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J(ジュール)とW(ワット)の換算を超簡単に【覚え方が大事】

「J(ジュール)とW(ワット)」

これが実に鬱陶しい。そう感じる人は多いと思う。是非とも、この記事でマスターしていって欲しい。ちなみに自分は完全に忘れることがありません。何故なら、覚え方を工夫しているからです。

結論「WとJの換算」

質問をよく貰うのでまとめておきました。何かと便利だと思います。

「1 kWh」=「 3600 kJ 」

「1 wh 」=「 3600 J 」

「 J 」=「 W × 秒 」

<1Whの定義>
1Wの電力を1時間(3600秒)使用したときの値

 

詳しく学びたい人に向けて、下記に解説していきます。理解すると、数字を暗記しなくても良くなりますよ!

 

※「1Jは何Wh?」という質問は下記の勉強資料が役立つでしょう。

 1Jは何Whか?1Jは何kWhか?

 

 

まずは簡単な自己紹介。

自分は

・電気エンジニア
・オンラインで電験の質問回答
・企業の電験講座の質問解答作成
などをしており、講師業と参考書執筆を機に株式会社設立に向けて頑張っている者です。一番大きいものはnote株式会社様からは「電験マガジン」という場を頂いて、試験対策や自分が挑戦する姿と経験値を共有する仕事です。

ジュールとは何か

「仕事量・エネルギー・熱量などの単位」

物体に1Nの力を加えて、その物体を力の方向に1m移動させたときの仕事量を表す

である。

 

電気的には

1Wの電力で1秒間電流を流した時に発生する熱量

とも定義される。

 

また「1kWhは3600kJ」「1Whは3.6kJ」と覚えるように!!などといった学校の先生がいたりする。そんなテキストもある。

 

・・・

 

・・・覚えられん。

これが正直な感想である。しかも、もっと複雑な話が教科書等に記載されている。

自分は物理学者でもないし、研究者を目指してもいない。目指すは「点の取れる存在」である。

公式や定義は表現を崩して、より覚えやすくするのがポイント。試験会場に持っていける容量の知識にする。

 

J(ジュール)とW(ワット)の変換にだけ着目したいと思う。

 

W(ワット)はこう覚えておくと良い

1W(ワット)とは、1Jの仕事を1秒間したときの値

色々覚えさせられたと思うが、これが一番いい。

何にでも対応が効くからだ。

 

エネルギー管理士ではWとJの換算をいやらしく問う問題も出るが、それにも対応できるようになる。

 

まず、3600だが、これは電験の必須知識の一つ。「1時間3600秒」のことを言っている。

 

1時間は60分であり3600秒

これは誰でも知っていることだが、1時間は何秒?と問われると、うっ!となる人もいる。それが良いとか悪いとかではない。(必要なければ、別に知らなくたっていいと個人的には思う。)

 

ただ電験では困るので整理しておこう。1分は60秒だ。従って「1時間=60分=3600秒」となる。ここでWの定義と繋がってくる。

 

したがって、「1W(ワット)とは、1Jの仕事を1秒間したときの値」であるから、「1Whは1時間の値であるため、3600J」となるのである。

 

 

 

※質問を頂いたので、追記!

1kWhは1Whの1000倍である。

「1kWh=3600kJ」って何?

エネ管や電験でよく見る換算である。1Whの定義を思い出そう。

<1Whの定義>
1Wの電力を1時間(3600秒)使用したときの値

 

「1W=1Jを1秒」という基本形で覚えておけば、1Whは3600Jと簡単に答えることができ、1kWhはその1000倍、3600kJ。

 

数字を暗記するのではない。1Wは1Jを1秒と理解するだけなのである。

 

まとめ

1kWhは何ジュールか??

1kJは何kWか??

 

これらが分からないと失点する問題がある。

ここでの失点(損失)を無くすべく、記事にまとめてメッセージとして送ることにした。是非とも、根底から理解し、換算に苦しむことのない生活を送って欲しい。

関連

「1Jは何Wh?」という逆の質問に対する勉強資料です。

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