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※2020年の電験マガジンの年内計画

参考:電験マガジンの年内計画

10月,11月:電力科目、機械科目の学習
⇒キーワードを含めて電験2種の問題に大量に触れた事で、知識を増やす事ができたかと思います。電験3種の過去問でしらみつぶしに学習する以上に網羅的に学べたはず。(キーワード学習と送電関係の計算が効いている)

今後、知識を根底から横断的に学びながら記憶を整えていきましょう。
12月:数学力の向上、各科目の基礎
⇒「全範囲学習する」というのが現代の電験のポイントです。復習しやすい仕組みの中で学習を進めていく。解いて終わりにしない。問題を解くと共に問題と紐づけをし学習効果を高めましょう。
1月1日:模試(数学)配布
⇒数学用の模試を配布します。模試と言っても、半年以上先の試験に対して堅苦しいのは無し。某電力会社のように採点したものを掲載するような事はしない。狙いは「問題と対峙した経験と学習状況の確認」です。電験3種用と電験2種用に分けます。最小定理をマスターする事は勿論のこと、2種はラプラス変換に加えて、微分方程式を理解することで、昭和問題を解くことで試験本番で必要となる解く速度の向上を図ります。
1月~2月:数学力の向上、各科目の基礎
⇒模試の結果を踏まえて、数学力を向上させつつ、電験2種の方はラプラス変換を使う問題を解けるようになる。
3月:各科目の基礎と模試
⇒4科目の試験範囲を押さえ終わる。(公式と問題との紐づけを完了させる。)

4月以降は、進捗によるものの問題解きが中心となるが、人によっては電験以外の資格に挑戦する人もいるはず。手当を狙うなら、電験に絞るのは勿体ない。ここまで問題と絡めた基礎知識を学習していれば、他の試験との併願も問題ないだろう。※

※エネルギー管理士については自分は昨年合格していて過去問10年をインプットしているので、役に立てると思う。(試験問題予想は20年以上のインプットと時代や社会背景との照らし合わせが必要なのでお断りをさせてもらっている。あくまで至近10年範囲で学習して、10~5年前の問題で山を張って点を取るスタイルが良いと自分は傾向から考えている。)

 

当初の計画表は急遽変更をしました。今年の電験2種二次試験への対応をする事にした事が理由であり、予定が大幅に変わりました。

リスクを負った上で、一度提出した計画を即変更したのは理由があって「ただ諦める事よりたとえ勉強時間が足りなくても挑戦する意味がある事を伝える」「来年受験者にとって、今回の試験で苦しむ姿を見たり、間に合うか間に合わないかの極限の姿を見ておく事に意味がある」というのが一番の思い。

勉強時間が足りずに「試験1週間前からキーワードの学習をスタートさせた方」「修行僧のように部屋に篭もり21時から3時近くまで制御問題を18問解き苦しむ自分の姿を見た」というのは大きな意味があると思います。

過去問は沢山解いたのに、試験直前に引き出せない・・というパンク状態もまた自分自身の特性や能力でもあり、自分がここに該当するなぁと思うようであれば、勉強方法は確実に変更すべきです。

経験上、改善しない限り、何度もパンク状態を繰り返してしまいます。(自分は東大大学院編入試験で2度同じ失敗を繰り返しています。2年も棒に振ってしまった。トータル3年かけたのに結局、自分の路線と違った道だったので進学しないという・・愚かな行為をしてしまった。本来の目的とズレてしまっていて「受かる事、リベンジする事」だけが目的になっていた。)

来年挑戦する人は、きちんと試験で戦えるように整えていって下さい。試験2週間前には模試に対応できるようにしないと絶対に苦しみます。

※模試を3回~5回行って、それを覚えるという手法もアリだと思っています。模試をやってそれを暗記するというスタイル。