「電験申込が完了したぞ!」「勉強を開始するか!」という人がいる一方で、これから勉強を開始する人もいます。
勉強スタートが遅れた・・・という悩みが今日の記事のテーマ。
電験は復習が大事なのか?
100%復習が大事であることは、誰もが理解しているだろう。
ただ「復習という言葉を発していても、上手くいく人といかない人が真っ二つに分かれる」と感じている。
自分は復習自体は得意なのだが、時間切れになることが多々ある。今でもある。
ここを深堀して考えたことがある。
復習を別の表現に変えて捉える
「復習」と「新たな分野の勉強」を並行作業でやるのって、めちゃくちゃ疲れる。
洞窟を掘り進める作業で例えた時に
穴を掘り進める作業は「新たな分野の勉強」
堀った土を回収して道を整える作業が「復習」
自分は「並行作業」「同時作業」が苦手だ。
好みの違いと言ってもいいぐらい。
ここには「脳内の処理性能や特性の違いがある」と考えている。得意な人と苦手な人が確実にいる。
そのため、自分は「復習」とはまた違ったニュアンスで、「振り返り」という言葉を使っている。微妙なニュアンスの違いなんだけど、それがしっくりくる。(分かる人がいたら嬉しい)
※自分のようなタイプの人は「復習」よりも、軽度な復習、手軽な復習の位置づけにある「振り返り作業」をお勧めしている。
これで自分は苦手を克服してきた。
振り返り作業の価値
勉強した知識に何度も触れることで、記憶効果が単純に高まることは科学的にも説明がついている。
ここは多くの方がご存知の「エビングハウスの忘却曲線」の話だ。(電験は毎日勉強した方が絶対に良い理由【結論:自分が楽】 でも触れた)
それ以上に「振り返り」に価値を自分が感じているのが
スタミナをあまり消費しない
という点だ。
結果的に
復習時間をかなり短縮できる
ことにも繋がってくる。
が、このスタミナに関しては数値化されておらず、感覚値でしかないので試してみて欲しい。
こういう数値化できない部分を自分自身を検体に実験する部分が、本サイト「電験合格からやりたい仕事に就く」の目的でもある。
今年は5個の資格試験に挑戦する
仕事柄ということもあるが、下記の5つの資格試験に挑戦することにしている。
・エネルギー管理士
・危険物取扱者(甲種)
・危険物取扱者(乙2種)
・危険物取扱者(乙3種)
・ボイラー技士(1級)
仕事もあるので、極めて短時間で合格しなくてはいけない。
こういう状況だからこそ、採るべき戦略が変わってくる。
それが面白いし、多くの読者が求めることでもあると思う。
実際、TOEICの記事ももっと詳細に書いてくれ!というメッセージも届いているので、1日、1週間単位で綴ろうと考えている。
半年でTOEIC885点というのは驚異的だし、企業からも驚かれた。(実際、ひと昔前であれば楽天株式会社の社員であれば、100万円貰えていたわけだ。)
短時間で点を取るポイントは
①要点を押さえる
②振り返りで復習時間を短くする
にあるだろう。
ここの検証をTOEIC以外の資格試験にも行っていく。
「1日2時間復習して下さい」は違う
さらに「2時間新しい勉強をしてください」
こんなアドバイスをする講師がいるが、それで成果が出ることは当たり前である。
電験3種の過去問10年どころか、15年分勉強すればほぼ確実に合格しますと言っているようなものだ。
そうではなくて
資格試験は時間がないから難易度が高いわけで、学生じゃないのであれば、そこを考慮した戦い方を取っていかないといけない。
「時間を考慮すること」が絶対条件だ。
6月1日時点での振り返りをしよう
電験は時間以外の要素として
「試験範囲の広さが試験合格率を下げている」
とも伝えてきた。
昨年、7月後半に追い込まれてしまい、崩れてしまった人の特徴として
自分がやってきたことを振り返るのが苦手
があると個人的に思っている。
※実際、自分も資格試験では同じことをやらかす可能性がある。(爆発力はあるのだが。そのため、電子書籍もそうだったし、連載雑誌も追い込まれてしまうこともある。)
こういうタイプは「試験前にバタバタして、取れる問題を落として試験後に泣きそうになる人」とも言える。
そこで6月で一回締めておいた方が良いだろう。
7月1日に整理し始めると、仕事が忙しい場合、積んでしまう可能性があるからだ。
試験申し込みをする前から、少しは勉強していたと思うので
①各科目の理解度を整理する
②各分野の理解度を整理する
③理解度を高める為に行う勉強は決まっているか
ここを簡単に書き出す。という戦略を自分は採る。(合わせて、どんな勉強したかなという確認もする。この公式を覚えたよね、この方式をまとめて覚えたよねといった感じだ)
最終目標は勿論「過去問」なのだが、最終ステップまでどういくかという観点での振り返りも絶対あった方がいい。
5月から勉強開始した人は6月1日時点で「どこまで進捗できたか」を知ることで勉強ペースを見直す機会になるからだ。
広くとらえないと、点は伸びないことを再認識しておこう。
※これはエネ管、危険物(甲)にも言えることだろう
「過去問、無理だ」「解く時間がない」という判断をした時に、どこまで勉強できていて、点を取りにいくかを考える際にも役立つ。
ここまでは点を取る
という分野ごとに線引きをするイメージ。(勿論、解ける範囲は広い方がいい)
まとめ
勉強を開始して1か月経過した人は、一旦振り返りをして、自分のできた事をサラッと確認すると共に、かけた時間と進捗度を把握しておこう。
そして、ゴールを見据えた時に、自分がどの位置にいるかも見ておこう。
このあたりを見て、6月の戦い方を考えること。
7月にやれることは少ない。
7月に4科目を1から学習となると、かなり厳しい。
6月なら、まだ土台作りをしていてもキツイが間に合う。
電験シーズンになり、ハードにはなるが、共に楽しみつつ頑張っていこう!サッと確認できる勉強資料を作っていますので、また配信します。