CBT前の最後の電験3種という事で、ラスト勝負の人もいた。
自分自身にも相当のプレッシャーがかかっていた。
寝る時も不安で資料を作って、朝起きたらコーヒー飲みながら資料を作る。
同じように頑張って欲しい、引っ張っていきたいと思ってやってきた。
想いは伝わったのか、メールも度々頂いた。
今回の試験対策としては、非常に広い幅でケアする対策とした。動画講義もそうだし、ポイント制の学習環境(仕事として勉強をやれる)、過去問100問解説もやった。
狙い
まずは書籍を展開させた。
このコンセプトは「初心者が触れやすい書籍」であった。基本的な知識を読みやすく入れ込んだ。
個人的には「分かりやすい文章で表現する事」と「公式をインプットさせやすい形」にしたかった。それが最終的には点数に大きく寄与するからだ。
全部理解しようとすると、膨大なページ数になるので、まずはその入口を作った。フォローは別の形で行うことも考えていた。
特に、電験マガジンからの受験者さんには最低限の公式をインプットしてもらいたかった。また、軸にしてもらいたい問題も入れた。
一方、ページの関係からカットされた問題をフォローする必要があった。これらの問題は点数を取る上で必要だからだ。
急ピッチで「公式要点集」をリリースした。
早い段階で電験マガジン内で勉強ツールとして活用してもらった。公式と問題をより近づける事が大事だと考えていて、それを実現させる狙いであった。
さらに、格式を上げるべく、商業用動画へと展開させた。格式を上げることで、しっかりとした環境で勉強をしている感覚を味わえると思ったからだ。
さらに、試験本番の力を磨いてもらうために、触れる問題数を増やしてあげたいと思っていた。
「重要問題100問トレーニング」をリリースした。
問題をインプットしてしまえば、類似問題が来たときに点数を取れる確率が上がるからだ。できるだけ公式の証明も入れる事にした。考える力を磨きつつ、基礎知識の復習をして欲しかったからだ。
これらの過程の中で、重要なものは個別で電験マガジン資料とした。
これが自分が行ったことであるが、受験生が頑張ったからこその結果であるから自分の寄与など僅かだと思う。
とはいえ、お礼を頂けた事に対して、素直に誇りを持っていこうと思う。