電子工学の電子電動に関する理論のうち、移動度に関する問題を紹介する。
電験1種平成24年問4を扱う。
回答
問題文の通り、電荷密度は静電容量と電圧で求めることができるので
静電容量は絶縁物の距離と面積と誘電率より
一方で、キャリア濃度は電荷密度を電荷1つあたりの電荷で割れば求まる。
チャネル間の電界を求めるので、その間の電圧と長さから
速度は移動度×電界。
電流密度は電荷密度×速度より
学習者に演習として取り組んでもらって、間違いやすい所を電験マガジン側に解説で追記します。
教科書
Amazon.co.jp - 電子工学 (新編電気工学講座) | 落山謙三, 西村信雄
かなり昔の教科書(電気工学講座シリーズ)を扱う先生も多いが、なかなか難しいものである。