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「電験3種の公式・要点集」を研究・開発

12月1日、自分は新たな挑戦をする。

電験3種の公式・要点集をスタートさせた。

この公式集であり、要点集でもあるサービスは新たな価値をいくつも含む。

狙いと想い

・公式を記憶しておくことが苦手
・要点を押さえて、まとめるのが苦手

上記のような悩みを持った人に役立つと考える。参考書の補助ツールとして、活用して頂けると幸いである。

 

※「公式を記憶できない」「要点を押さえること、まとめをすることが苦手」だといった相談が多いこともあり、2021年12月の自分が講師を務める電験勉強会、2022年1月の理論講義の場で実際に活用します。

公式の重要性

電験3種において、公式は非常に重要である。解く為の起点となるからだ。

特に理論科目は必須と言える。そのため、今回の公式集・要点集は「理論科目」に絞り込むことにした。

電験3種の電力科目は、たるみ、配電計算など公式の範囲が狭い。

一方で、電験3種の機械科目の計算は「公式と問題文との紐づけが全て」と言っても過言ではないが、いきなりやるにはしんどい。(問題文の線間電圧と公式に入れ込む相電圧を間違えないなどもそうだし、照明や電動機応用は公式のままであるし、制御でたまに狙われるゲインも公式)機械科目の半分は論述なので、公式まとめが結果として出るのはすいぶん先になる。

法規科目は公式というより、法律と計算問題を覚え込むことになる。数も少ないので、負荷率などの公式は手書きでノートにまとめておくか、計算問題とセットで覚える学習方法が効果的である。

以上のことから、理論をきっちりと仕立てることとした。

※機械科目は早い段階でやっていきたいと考えている。社内用として、自分で作っているものはある

要点集

一方で、要点集。

これもまた重要だと自分は思う。

参考書学習だけで、試験合格するのが難しいという人もいる。それをより具体的に説明することができれば、何をやらないといけないのかが明確になる。

実はここがポイント。

難関の資格試験は難関であるが故の理由がきちんとある。

これが要点集にまとめていければ、大きな価値になる。昔は合格する為に参考書が効果的で役立ったが、これからの時代は要点集が鍵を握る可能性が高い。

公式集の中で暗記ではなく理解を推し進め、要点集で考え方と考える経験を蓄積してもらう。

自分はこれをフル活用して、合格者輩出を目指す。想像以上に大きなプロジェクトを成し遂げるために、公式・要点集にどれだけ力を持たせられるかが、実は個人的な鍵になっている。

12月、1月で反応を見て、活用方法を試行錯誤する。

手書き中心のまとめノートだからできること

「俺も手書きでノートを作ってみようかな」
「こういう公式の理解をすれば良いのか」

こんな気持ち、考え方が芽生えてくるような価値を届けられるのではないかと考えている。

強制的な学習というのは長期のスパンで見た時、なかなか継続が厳しく、あまり効果が表れにくいという結論に至った。「自主性」を一番に大切にしたい。資格取得後の働き方にも大きく影響するとも感じる。

資料もできるだけ、1枚か2枚の図で公式や知識を説明しきるようなものとしている。

他公式集の明確な違い

電験3種の公式・要点集が他と決定的に違うのは、全ページをいきなり公開していないという点。

定期的な配信をするとともに、作り手側も温度感を感じながら、調整をしていく。

これがもたらす効果というのは「学習者が日々勉強していく」という習慣化にある。

 

情報が過多な時代だからこそ、逆にやれなかったりする。一本の講義、塾のような「が学びの場」として、活用してもらえれば幸いである。

 

公式集や参考書は色々あって良いと思う。

色んな著者がいて、色んなフォーマットがあるから、発見があったり、そこに面白さが生まれる。

 

今日の分をパッと見て、パッと終われる。これがめちゃくちゃいいなと個人的には思う。

本格的に勉強資料が投稿される日

来週中旬、一発目の勉強資料が投稿される。

その前に、協働でやって下さっている川上さん(電気エンジニアで電験2種の支援、電工支援、保護協調ツールで受賞などの素晴らしい方)の紹介がある。

今回の話は、自分がお願いをした。

お忙しい中、手掛けてくれることに感謝である。

 

自分以外の人間も加わり、資料を構築していくこともまた新たな価値を生む。違った視点や価値感が混ざるからだ。

昔から公式は大事だ!と伝えてきた。本質部分は伝えることができていたと思うが、形にし切ることができなかった。強力な仲間を得て、実現に至った。

社会貢献

電気主任技術者の人材問題解決に少しでも貢献できるはずだ。

今回、自分が電験3種を教える方の中には、ピアスの穴が多くある人、やる気が出んと言う人が多い。ピアスの穴が沢山あろうとなかろうと、外見や装いに偏見はない。意外にも話をしてみると、恩深く、礼儀正しく慕ってくれる面がある。偏見を持って接する人に対しての反発心が強いだけだろう。

ただ事実として、その反発心のせいで勉強経験を積むことができなかった過去があったりする。そこは認識して、一つひとつやっていくしかない。

電験3種を取ったからといっていきなり、現代でも幅を利かせる地主、不動産事業をする経営者、準公共事業を運営する人にはなれない。ステップがある。代々築き上げてきた高いステップにいきなりは乗れない。

だが、確実に選択肢を増やし、自分で自分が社内で過ごしやすい枠、環境を作ることは可能である。

川上と桜庭の電験3種の公式・要点集

電験3種の公式・要点集

 

関連(学習成果報告含む)

電験3種の公式から試験全体を見てみるという視点

※社内講義で8名利用確定