ここまで静電気攻略をしてきたのですが、切り口が変わります。今までは細かい話でしたが、コンデンサを電気回路として見た時、複数繋いだ時を考えていきます。
※参考書「みんほし」の問題編を見ていて感じる通り、単元が変わるイメージです。
講義振り返り
「静電容量の合成方法は抵抗と逆である」という覚え方でよいと思います。
これが覚えられない人向けの参考資料があります。これを理解できたら、力が付いていると思います※
※コンデンサの直列合成計算が難しいという反応でした。
「d1+d2を作る」や「「ε1 S1」と「ε2 S2」を「εS」で統一する」という経験がないためでしょう。大学などでは経験できます。
あとは下記の文章を良く読むことが大事。読み飛ばすと分からなくなります。
ひとつのコンデンサとして考えると、C=εS/dの式をもとに、C=εS/(d1+d'2)になる事はイメージできると思います。これを、C1とC2を使って表す計算方法を考えます。
要は「C1とC2を使って、合成静電容量Cを表したい」のである。
※自分もこれ以外の考え方があるので、後日共有します。
似たような言葉で混乱してしまう人はいます。几帳面な人ほど、言葉で止まってしまう傾向があります。良いことなのですが、ざっくりの人の方が短期的にはサクサク結果を出すイメージです。
治らないものなので、気になる人はとことんまで調べて勉強すると良いでしょう。最終的にはこちらの人も高い成長を遂げます。
金属球の静電容量は、メイン所ではないのだけど、今後、どんどん出てくるだろうなと思います。電界があって、電位があれば、電荷を仮定して、静電容量を計算することができます。
見落としがちなので、拾って下さり、ありがとうございます。電験2種ではメインです。