「電験2種理論科目の過渡現象の問題」に関して、試験直前に連絡をもらった。
大学の教科書を持っている人は強い。と以前お伝えしたが、この土壇場になって「やばい」となる気持ちはめちゃくちゃ分かる。
過渡現象の分野に関しては自分は得意分野であるので役立てると思う。出張先なので、手書きノートで申し訳ないが参考にしてもらえれば幸いである。(教科書との整合確認済)
やって欲しい事
是非とも、自分の手で何度も解いて欲しい。
良い解説は大事だが、結局、試験本番では「あなた」が解かないといけない。自分なりに自分の回答を書けることが大事なのである。
あと1時間で問題に対応できるようになるには、3パターン(RL直列回路、RC直列回路、RLC直列回路)を勉強してほしい。
複雑に考えることはない。
・過渡解を求める
・定常解を求める(特解とも言う)
・上二つ足して一般解にする
・一般解にある定数Aを求める
以上だ。
これを知っておけば5問中3問は救えるし問題文に合わせて解ければ全問正解が狙える。
過渡現象(RL直列回路)
エネルギーの式まで書いてあるので対応力は高いだろう。
過渡現象(RC直列回路)
過渡現象(RLC直列回路)
RLC回路はルートの中身で条件が3つに分かれるので問題設定でいくらでも複雑にできる。がルートの中身が0になるパターンを押さえておけばまず良いだろう。ほかはややこしくて収まりが悪いから問題にしにくい。
他が試験に出たら問題を見ながら当てはめていこう。
※積分を忘れてしまっている場合、試験直前に学び直すのはちょっと時間がない。他の復習をすべきだ。そういう戦略を採ろう!!