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【エネ管&電験】試験直前で時間が毎回足りなくなるのは癖でしかない話

「今、桜庭は窮地に立たされている」

この表現が正しいだろう。

仕事も勿論頑張っていたのだが、実はエネ管の勉強をほとんどせずに電験の問題を解いたり、連載記事を書く為の研究をし続けていたのである。

 

おはようございます。

電験と電気業界を研究している桜庭裕介です。 

❑電験研究歴❏
✔トータル100年分の過去問を分析

・電験1種 40年分
・電験2種 40年分
・電験3種 20年分

 

✔雑誌連載を開始
「理論の超入門」

❑TOEIC❑

✔半年で885点取得

電気エンジニアTOEIC攻略までの道のり【800点までは取れる】

一言で言うと、電験をずっと分析してきた人間。

そして、昨年は「教える」という立場で関わる人と接してきたのだが今年は「自分自身も戦う背中を見せる」「一緒に戦うぞ!」

というわけで「エネ管」に挑戦したのである。

勿論、新しい職場で必要になるので勉強しているということもあるが、そんな手当狙いの動機など本来の動機と比較したら足元にも及ばない。(といいつつ電験攻略手順等の購読者にはオフラインでお会いする際にコーヒーを御馳走したい。その資金には必要だからやっぱり手当は要る)

 

本題に入ろう。

自分の今回の失態は多くの人の背中を押す記事になるだろう!!!

 

試験直前で時間が足りなくなる癖

実に耳の痛い話だと思う。

が、しかし、これは紛れもなく存在する癖だと感じている。

 

実は自分、エネ管の勉強がほぼ進んでいない科目があるのだ。試験日が今週なのにだ。急ピッチで昨日の夜中から朝まで勉強し、そのまま仕事に行った。

正直、30代の身体には過負荷だ。

死にそうである。

応用物理は得意だったとはいえ、もう10年以上も前の話である。貯金などない。 

 

とはいえ、今回の勉強時間不足問題。

このような出来事が初めてだったかというと、実はそうではない。

 

結構、やらかしてしまってきた過去がある。

これは紛れもなく「自身の癖」だし、ダラしない勉強スタイルの膿である。

「時間不足」癖持ちの人は意外と多い

昨年から多くの方とメールやTwitter、オフラインで接することができて感じるのは

「勉強の癖」

というものが存在していて、良い癖もあれば、悪い癖もあるということだ。 

 

決定的にマズイ癖というのが今回共有する

「時間配分をミスする癖」

である。

そして、資格試験や学校の試験でやらかしてしまう人というのは大体がこの癖を持っている。不器用とも言えるだろう。

 

この癖を持っているな・・と自覚がある人は絶対に前倒しで進めるなり、紙にやるべきことを書き出すという習慣を取り入れた方が良い。

 

自分はどんな状況か

正直、自分は「勉強ヤバいな・・・」と先週ぐらいから勘付いてはいた。

とはいえ、子育ての参加を辞退することは許されない。散々普段仕事で協力してもらっているからだ。

 

では、そのヤバさはどのぐらいかを共有しておこう。

 

「エネルギー管理士」という資格は4科目からなる。

①法律

②電気基礎

③電気設備(計器含む)

④電力応用

※正式名称は違います。分かりやすく表現しています。

先週から法律の勉強をし始めて、 約10年分の過去問をインプットした。いわゆる合格点は遥かに超えられる状態になっている。分析も終え、どんな問題が出題されるかの予想までついている。

 

②③については電験講師で活動していることもあり、日々問題を解く生活をしていたので初見でもいけると感じ取った。

 

だが、④はまずかった。

電力応用は物理

電動機の応用だったのだ。気が付いていたのだが、よくよく問題を見たら、内容が随分大学物理だった。

速度、加速度が満載。単位変換が面倒。原単位という恥ずかしながら聞いたことのない言葉も。そして、電気化学(厄介な電池)に電気加熱(これも暗記だけど満点は狙いにくいやつ)

対応できるのは「回転機」と「照明」である。とはいえ、回転機でも方程式を解く系の知識の再インストールには時間がかかるような内容。

 

過去問5年は必要だと感じつつも「10年分はやらないとやられる可能性がある」と察した。

そして1年分の過去問を覚えるのに5時間はかかる。

最低50時間は欲しい。

 

となれば、1日10時間勉強したとしても5日は必要というわけだ。

あと試験までは4日しかない。

電験受験者は早い時期からスパートを

こんな醜態を晒しているのは言うまでもなく

自分に関わってくれている人たちへの完全な注意喚起である。

 

電験講師として、これから企業からオファーを受けようとしている者が

「エネ管ごときで手こずっているのか」

「あいつ、この程度ね」

「電気しか詳しくないのかよ」

と思われてしまうにも関わらず、共有している。

実際、メールにて「エネ管で苦戦するなんて・・」という言葉を頂戴してしまったのだが。(初見で解けたらそういう事を言ってもいいけど、意外と難しいですよ^^)

 

何はともあれ

試験日が土曜日じゃなくて日曜日で良かった~!!!!!

と思っている自分がいる。

そして、最後の希望に全力で勉強している。

この記事を書き終えたら、依頼の仕事をして勉強に入る。

もはや、あと

水曜の4時~7時、20時~0時

木曜の4時~7時、20時~0時

金曜の4時~7時、20時~0時

土曜の4時~20時

しかない。

 

・・・

 

だが

 

こんな自分の話はどうでもよい。

 

電験の試験本番は9月12日13日

そう!!!!!

電験受験者にはまだ時間があるのだ!!!

ここを伝えたいのだ。

自分は今週の日曜日がタイムリミットだけども・・・。

 

この格差は絶対的に感じて欲しい。自分は絶望だが、電験受験者は幸せを感じ、全力で準備に走って欲しい。

 

是非、1日5時間~7時間のターボをかけてみて欲しい。(勿論、記憶の為の睡眠時間をコントロールして下さいね。ノンレムは1回~2回入れて欲しい)

 

「今週日曜日が試験だったら。。。」というゾッとするような感覚を感じてから今日の勉強を頑張ってもらえればと思います。

 

試験日に近づくほど限界まで勉強できる

人間、不思議なもので「試験日に近づくほど勉強できる」のです。

火事場のクソ力の如く、試験日1週間前は集中力が増して5時間程度一気に勉強できたりします。

それは二週間前から引き出して欲しい。

今から引き出せば、かなり取れる点数は伸びる。

 

限界はもう数段階上にあるはず。

頑張ろうね!!!

 

これが自分が最も伝えたかったことでした。