試験から時間が経つほど、悔しさは湧き上がってくるものだ。
「試験終了間際、選択肢変えちゃいました!!」と言って、ほぼ泣きながら報告してきて下さった方がいた。
とにかく悔しいんだ。
確かなる根拠はないけど、なんか間違ってそう!
などといった感覚で答えを変えてしまうと、大抵間違っている。
変な関係式から誤った答えを導いたりしてしまうのだ。
問題作成側は当然その選択肢を用意している。
「悔しい!!」
そんな中、Twitterを見ると
合格報告が沢山上がっていることに気がつく。
自分は路頭に迷っているのに…。
こんな時、すべき事がある。
タイトルの通り
「他人の報告なんて見なくていい」だ。
他人の報告なんて見ても良い事はない。今の時点では意味がない。
悲しみを膨らませて、やる気を損なうだけだ。
「完マスやってりゃ機械科目のモーメントも解けたし、法規は全体的に点取れた。過去問平成27年解いてりゃボード線図もできたのに…」
これが本当に分析しなきゃいけない所であり、向き合わないといけない所。
他人の点数、勉強時間、電験祭といった外乱に心を奪われないようにしよう。
あなた自身はめちゃくちゃ頑張ったんだ。
桜庭裕介
追伸
今朝もメールボックスを開くと、感謝のメールが届いていた。涙してしまった。そして、自分は関わる人の無念さを抱えきれずに暗い納戸にいる。依頼の仕事も溜まっている。「もっと完マスを解説してあげればよかった。派生問題を作ってあげればよかった。」と悔やんでいる。
電験とはつくづく心の在り方や戦い方、過ごし方を問われる試験だなと思う。
そして、電験三種はいよいよ、電験二種の一次試験よりも難しく、電験一種の一次試験と同等という領域に入ってきたと思う。
勿論、一種とは問いの質が違う事は理解しておかないといけないが。より学問チックだ。ここらへんを気にしている人もいるから、立ち直ったら記事にしていこうと思う。
電験三種は難しいよ。
お疲れ様でした。