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※電験2種一次試験理論科目の勉強方法

勉強の進め方は基本的に電験3種と同じ。過去問を漏らさないように管理していくといい。電験3種との決定的な違いは「理論科目は複雑な計算を解く力も必要だが、高等数学を解けるようになる必要がある」という点である。

 

 

電験2種では「過渡現象の計算」が厄介です。電磁気の長い計算もきついですが、微分方程式を知らないといけない過渡現象は人によってはかなりハードになります。

 

今年、過渡現象を解説して!と試験前日に依頼があって書いたノートです。RLCの全パターンを網羅してあります。昨年の試験ではそのまま覚えていって丸ごと、点を取った方がいました。完全に過渡現象は微分方程式の型を覚えて解くだけなので難しく考えることはありません。

 

一般解とは??特解とは??と難しく考えこんでしまうと、余計に分からなくなります。この手の問題を解ける多くの学生も意味などよく分かっていない。とはいえ、このノートだけだと、優しくないのでもう一つ解説した記事を入れる。(※ちなみに、RLC回路の問題は至近で出題された。教科書では応用問題という区分で難しいと書かれているので、突然、試験問題に登場してきたので関係者は驚いた)

 

 

電験3種の理論科目の勉強について、「理論科目で確実に合格基準点を超える為に」を書いた。その中でも書いているが

電験2種に関しては微分方程式と電子運動、電磁気を鍛えてきた人は「これまでの電験2種で今年も来る!」と腹を決め、電子回路を選択で外してそれ以外で点を取るやり方が通用します。ちなみに自分は腹を括るタイプです。(電験3種では絶対に電子回路が配点されるのでこれは通用しません。むしろ、電子回路を勉強しない学生を狙った問題設計になっています。電験2種は早い時期に合格しておいた方がいいというのは電験2種もいずれはこうなる可能性がある為です)

を注意しておこう。