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2020年(令和2年)エネルギー管理士に一発合格から伝えたい事【極限下で採った戦略】

エネルギー管理士に挑戦する

「エネルギー管理士に挑戦する」

今年の6月頃、こんな目標を掲げて受験申込をした。

自分のフォロワーや読者の方の中にはエネ管を勉強している人がいて、「一緒に戦おう!」そして「どう戦うか??」という話をしながら日々を過ごしてきた。

 

今回、合格証なんて見たくもない!という人は「戻る」ボタンを押して欲しい。

くれぐれも、Twitterに存在する人たちのように、自分の成果を誇示したり、自尊心を高めるような記事ではないことを冒頭に伝えておく。

 

それでも、合格証を見るとやる気が下がるような時もある。

そんな心の在りようであれば、この記事は見ないで欲しい。

 

ただ自分の苦汁を舐めてきた経験を綴るので、少なからず、前に進める内容になっていることだけは伝えておく。

 

自分の伝えたい事

「挑戦には失敗者と成功者が存在する」
「成功者も苦汁を舐めた経験がある」

これらが自分が伝えたいことである。

 

 

「苦汁を舐める経験」

後半部分が大事で、たぶんほとんどの人が苦汁を舐めた経験をしている。

王道すぎる話だけれども

小学校からエリートの教育を受けて、中学、高校とエスカレート。そして、有名大学へ。そんな人の中にはもしかしたら試験勉強での挫折なんて味わったことがない人もいるかもしれない。

自分は中学時代で苦しんだ

※自分の話になるが、中学生時代に「葛西」という知人がいた。塾で知り合ったのだが、県内で1位を取るような人間。5科目の学力試験をすれば、3科目は満点、時には4科目満点で290点以上を常にたたき出していた。また「杢」という素晴らしく人間ができた方もいて、この方もまた県内に名をはせるような成績を叩き出していた。

 

脳を徹底的に鍛えている彼らは恐らく、資格試験で苦労などしないだろう。(電験1種には苦しむだろうが)

 

自分はこんな人たちの巣窟にいることができたので、中学時代には苦汁を舐めることになった。

 

どんなに頑張っても追いつけない。

試験は1回5000円~1万円。

自分は300点満点のうち、2科目満点~3科目満点、でも他の科目が8割~9割。結果、270点~280点だったりした。

 

当然、勉強時間は3時間から5時間、7時間、ピーク時には10時間と増えた。

しかし、結果は無情。

田舎の中学生ながらに努力したのだが、最終的に都会に住む彼ら上位層には一度も勝つことがなかった。

 

及びもしなかったのである。

 

ちなみに、何故に都内の塾になんて行くことになったかというと、地元の塾の先生が「もうこれ以上教えることはできない」「次のレベルにいくには高いレベルの世界を見た方がいい」といったことを親に伝えたことがきっかけ。そして都内に出るようになった。自分の母親は月曜と水曜、そして土日は車で片道1時間半かかる都内まで送迎してくれた。それを数ヶ月継続してくれた。激戦の日々で悔しい思いもしたが、今でも親には感謝している。

 

今戦えているのは過去の財産のおかげ

ここで伝えたかったのは「過去の積み上げを絶対に忘れてはいけない」という事である。

エネ管でも電験でも「2ヶ月で合格しました!」といった報告を見かけるが、それは確かに素晴らしいことだけれども

言葉が過ぎて

「電験3種は楽勝っしょ」
「電験3種は過去問を覚えればいい」
「勉強の仕方が悪いのでは??」

といった論調になってしまう方も残念ながらいる。この手の相談を受ける事がある。

これは無視していい。

多くの人が電験3種だと、優秀な人で2年、それ以外は3年~5年、もっと長い人だっている。

 

「能力値を上げる」という単純な事が一番大変で、そこの積み上げは毎日やっていくしかない。能力値を上げるというのは調べる力も含まれる。

 

