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状態空間表現のモデル

下記は、状態空間表現の公式である。
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試験問題ではこのまま出てくることが多いが、モデル化してみると、イメージがつきやすい。

教科書で出てくる公式を簡単にした。プロセスの確認に使用して頂ければ幸いである。

モデル

直列接続されたタンクを考える。

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※出力を「y(t)=h2(t)」とする。

公式のパラメータ

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微分方程式

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流量の式

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※単位が苦手な人向け

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微分方程式に代入

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一般式との比較

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x、A、b、μを一般式に代入すると

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直列接続されたタンクの状態空間表現の式を導くことができた。

出力

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まとめ

最後の出力の所で出てくるCの求め方は、学生時代、本当に理解できなかった。これはかなり価値のある資料だと思う。

 

電験マガジンでは上のものを解説していき、より理解を深めてもらう。