非マルチバイブレータの原理について、簡単に解説します。
※先日、質問を受けたので、下書き段階ではあります
動作原理
コンデンサの初期電圧を+とします。
その状態では、NOT素子には上記の信号が入ることになります。
コンデンサから抵抗R1とR2に電流が流れて、一気に放電が始まります。過渡現象です。
コンデンサの電荷は移動します。ここが間違いやすい所。
(あれ?コンデンサの過渡現象は、電圧0になりそうな・・・)
誤解しがちな所を分析してみました。
誤解しがちな所
このモデルで過渡現象を学ぶ人がほとんどだと思います。
先日の社内講義でも質問がありました。
直列電源にコンデンサを接続すると、電源電圧と等しくなったとき、電流が流れなくなります。
※2つの水槽を用意して、水の移動をさせるイメージが分かりやすい。
今回の問題はこの話ではありません。
「コンデンサの電荷移動」がポイントです。コンデンサ電圧は+からーまで変化する。これがマルチバイブレータの要点であります。