「電力相差角曲線(2回線バージョン)」について、説明できるかに挑戦してしよう。
・一回線脱落のタイミング
・事故点復旧のタイミング
がポイントである。
内容が難しいので、4つに分けるといい。
①2回線送電中(曲線PⅡで運転)
②2回線のうち1回線地絡中(曲線PFで運転)
③1回線送電中
④再閉路し2回線送電中
・点a(電力PM)では2回線送電を行っている。
・2回線のうち1回線で地絡発生(曲線PFで運転)で動作点は点bに移動。元々送電していた電力(PM)を送ろうとして、曲線PF上を点cまで動作点が移動する。
・1回線送電中(曲線PⅠで運転)、動作点は点eに移動する。1回線送電中は曲線PⅠで運転するため。
・しゃ断器の再閉路が起こるときの相差角をδRとした場合、点fから点gへと動作点が移動する。
・等面積法で、加速エネルギーと減速エネルギーを説明する。