今日の勉強資料は「直流回路問題」。
電磁気でもなく、計測でもなく、電子回路でもない。絶対に解きたい問題だ。難易度は低いが、基本的な公式を理解しているかを問う良問だと個人的には思う。
挑戦してみて欲しい。
電験3種平成21年問6
解いた結果
押さえるべきポイント
今回の問題に関しては難しい数式を使う作業がないので、実にシンプルだった。だが、電気回路の勉強をあまりしてこなかった人にとっては苦手だなと思う人もいるだろう。
そういう人に向けたアドバイスも入っているので参考にして頂きたい。
1.とにかく式を立てる
これまでも伝えてきたことだが、条件分けをしてとにかく式を立ててしまう。
これは非常に有効な攻略方法だ。
ごちゃごちゃと頭で考えていても、技量の低いうちは余計に混乱してしまう。
もし、今回の問題で苦戦をするような人はA4のまっさらな紙を用意して、直列回路のケース、並列回路のケースで分けて式を立ててみよう。
これだけでも分からない部分や戸惑った部分が見えてくるはずだ。
2.問題文の後半は注意
今回の問題文は少し特殊だ。
あまり見かけたことのない文章だ。
「2つの抵抗のうち、小さい方を答えよ」という慣れていないと「ん?」となる問題である。
この文章から読み取れることは
抵抗値が2つ出てくる
ということ。
つまりは選択肢を選ぶ際に絶対にミスしてはいけない。
人間は個性があるものの、どうしても大きい数値を選びがち。(何かと数字は大きい方が良いという環境にいることもある)
まとめ
以上「【電験3種理論】平成21年問6を解く【電界エネルギー問題】」の記事となります。
オームの法則、合成抵抗の公式を覚えているかという問題だった。
この問題は取っておくべき問題なので、ちょっと苦手意識がある人は勉強し直しておこう。