「エネルギー管理士を終えた後」というテーマで記事を書いていきます。
エネルギー管理士の試験を終えて
試験、お疲れさまでした。
メールやコメント下さった方、ありがとうございました。場所は違えど一緒に頑張ってこれて良かったなと思います。
自分自身、時間がない状況下だったのでつらかったのですが、おかげさまで何とか頑張り抜くことができて良かったです。
自分に関わる皆さまが合格できることを心から願っております。
また、さきほど配信した記事「2020年エネルギー管理士の試験を終えて得たモノ」でお伝えした通り、エネ管の試験問題の中で電験に活用できる問題をピックアップしていきます。
今後、電験を受験される予定がある方は試験本番での対応力、知識の抜けチェックをしたい方は是非とも活用して頂ければと思います。
試験で出来なかった問題に焦点を当てる
試験が終わり、できなかったりすると落ち込むものである。
実際、よっしゃー!合格だー!となっている人は想像以上に少ない。だから安心して欲しい。
電験2種や1種に挑戦している人も必死に勉強している資格試験と考えれば、落ち込む必要すらない。
※試験会場で電験2種に合格している後輩に会った
また、エネ管は科目合格さえしていれば、かなり来年は楽できる。
エネ管は電験と違って科目が絞れてさえいれば、範囲が狭いので勉強時間を大量投入し過去問10年インプットをすればいい。
さらにまとまった時間を作り、科目毎の特徴を押さえた学習をしていけば合格点には達することができるだろう。
電験と違ってちゃんと過去問と同じ問題が出てくれるのが嬉しい所だ。
電験のように試験範囲が膨大ではないから絞り込み自体も簡単である。
故に今、ここでやるべきこと落ち込んだり悔んだりするのではなくて
「できなかった問題に焦点を当てること」
である。
問題を解くための公式、解法を理解するようにすればそれは必ず電験に良い影響を与えることができるだろう。
勉強の仕方も見直す
「知識」というのは「採用した勉強方法」の出力である。
したがって、試験を受験してみて足りなかった知識があった場合、それが「忘れ」なのか「勉強方法の欠陥によるもの」なのかははっきりさせておいた方がいい。
もし、後者である場合、見直しは必須だ。
たとえば、自分は今回エネ管の問題では
「電池問題」
「照明」
「三相ブリッジ」
「電気加熱」
「制御※」
といった当初から想定していた分野で失点をしている。
制御についてはゲイン、傾きという問題のみが解けなかった。「どうやって解くのか」も分かっていない。
やはりこれらは「勉強方法」が悪いのである。
もう10年以上も学習してきたのにいまだにインプットが上手くいかないのはシステムエラーでしかない。
また、教材自体も良くないと感じる。インプット材料が良くないのだ。
受験テキスト(完全マスター)なので十分すぎる知識かと思ったらそんなこともなく、このテキストを試験会場に持ち込んでも点が取れなかっただろう。
電池問題であれば解いた問題数が少ないし、構造自体も全ての電池を覚えているわけではない。
一方で、電動機系、理論の電気回路はすぐにでも記憶を引き出して最高のパフォーマンスを出すことができる。
これらの違いはちゃんと整理しておかないと試験本番でまた同じミスをしでかしてしまうだろう。
苦手ゾーンは同じ教材を使う限り大体一緒
正確には「抜け落ちる知識」が正しいかもしれない。
自分は三相全波ブリッジ回路の電圧の公式を忘れてしまっていた。※
※パワエレは勉強する気になれないといって勉強していかなかったのが悪いんだけども。
これも全部含めて、もっと簡単にインプットできるようにしておけば、短い時間でトップギアまで上げることができるはず。
追手、面白い記事を配信するので活用していただければと思います。