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10年以上務めた大企業を辞めて後悔した5つのこと

「10年以上務めた大企業を辞める」というのは結構悩みますし、決断には勇気が要るもの。実際に退職を決断してから失ったものに気が付いたり。その失ったものを考察していきます。

 

おはようございます。

電験と電気業界を研究している桜庭裕介です。

 

簡単な自己紹介からしていきます。

 

≪実績≫
❑転職関係❑

残業10時間以下&年収変動なしの企業へと転職成功を遂げる

 

 

❑電験研究歴❏
トータル100年分の過去問を分析しています。

・電験1種 40年分
・電験2種 40年分
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≪実績≫

❑電験3種関係❑

【電験|電力(水力発電)】水車まわりの記事がそのまま試験に出題されました


❑電験2種関係❑

電験2種|機械【結論:ポイントを押さえて選択肢を減らす攻略法は有効だった】

❑TOEIC❑
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今日は「大企業を辞める際に知っておかないと後悔する」をテーマに記事を書いていきます。

 

10年以上務めた大企業を辞める

世の中は「転職ブーム」「フリーランスブーム」ということもあり、昔よりも職を離れる人は増えた。

 

 

現に今の20代前半は、数年以内には転職していたりする。

 

 

個人的には、この風潮は良いと感じている。

 

 

何故なら

ブラック企業やブラック組織といった労働環境が悪い部分が明るみに出るから

 

 

今までの日本企業は、サラリーマンの残業(サービス残業)で成立していた部分がある。

 

 

離職者が多ければ、口コミが多ければ、今の世の中、どんどんその情報は広がっていく。

 

 

「建設業はヤバい」

「建設の施工管理は朝の出勤が早すぎる」

 

といった具合に、世の中には浸透していくのだ。

 

社会全体から見て、あまりにも異様な部分を見直す機会にもなるから、悪い職場はさっさと離れる事は良い事だと考えている。

 

 

ただし、一つ注意して欲しいことがある。

 

❑Caution❑
世の中、会社の規模に関わらず、キツイ仕事は存在する

 

 

 

・・・これだ。

 

 

 

何が言いたいかというと

「大企業の仕事より中小企業の仕事の方がツライこともあるし、その逆もある

 

 

「・・マジ!?」

 

と思った方もいるかもしれないが、世の中を見渡すと、普通に自分より複雑で大量の仕事をさばいている人がいる。

 

 

 

そのあたりはきちんと判断してから転職をして欲しい。転職してみて、「転職先の仕事の方が普通にキツイぞ!」となってしまっては元も子もないからだ。

 

 

そこを押さえた上で、これから紹介する「10年以上務めた大企業を辞めて後悔した5つのこと」を読んで欲しい。

 

 

※ちなみに自分はこれらの後悔を全て克服する打開策を打っているので、クリアしている。参考までに記載しておくので、活用してもらっても構わない。

 

 

1.親、親戚から心配される

今の40代以上は「大企業がとにかく好き」である。

 

 

大企業に就職できたことを誇りに思っている節がある。

 

 

特に親関係。(嫁の両親も含めて)

 

 

そのため、大企業を辞めると伝えたら、ショックを受ける可能性がある。

 

 

自分の子供を自慢してしまっている親もいるだろう。

 

 

可哀想であるため、そのあたりは察して、フォローしてあげると良いだろう。

 

 

良い言い訳を考えてあげたりすると良い。

 

例えば

「環境に関する仕事をしたい」

「日本のエネルギー関係の仕事をする」

「責任者として新しいプロジェクトを受け持つことになった」

 

などと、名目が分かりやすい理由が良いだろう。シンプルで誰でも分かるような言葉を選んであげると良い。

 

転職した事が、親にとっても価値になれば、不思議と自分自身の躍動力になったりする。ここは工夫した方が良い。

 

 

 

一方で、結婚する前の人に対しても、注意喚起をしておく。



結婚をする際に知っておいて欲しいことがあって

 

 

「大企業は良いカード」になることをご存じだろうか。

 

 

婚活やマッチングアプリ等では今もなお、大企業勤務は優遇されたりする。

 

 

綺麗な女性や人気のある女性と出会うことができるのだ。結婚相談所などに行くと、年収でフィルターがかかっていたりするので、世の中は非常にシビアだなと感じたことがある。

 

 

ただ個人的な思いになるのだが

 

「人の中身ではなく、そういった外観で好きを判断する人」は嫌いだ。

 

 

というより、自分はそういった女性を避ける。

 

 

何故かと言うと

 

結婚してから順風満帆に人生は進むことは少ない

 

 

大企業であっても、赤字になり、ボーナスの大幅カットは行われるし、ニュースに出るような不祥事も起こすことだってある。

 

 

悪い局面にぶち当たって、大企業というカードの効果が薄れてしまうことも往々にしてあるということ。

 

 

そういったツライときにこそ、支えてくれるような人と結婚した方が貴方自身が幸せになると自分は思う。

 

 

2.給与が下がる

大企業から中小企業に転職したケースでは仕方がないとも言える。その代わりに「少ない残業の仕事環境」を手にしたりしているためだ。

 

 

ただ「大企業⇒大企業」の転職ケースでも発生することは認識しておいた方が良い。

 

 

俗に言う「ステップアップしなかった転職」である。

 

 

前職の経験を活かして、新しいポスト、役職に就こう!!

