 

ダメな退職理由①
「人間関係」

「人間関係がクソなので辞めます」

 

こんな感じで、愚痴を吐き出したくなる気持ちは分かります。最近は上司だけではなく、若手にやる気がない人材も多いので、そこで苦しむ人は多いでしょう。

 

かといって、中間層がやる気に満ち溢れているというわけでもない。周りがやる気のない人材にあふれてしまうと、引きずられてやる気ダウンしている人がたくさんいる為だ。

 

 

ちなみに「人間関係が悪いから辞めます」と直接の上司ではない管理職に言ってみたところ、恐ろしいことを教えてもらいました。

 

 

管理職「人間関係が退職理由の場合、人事部が動くルールとなっている。他に辞める理由はあるのか??」


結論:確実に他部署に異動になる

 

そこに対する言い返しがちゃんとできるか??

 

 

つまり、会社の言い分としては

「異動させてやる。だから、お前に会社を辞める理由がないぞ」


ということである。

 

きちんと言い返せない場合、議論の応酬になる。退職手続きは難航する。


※ちなみに自分はこの争いで、数時間を失った。

 

ダメな退職理由②
「会社の将来性がないから」

これはガチで辞めた方がいい。

 

管理職どころか、経営戦略本部の人間が直接来て、企業戦略や新規事業の話をしてくるからだ。

 

専務クラスからがっつりと議論を持ちかけられることになる。というか、なった。

 

 

そもそも大きな一部上場企業は大抵武器を持っていることを知らない社員は多い。(現場が忙しいと知る気にもならん。)

 

 

上場企業は株主をはじめ、外部アドバイザーや会長から成長戦略に対して、厳しいチェックを受けている。

 

つまり何が言いたいかというと

 

「ほぼ必ず成長事業を持っている」ということだ。

 

 

皆さんがご存知である潰れかけた大手メーカーでさえ、成長事業を持っていたことは周知の事実。

 

「そこに異動だ!」という話になる。

 


また、そこの議論を乗り切ったとしても、話すことが上手い人の場合は会社の花形である「法人営業部門への異動」を持ちかけられたりする。

 

 

また、理系で優秀な人材の場合には「経営戦略部門への異動」を持ちかけられたりする。

 

・・

 

 

・・・・

 

ここまでくれば、相当長い闘いであることはお気づきだろう。当然、部門紹介と数字による説得を受けることになる。

 

「もういいです!」と言えるなら、言えばいいが

 

「聞け!」などといった戦いになることが容易に想像できるだろう。円満退社が厳しくなる。

 

退職手続きは難航する。

 

※ちなみに自分はこの争いで、数十時間を失った。

 

ダメな退職理由③
「給与が低いから」

実はこの言い訳は使える人と使えない人がいる。

 

もし、現在お勤めの会社が大企業の場合、かなり使えない。

 

※ちなみに自分はこの言い訳は使えなかった側。

 

この言い訳は中小企業から大手企業に上がるのであれば効果的かもしれないが、給与のステップアップの議論は基本的に面倒である。ややこしい。

 

必ず議論になるのは「残業時間の戦い」になるからだ。

 

基本的に今の時代、一部上場企業であれば、大体同じぐらいの年収になる。というか、企業同士で横並びを取っているため、基本給はそこまで変わらない。

 

 

では、なぜ、違いがあるのかというと

 

「残業時間」に違いがあるからだ。

 

 

だが、この議論はこれらの観点だけでは収まらず、給与厚生全体の話になってくる。

 

 

年収が比較的に抑えている大企業は、グループ会社を気遣っていることが多い。反感を買わないためだ。


つまり、給与厚生全体で考えたとき、トータルで他企業と差が大きくつかない工夫をしていたりする。

・天下りの話

・退職金の話

・ホテルの提携割引額
・グループ保険の割引額

・車のリース利率の良さ

・家のローン対応の良さ

 

天下りの繋がりが強い企業は想像以上に多い。プラント関係はこの文化が根強い。

 

 

自分はこのあたりで正確な計算ができなくなり、訳が分からなくなり、議論を発散させられてしまった。

 

とにかく、人事や総務は情報を持っている。
ここで言い訳に困るようでは確実に辞めることができなくなる。

 

※ちなみに、計算して後日話合うことに

 

 

「ごちゃごちゃうるせー!嫌だからやめますね!!」

 

では済まされないのが会社のルールであり、会社員という契約をしている代償である。上司を含む関係者を納得させることができなければ、退職手続きはただただ難航する。

 

 

んで数日後

 

「ちょっと話、いいか??」

 

といった議論が続くことになる。

 

 

法律上「一身上の都合でやめます」で良いはずなんですが、今後の付き合いや報復が怖いので、できれば円満退社を目指したいところ。

 

 

こういった感じで退職手続きは難航する。

 

※ちなみに自分はこの争いで、さらに数十時間を失った。

 

追い詰められて一番良い退職理由を探してみた

企業マニュアルを見せてもらった。

 

そこにある穴を探した。

 

それで分かったことが

 

プラスの理由であれば、攻められにくい

 

ということ。

 

どういうことか具体的に説明しよう。

 

良い理由①
「やりたいことがある」

これは基本的にOK。

 

だが、現職の事業をよく調べてから、この理由を述べること。

 

 

新規事業を持ちたいなどと言ったら、確実に異動の話を受けることになるからだ。

 

 

太陽光発電関係の仕事がしたいと言って、自社でやっていたら、普通にアウト。

 

 

だから、全く違う業界・事業に挑戦するといった理由がいい。これはかなり良い理由である。

 

仲の良い管理職に聞いたところ、この理由はかなりスムーズに退職手続きが進むそうだ。

 

良い理由②
「起業します」

良い理由①と同様、確実にOK。

 

しかし、上司の関心を惹くことになり、無駄に話が長くなりがちだ。

 

「いや、内緒です」などというと、それはそれで反感を買ってしまう。

 

 

「・・嘘か??」などといった推測をされ、余計大変なことになる可能性はあることは覚えておこう。

 

良い理由③
「実家の事業を継ぐ」

これは非常に良い。

 

自分はこれを選択した。

 

実家の仕事は何となく、職場に知れ渡っているはず。飲み会等で話をしていることだろう。

 

すごくスムーズに話が進んだ。(というより、こうしろというアドバイスを上司から受けたのである。)

 

❑POINT❑

上司も「実家の事業を継ぐ」という理由であれば、調書を書きやすい。

 

良い理由④
「両親の介護」

これも有効だと、上司は言っていた。

 

※最終的には、上司が書きやすい退職理由を教えてくれとお願いをしたのである

 

 

ただ、この理由が使える社員は、そこまで優秀じゃない人材である必要がある。

 

 

なぜなら、今の時代、介護施設の補助サービスがあるからだ。

 

そこの手当を配給されてしまう可能性があるとのこと。自分は仕事を頑張ってきた(サービス残業で頑張ってきた実績)ため、この可能性が非常に高かった。(年齢以上に役職を上げて給与を支給するような特例、他にも手は色々ある。)

 

 

この理由は慎重に選択する必要があることを認識しておいて欲しい。追い詰められた上司は直接電話するということにもなりかねない。

 

まとめ

以上「【超重要】仕事を辞める旨の上司への伝え方を徹底分析」となります。

 

完全に自分の体験談を書いた記事である。これから退職を考える人の為になるはず。

 

 

自分の屍を乗り越えていって欲しい。

 

調査をするために、死にそうになりました。(⇐アホですね)

 

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