電験合格からやりたい仕事に就く

電験・仕事・電気資格情報を配信

【転職】退社日はいつにするのかは本質を見誤っている話

重要な記事(退職時期をミスるとボーナスが貰えなくなる)を書くために、入社日に関する情報をリサーチしました。

 

上記の記事を詳細に書き上げる前に、本記事を先に書くことにしました。本質となる部分をまずお伝えしたいと考えたからです。

 

 

まずは挨拶と簡単な自己紹介からいきます。

 

 

 

 

おはようございます。

電験と電気業界を研究している桜庭裕介です。

 

❑電験研究歴❏
トータル100年分の過去問を分析しています。

・電験1種 40年分
・電験2種 40年分
・電験3種 20年分

 

≪実績≫

❑電験3種関係❑

【電験|電力(水力発電)】水車まわりの記事がそのまま試験に出題されました


❑電験2種関係❑

電験2種|機械【結論:ポイントを押さえて選択肢を減らす攻略法は有効だった】

❑TOEIC❑
電気エンジニアTOEIC攻略までの道のり【800点までは取れた】

 

 

この記事では「新しい職場の入社日が決められない!!」という悩みについて、全力で解説していきます。

 

実際、経験豊富なエージェントさんにも協力して頂きました。

 

退社日をいつにするのかを決められない

この悩みを抱えている転職希望者はものすごい存在することをご存じでしょうか??

 

 

かくいう自分も、環境の変化に左右されて、ブレブレになってしまいました。

 

 

やっぱり、面接日が予定よりも遅れてしまったり、選考がスムーズでなかったり。

 

 

人によって、要因は様々で

 

家の都合

保育園の都合

親の都合

 

も関係してきたりしますが

 

 

一番は「現職の仕事」が要因だったりします。

 

 

これらのケリをつけないと、入社日がズルズルとズレてしまいます。

 

本当にズレます。

 

実は入社日は決まっている

転職を経験した人は終盤に知ることになるのですが、実は入社日は基本的に決まっています。

 

 

中小企業だと、いつでもどうぞ!という状態だったりするのですが

 

 

待遇の良い、特に一流企業だと、基本的に入社日が決まっています。

 

 

なぜなら、企業は人事調整時期があって、OJT等の人員育成のタイミングを決めているからです。

 

1人のためだけに教育を行うのは手間でしかないのは理解できるでしょう。

 

 

入社日の話が具体的にされていなかったのに、内定が決まった途端、正確に言うと、専務クラスの面接中に急に言われるというのが実態だったりします。

 

強い立場から弱い立場へ

これは怖い話で、ゾッとするのですが

 

転職者というのは、転職活動の途中まで「強い立場」だったりします。資格を持っていて、他社からオファーが来るような人材は特に。

 

 

しかし、一社に絞って入社を決めた瞬間(正式には最終面接前後)

 

 

実は立場が急変します。

 

 

今までは

「あなたが他社に採用されてしまうかも」

 

という状態があったため、企業も下手に出てきたという側面があります。

 

 

しかし、入社の意向を見せた瞬間、あなたはもうその企業の従業員。

 

 

結構、要求をしてきます。

 

「これからはうちの事を一番に考えて欲しい」といった女性に言われたい言葉No.1のようなことを言われたりします。

 

 

そして、これを敢えて電話で言うあたりがずるい。

 

 

くれぐれも発言者は男性なので、勘違いしないで下さい。

 

気分は良くないです。

 

板挟みです。

 

実際、自分はここで苦しんだわけで

 

「入社日に関する話」をエージェントにお意見伺いをしてみましたので、紹介します。

 

転職エージェントの意見

よくある質問

「退社時期はボーナスをもらってからの方が良いかも・・と思い、迷っています。良い退社時期というのはありますか??」

 

この質問に対して、プロのエージェントにお伺いしたところ、やはりエージェントの考え方は的を得ていました。

 

 

退職時期の良し悪しは完全に人によって異なるものであることを認識した方が良いでしょう。
 
ボーナスを貰ってからの退職という話が出ておりますが、これはあくまで「自己都合」による退職時期となります。
 
一番考えないといけないのは、採用する企業側がいつの入社を望んでいるかということだと私は思います。
 
 
退職時期が遅くなればなるほど、他の求職者の応募が有り、その方の評価が仮に貴方様と同等で、入社日が早いとなると採用する側としては、貴方様ではなく他求職者を採用したいという考えに至っても致し方ないと思いますので、
 
退職時期を考える前に、まずは【入社決定時期】を確定することが先決です。
 
 
2月3月という年度末において、有給休暇が取りにくい人は以下の流れで進めることが良いかと思いますのでご参考下さい。
 
①退職宣言をし、有給消化により3月中の面接参加する。
②退職宣言はせず、無理矢理、有給消化をし3月中の面接参加をする。
 

もちろん②の方が難易度は高くなると思いますが、②が出来るのであれば入社は決定した上で入社日の相談が出来る為、場合によっては6月7月の入社(すなわちボーナスを受給の上退職)が実現出来るということになります。

 

非常に価値のある情報が詰まっていると思います。
 
 
要は「内定を決めてしまえ!」ということです。最終面接前にオタオタしていると、不合格になる可能性があります。
 
 
実際、自分も最終面接で入社日の話をしたところ、不採用にするかもしれないと言われました。
 
やはり、業務経歴書や履歴書に、入社可能日を書いてしまっている以上、そこをぶらす話は原則しない方が良いと感じました。
 
 
「どうしても入社できない」という理由を用意して、エージェントに調整してもらうのが得策でしょう。(それがエージェントの仕事でもある)
 

まとめ

以上「【転職】退社日はいつにするのかは本質を見誤っている話」の記事となります。

 

話をまとめますと・・・

①入社日は、既に企業が決めていることがほとんど。(但し、中小企業はいつでもOKと構えていることが多い。しかし、それもまたヤバい企業の可能性が・・それだけザルとも言える)


②内定後に入社日は変更することができる(事前にエージェントに探りを入れておくこと。また、現職で活躍していて忙しい旨は伝えておく。企業側に如何に自分が価値があるか見せておく)


③自分の理想の入社日を決めてから退社日を決めるとスムーズに進む

 

この3点は非常に価値のある情報だと思います。

 

 

入社日が決まると、おのずと退社日は決まってきます。

 

「退社日からゆっくりしたい。引越もしたいし、役所の手続きもしたい」といった気持ちも出てくると思うので、次はここを詰めていきましょう。

 

次の記事で、入社日と退社日の空白はどのぐらい許されるか??をテーマに解説していきます。また勉強していきましょう!!!

 

 

【2020年2月24日追記】

退職日と入社日は14日以上空けると「年金の切替」「健康保険の切替」が必要になります。ネット情報や本はややこしいので、分かりやすくまとめました。