6月15日の挑戦は「電験3種理論平成20年問6」だ。
今日も問題と向き合う!
初見でぶった切る。
電験3種理論 平成20年
図1のように、抵抗、切替スイッチS及び電流計を接続した回路がある。この回路に直流電圧100Vを加えた状態で、図のようにスイッチSを開いたとき電流計の指示値は2.0Aであった。また、スイッチSを①側に閉じたとき電流計の指示値は2.5A、スイッチSを②側に閉じたとき電流計の指示値は5.0Aであった。このとき、抵抗rΩの値として、正しいのは次のうちどれか。
ただし、電流計の内部抵抗は無視できるものとし、測定誤差はないものとする。
解いた結果
「正解」だ!
ポイントを押さえる
今回、問題と対峙した時に大事にしたことをまとめておく。
あなた自身の勉強スタイルに合う合わないを考えつつ、取り入れてもらえればと思う。ミスの確率が減るはずだ。
1.問題文を切り分ける
「スイッチ切り替え後」
前回の記事で伝えたことが早速きた。
条件ごとに確実に切り分けてしまいたい。脳内の混雑を極限まで避ける。
今回の問題は楽しかった。条件を合わせていくだけで、抵抗値が求まる問題だからだ。
2.条件ごとの電流値を間違えるな
シンプルに怖いのが条件の読み間違いだ。
解くステップだけ切り替えて、数値を読み違えるパターンのミスを自分はよくする。(仕事でもやらかすことがあったので、特徴かもしれない)
こんな人は問題文にちゃんとマークをしておくこと。
3.簡単な条件から解く
電験に総じて言えることなのだが、自分が解けると思う所から崩していくようにしよう。
一つ崩せるだけで、一気に突破口が見えることがある。今回の問題も最初に分からなかったら、まずは条件の1つを試しに計算してみるといい。回路図を書いてみるのが良いと思う。
パッと見で分からなくても、ちょっとだけ手を動かして解けた!ということはよくあること。
まとめ
今回、平成20年問6【スイッチ切替問題】に挑戦してみた感想としては
条件をきちんと整理しよう
ということ。
自分は途中で気が付いたが、電流値を2Aとすべきところ、2.5Aで計算していていた。
選択肢が紛らわしくなかったので、気が付くことができた節がある。もし、選択肢がミスを想定した答えだったら、正解できたか分からない。
この問題ができるか否かで「5点」も変わってくる。
電験は1点で泣くことのある試験なので大事にしていこう。
合格点周辺にはめちゃくちゃ人がいることを忘れてはいけない。合格という紐を掴む為に激しく群がっているのだ。
「うっかりしてました」というミスは極限まで減らそう。