試験申し込みから「さあ!やるか!!」という具合では、昨今の資格試験事情から察するに相当難易度が高いと言える。

 

エネ管の問題も大分難しい。応用物理の範囲に入ってきているし、電気回路もブリッジや測定回路系になってきている。しかも、質問も電位の向きなど、地味に理論の基礎を知らないと解けない系だったりする。

 

電験3種、電験2種、エネルギー管理士といった資格試験はそれぞれが独立してきて、難易度評価が難しい時代になりつつあると思う。認識が甘いと、今回の自分のような状態になる。積み上げをしてきてなかったら100%不合格だった。(とはいえ、帯状疱疹を発症してしまっていた)

 

どんな環境で、どう点数を取りに行ったかを共有しておく。

極限下で採った戦略

10年以上前の感覚で

「自分もエネ管やるよ!!一緒に頑張りますか!!」

と発言したのだが

中身を開いてみて、びっくりした。

 

科目は4科目あって

①法令
②電気基礎(電気回路計算)
③電気計測
④電動機応用(物理) 

特に①と④は積み上げが効かない特徴のある試験であった。(最近だと、電験2種より難しいという人もいるぐらい、物理チックになっている。応用物理の問題で過去問を改質されたら、積み上げていないと相当マズイことになることは経験済み)

 

自分は現在仕事を請け負うことができていて、有り難いことに電験3種の指導および勉強資料の電子書籍、連載、教科書作成に携わることができている。

地域貢献を目指す合同会社の執行役員としても挑戦している。

 

エネルギー管理士の勉強時間は一切なかった。自分の本業は電験なので、共に頑張る姿を見せるのが最大の目的だったというのもある。

 

思った以上に質問や相談の仕事が立て込み、自宅に来訪するという依頼があるとも思っていなかった。(1000人以上の相談を受けることが可能です!そんな企画あっても大丈夫です!と出版社の方に言ったが絶対に無理だと知った)

 

結局、勉強を本格スタートしたのは

「7月17日」

だった。

ヤバいと感じた法令から勉強する

明日、試験本番です!と言われたとして、絶対に対応できない科目から勉強するのが、一発合格のコツ

これは経験から知っていたので「①法令」をまず押さえこみにかかった。

 

結論、非常に厄介だった。

【エネルギー管理士まとめノート】エネルギー総合管理及び法規の問1 - 電験合格からやりたい仕事に就く

※有り難いことにエネ管のまとめを作って欲しいという依頼があったので、年内中にスタートしていこうと思います。note等で購読して下さった方に恩返しできれば。一方、TOEICについても、試験自体が申込殺到しているものの来年には落ち着くはず。そこまでに自分がやってきたことを整理してお伝えします。有り難いことにオススメ記事に上記の記事も含めてエネ管関連を取り上げてもらったのか、かなりの閲覧があった。作成途中で申し訳ない。

 

上記の記事でもお伝えしたのだが「法令は10年分のインプットが大事」であった。

 

というより、穴埋めの場所が変わってくるので、至近の過去問では対応しにくいという落とし穴があった。

これはオンラインの電験マガジン(電験攻略研究所)(note株式会社の審査を経て9月からスタート)で伝えたことで中学校時代の勉強方法に通ずる部分がある。

少しだけ紹介しておく。

法令科目といった暗記科目が苦手な人

暗記科目が苦手という人は一定数存在する。

アルバイトで塾の講師をした時にもそれは感じたし、大学に入ってから友人に勉強を教えた時にも、中学生、高校生の甥に勉強を教える時にも感じた。

 

暗記科目で点が取れないという人は

質問を意識する

ということが最も大事なことなんじゃないのかなと思う。 

「一つの質問とその答えを覚える」だけではなくて、どう試験に出るのか予想もする。

 

それを突き詰めていくと「網羅性」に行き着く。

 

「穴抜けが同じ場所から出ない」が、そこまで穴抜けする場所もない

 

