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マホータイ(配管補修)で水を実際に止めてみた!手順と注意事項

今日は、老朽化する配管を補修する手順を紹介する。

一番良いのは「配管交換」だが、短時間で復旧できる補修材を使う事を視野に入れる人に役立つ資料になると幸いである。

マホータイと呼ばれる製品を使ってみる。マホータイは正しいやり方でやらないと水漏れが止まらないので注意が必要だ。

目次

・手順①~③

・注意事項①~③

・実績

※今後、実績をたくさん蓄積し、これからやる人の役に立てるようにします。

手順①「ケレン」

まずは配管の錆びを落とさなくてはいけない。錆びを落とす作業をケレンと呼ぶ。

塗装する際もケレン作業が必須である。

マホータイの種類

マホータイには「乾いた状態でのみ使えるもの」と「水漏れ状態でも使えるもの」がある。

手順②③「ゴム当て・マホータイ当て」

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注意事項①「ゴムを強く当てる」

水漏れ箇所に当てるゴムをかなり強く当てないと漏れ出てしまう。

動画のように、かなり巻き付けることで、ゴムの力でも水漏れを防止する。

ゴムは重ねて巻いてもいい。タイプごとの説明書を見て欲しいが、基本的に漏れ箇所にゴムを何周も巻くこと。1周だとダメ。

注意事項②「マホータイに水を」

ゴム当てを終えたら、マホータイと呼ばれる樹脂を巻き付ける。樹脂は水を含ませることで凝固する。凝固する特性を生かして水漏れを完全に止める。

タイプごとで水の当て方は違うものの(10秒間水の中に入れるタイプと後で水をかけるタイプがある)、基本的に水を付けた後、締め付けるように仕上げること。

動画でも、最後締めている。

自身の経験ではゴムが聞いていれば大丈夫なのだが、締めが甘いと緩い感じで凝固してしまうので締め上げておこう。

注意事項③「マホータイを180°捻る」

マホータイは巻いているうちに段差による円周の長さの違いで、たるみが出てくる。

※電気的な例えでいえば、固定子と回転子の円周の長さの違い

そのため、マホータイは途中でひねるといい。そうすると、より縛り上げることができる。

まとめ

今回は実際に配管補修材(マホータイ)を使用した資料を作成した。

・ゴム当てをきつく

・ケレンをきちんとやる

・マホータイは最初が大事だが、最後も締め上げる

・水に浸すのはマホータイを凝固させるため

上のポイントを理解すれば迷いなく作業できると思う。

老朽化した配管で苦労する人の助けになれば幸いである。

実績

配管補修材を使って上手くいかない事も多かった。取扱説明書もよく読まず、動画も見ないで雰囲気で作業したからである。Amazonの口コミにもコメントが記載されていた時期もあった。私の経験を伝えていこうと思う。

マホータイ実績①「大きい配管」

まだ慣れていない時期に行ったため、水漏れを止めることができなかった。

ゴムの当て方が緩かったと思う。また配管径が大きく、足場も悪かったため、難しかった。

※写真後日掲載

マホータイ実績②

※写真後日掲載

 

マホータイ実績③

※写真後日掲載

 

マホータイ実績④

※写真後日掲載