電験合格からやりたい仕事に就く

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電験3種参考書の初稿が届く

はじめに

昨日は電験マガジンで学ぶ方から合格連絡が届き、とても幸せな気持ちになった。試験1ヶ月前に「毎日23時まで勉強をする会」に最後まで参加した方たちが見事に合格した。昨年はコロナもあり受験できなかった人も多く、体調を崩す人が多い中での快挙。諦めずに頑張る姿はPC画面越しからも伝わってくるもの。0時過ぎても頑張る姿には、自分も最後まで付き合うぞ!と思って資料作りをしていた。

受験表明していた7名のうち、コロナ関係で3名が受験辞退、2名合格。結果が良くなかった方は仕事が忙しく勉強があまりできなかったとメールが来ていたとはいえ、手放しで喜べない。自分ももっと頑張らないといけないな。

「分かりやすいものを」「洗練したものを」を意識していこうと思う。

社内講義

【講義資料】燃焼

【講義資料】「公式が覚えられない、もっと絞る」という課題

【講義資料】静電気

【講義資料】「テブナンの定理」

【講義資料】キルヒホッフの法則

講義資料の一部であるが、理論に関しては直流、交流、計測、電磁気、静電気を終え、上手くいけばこれで合格するだろう。あと電子回路を入れ込めば手堅い。電力科目は火力水力を終え、今月には配電送電を終える。

社内講義は順調である。この調子をキープしたい。

帰宅したら、大きな小包みが

会議を終えて、帰宅したら、大きな小包みが届いていた。出版社からである。

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小包みの中身は「原稿(初校)」である。電験3種の参考書原稿だ。友人の馬込さんにサポートしてもらいながら、作った。

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しかし、分厚い。

現時点の自分は電験3種原稿を書き終えて、2種原稿も書き終えた。今思えば、もっと良い原稿が書けたなと悔やまれる。

当時の自分の限界はここまでだった。ホテルに泊まり込みで10日は泊まったし、休みもずっと原稿作りをした。半年はやったのかな。

フォーマットに合わせ込む事と4科目を300ページに入れることができなかった。単純に自分のレベルが低かったとも言える。どこをピックアップして、どこを捨てるかの整理ができなかった。とはいえ、捨てることなんてできないとも思っていた。

本を書くというのはこういうジレンマがあって、そこに折り合いを付け、コンセプトに沿って良いものを作り上げる事が大事だったのだろう。

こだわりもあったから歪なものになっている気はする。そんな原稿だったので、編集者さんには大変ご迷惑をおかけしてしまった。今度、欲しいものをプレゼントしようと思う。

自信満々の参考書になるかどうかが怖くて読めていない。時間がかかった仕事だった事よりも、過去一番大変な仕事だったから余計に怖さがある。部長昇進を受けて決められた仕事をこなす方が随分と楽だと思う。お金だけで見たら、特に。

会社員は会社の方針があるから実は考える段階が終わっていたりする。会社に信頼があって事業が決まっているから、おおよそのやる事は決まっている。

 

参考書の仕事なんて最高に幸せな仕事なんだけども、考え方によっては苦行となる。楽しく、かつ、早急に作業を開始しようと思う。

そんな近況方向である。株式会社の設立、企業への講義といった次のライフスタイルを楽しみに頑張る。