と分かってくる。

故に10年分やれば、同じ穴抜けが出てくるだけ。

 

もぐら叩きで、同じ穴からモグラが出てくるのが一定時間経過後であるのと同じという例えがしっくりくる。

 

これがエネ管の法令に当てはまる。法令の計算問題は毎年、同じ文が出ている。だから100%習得すれば点になる。

 

この分析をし、法令は土日を除く2週間の隙間時間で覚えきった。

勉強日数としては10日ぐらいは見ておいた方がいいだろう。1日2時間確保したとして。計算問題の理解も含めると、20日は必要。(正直、自分、法令の計算問題が苦手でした)

 

④電動機応用(物理) 

8月に入り、電動機応用を本格的に勉強し始める。

正直、滑車を見た瞬間に「ゾッ」とした。

さらに「加速度」「速度」といったグラフを見て、これはマズイと思った。

 

電験には流量グラフやトルクグラフは出題されるが、速度や加速度の積分をガッツリやって、時間を掛け算するという問題は久しぶりすぎた。

 

社内の大学編入試験以来、あまり触れていない。

即座に危険と判断し、②電気基礎(電気回路計算)③電気計測 は勉強しないことにした。

勿論、電験講師としてのスキルがあるのでカバーできる範囲はサラッとおさらいし、電験にはあまり問われない部分を反復学習した。

 

結局、1日3時間~5時間学習をし、約25日間の時間を投入した。

 

過去問は至近の4年はサラッと学習する程度にして、10年前から7年(感覚的には平成23年24年が狙われる感じがした)ので、集中学習をした。

 

平成23年のグラフ問題が出題されて、勝ちを納める結果となった。

試験傾向の分析は30年程度やらないと一過性の出題傾向であるため、責任は持てないと思い、言わなかった。もしかたら、平成20年の問題が出ていたのかもしれない。

 

結果的には短期間の分析だったが、覚悟を決めて行った判断が功を制したのである。

まとめ

今回の成功は
「積み上げがあった」
「過去問分析が正しかった」
「過去問を10年分ちゃんと目を通した」
「過去問の中でも出題傾向、出題頻度を見切った」
という合わせ技のおかげでした。

2021年の試験受験を予定している人は、絶対に早い時期から勉強しておこう。特に数学の積み重ねがない人は絶対に早い時期からやっておかないと泣くことになります。

参考になれば幸いです。

追記

※出題傾向分析して下さい!という依頼は大変有り難いですが、膨大な作業量と責任が伴うので断らせて頂いた。やっぱり難しい。それより、基礎を横断的に押さえて1問正解する。そして、ある程度の範囲で予測立て(10年前~5年前の過去問を解く)を行う勉強方法が良いだろう。ちなみに電験3種と電験2種については、それぞれ500問以上は分析している。時間系列は勿論のこと、試験構成も含めて考察を入れているので、ある程度の精度が出せていると思う。そのうち、某企業の予想問題のようにそれを避けるような試験出題となったら、怖いなと思いつつ、それは大変光栄なことでもあるだろう。

自分はそこの準備を怠ることなく、対策を練っている。昨年、塾という形でやらせてもらえる事になったので、毎日奮闘。徹底的に応戦する体制を作り上げつつある。もし、興味があれば覗いてみて下さい。現在50人ほどで皆で勉強を頑張っています。

 

■電験を共に頑張りたい人へ■

いまだに問題を毎日2問以上解いています。

毎日やりませんか??

「資格試験はせっかくなら楽しもう!!」というのが持論。

 

※頂いた購読費は全額社会福祉および被災地支援に充てさせて頂いております。

※恐縮ですが、御礼で頂いた枕や食料等は使わせて頂いています。もらったモノ以上に過去問のややこしい部分の解説という形で恩返しします。また、note記事はどんどん追記を入れて価値を高めていきます。

 

今回の戦利品を掲載しておきます。

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