 

というのは聞こえがいい。

 

ただ、これを実現できる人は稀だ。

 

 

転職エージェントさんにも聞いたが

 

やはり、よほどの実力がない限り、新しい大企業に入り、いきなり高給与のポストに就くことは難しい。とのこと。

 

 

国家資格があり、実績のある人間だけが、大企業の好待遇のポストに就けるという認識は持っておいた方が良い。無駄に落ち込むことになるからだ。

 

 

ただ、仕事内容は変わっているので喜んで仕事に向き合えば良いだけの話である。

 

 

大企業であれば、ほどほどに残業すれば、そこまで給与ダウンは起こらないだろう。ここで、悩む人は思いの他多いと聞くが(自分も悩んだ。給与が下がるなら今の仕事でも良いんじゃね?といった悩みだ)

 

この悩みはムダである。

そもそも転職しようと思った原因を思い出すと良い。

 

3.福利厚生を考慮してなかった

具体的にいうと

・社宅

・住宅補助

・生命保険

・車のグループ保険

 

こういった福利厚生は大企業が圧倒的に強い。

 

社宅は会社の節税対策でもあるので、かなり賃貸料金は安く設定されているはずだ。月1万円でかなり広い3LDKというところもある。

 

 

普通に借りようとしたら、月8万円~10万円取られる。

 

 

また、住宅補助や生命保険、車のグループ保険といった万単位で費用がかかる部分に大企業はアプローチしてくれていたりする。

 

 

一流企業であれば、車両保険の半分(5万円の半分)を持ってくれたりしている。

 

 

ここを考慮していないと、請求額を見てびっくりすることになるだろう。

 

4.先輩というアドバンテージを失う

実際、転職経験をしてみると、気が付くのだが

 

 

入社10年以上も経過すると、自分の地位は高くなっているもの。

 

 

多少の失敗も身内がフォローしてくれたり、他課にも顔が利いたりして無理な仕事もクリアすることができる。

 

 

特に大企業は年功序列が色濃く残っている。数値だけの世界ではない。

 

 

気が付かないうちに、このぬるま湯に慣れてしまっていたりする。

 

 

しかし、転職後は違う。

 

 

 

完全に新入社員の位置づけに戻るのだ。

 

 

これは想像以上に大変なことであることは承知しておいた方がいい。

 

 

ここの対策法は基本的にない。

 

 

覚悟を決めて

 

「新しい環境に挑戦する」

 

という気概を持って、頑張るしかない。

 

 

新しい仕事を覚えるために必死にメモを取ろう。プライドは捨てよう。

 

 

まずは、できる仕事を増やしていくのだ。

 

5.設備が古い

自分は一部上場企業に転職するが、現場中心の企業を選択したので、いわゆる「大企業」「ビジネスマン」というカッコいい転職ではない。

 

しかし、年収は残業10時間以下で、500万円を確保した。(試用社員の段階でこれは実は物凄いこと)

 

 

ただ「大企業」「霞が関のようなオフィス街の企業」ではないが故に、不便もあった。

 

 

どんな不便かというと

 

IT化が進んでいないという不便だ。

 

 

ITというより、もっとシンプルに「PC」が古かった。

 

 

そもそも、ノートパソコンで作業をしていて、エクセルがとても見づらい職場であった。

 

 

今後、ディスプレイを導入することは約束してもらった。

 

 

ディスプレイなど、今の時代1万円以下で買える。

 

 

特にディスプレイは2つあれば、仕事の効率は格段に上がる。

 

 

さっさと仕事を終わらせて、皆でトラブルに備えて休んでいれば良い。

 

 

その方が会社にとって、得になる。

 

 

休んでいれば、自ずと仕事の改善をしたりするのが人間。

 

 

勉強しない生活を何日もしていると、本を読んだり、勉強をしだしたりする。人間とは従来、働き者だし、勉強も好きな生き物。

 

 

そういった環境を新人ではあるが、自分が作り出そうとしている。

 

まとめ

以上が「10年以上務めた大企業を辞めて後悔した5つのこと」となります。

 

 

「大企業を辞める」というのは誰もが抵抗のあることです。

 

 

これは、大企業に就職が決まった時の周囲の反応だったり、称賛の声が原因だったりします。

 

 

これらは完全に捨て去って、新しく歩み出す一歩に集中した方が幸せになる。と感じています。

 

 

これまで自分は「やりたい仕事に就く」ことの重要性を説いてきましたが、転職に迷うような局面では自分の心と向き合ってみると良いでしょう。

 

自分の新しい挑戦

自分は色々な社会経験をしたのち「特技を活かした上で世の人の為になりたい」「自分の好きな事を仕事にしたい」と考えるようになりました。

その夢は努力で形にする事ができました。

note株式会社より審査を経て、オンライン塾を開催することに成功。

結構凄いことになっているので、興味がある人は覗いてみて下さい。


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