電験2種を受験する人はこのトレーニングを今の段階でしている人も多いはず。
もし、来年受験をする予定がある人は今年始末しておいた方が絶対にいい。
後に持ち越してよいことなど、電験の計算問題にはほぼない。
良問を一つ紹介しておくので、やってみて欲しい。
そして、この手の問題に対して、自分は真骨頂を発揮する!!!
もう数値も覚えている。
Xが0.2の時点で4次方程式の先頭は「25」であることが予測できるとともに、(3)以降で登場する判別式(b-4acを0で紡ぐ)では、電力円線図の特性上、半径側に25があるので、つまりbが25であり打ち消されるのを予測している。
答えは覚えるぐらいでいい。
こんな複雑な問題は覚えてしまう。
そして、試験本番はそのズレ修正をしていく感覚であるべき。
平成25年問4電力円線図
実際に解いてみる
(1)は電圧を整理すると共に、電圧差から電流を求める。
(2)は電力円線図だ。
(3)は力率=1を(2)式に入れ込む。
(4)は進み力率0.9の条件に合わせる。
何回もやれば瞬殺。
朝起きて、歯を磨き、コーヒーを冷ます間にやれる。
「変態だよね」と思われる一面として電力円線図が好きって所。遅れ正でxが0.2の時点で4次方程式の先頭は「25」、半径側に「25」があるから判別式を使う段で「25」が削れるので判別式で25を書く前に斜線を書いてしまう。25÷4は6.25。また25は判別式と相性が良くて100になるので処分もしやすい。
— 桜庭裕介@電験研究 (@denken_1) 2020年10月3日
好き。
(5)は捨て問だろう。
円線図を理解していれば解けるが、なかなかマニアックだろう。
図をイメージして、力率がわからん以上、QをPに統一して、全体の式を求めてから料理していくしかない。
解の方程式で電圧を1点に絞り込んで、判別式でPを求める流れだ。高専等で学ばないと無理だろう。
この授業を2ヶ月以上やっていた気がする。
まとめ
気持ちよすぎて、余計な図まで貼ってしまい、申し訳ありません。
真面目にいきます。
(1)から(3)は汎用性が非常に高い。
絶対にマスターしておきたい。
(4)は高等数学になる。方程式の判別式の話になる。(5)はさらに安定限界を知らないと(解が一点になる)解けない問題だろう。
しかしながら、大学では必ず学んでいる知識なので、教科書やノートを復習してみて欲しい。
最後になるが、この技能もまた社会ではあまり役に立てることができず、見積もり書に関わる仕事でも婚活の場においても無力であった。
婚活では、ニューバランスの靴の方が明らかに強い。