分流の式は、アドミタンス表記の電気回路でも成立する。ここについて、解説を書く。
昔の電験では、アドミタンスの分流計算が出題されていた時期があった。配電計算(地絡など)にも登場する。
混乱する人がいると思うので、参考までに書き起こした。
分流の式
アドミタンス
2種類の分流の式
成立性
アドミタンスを用いた分流の式は、インピーダンスを用いた分流の式と同じであるかを確認する。
まとめ
インピーダンスとは電流の流れにくさを表す。
一方で、アドミタンスは電流の流れやすさ(伝導)を表す。
意味を考えれば、2つの分流の式に等価性があると考えることはできる。