【2019年12月30日更新】
お疲れさまです。
電験を研究し続けている
電気エンジニア桜庭裕介です。
今日の記事は
「自分の弱点に関する内容」です。
自分はこれまでトレーニングを重ねて、強みを作ってきました。
ただ弱みもあります。
結構、自分と同じような人はいると思うので、一緒に考えていきましょう。
計画通り、進めることが何故か苦手
これが【自分の弱み】です。
20代中盤から30歳にかけて、色々な仕事をしてきましたが、この弱みのせいで苦しんできました。
計画通り進めても、最後にバタバタする
また、仕事だけじゃなくて、資格勉強でも同じことが起こっていました。
計画通り、進めているつもりなのですが、試験直前になってやることがポコポコ出てきて、バタつく・・・。
自覚しているものの、なかなか改善できていません。
この弱み(計画通りに進められない特性)について、色々調べてみたところ、もう一つの特徴があることを知りました。
それは・・・
「完璧を求めてしまう」といった特性
「・・・」
これはある。
自分で納得してしまいました。
完璧を求めると、大抵の人は上手くいかない
天才の人や余程の優秀な人以外は大抵
「完璧を求めすぎて、期限ぎりぎりでバタついてしまい、質を落とす」
と言われています。
このあたりについて、体験談を踏まえて解説していきます。極力バタつかずに、仕事を完了させる考え方と行動を追い求めていきます。
❑参考❑
工夫をしたおかげで、自分はかなりマシになりました。昔の自分は完璧な成果物じゃないと、やり直して、結局、期限を超過するタイプでした。やはり、行動を変えるには思考が大切であると思います。
計画通り進めていても
最後にバタつく人の特徴
最大の特徴は「完璧主義であること」ではありますが、これだけだと、ぼんやりしすぎて、どこを改善すればよいか不明瞭です。
「完璧主義を直せ!」だけでは改善できないことは容易に想像つくでしょう。
そこで自分なりに、細分化してみました。
ここからは、雑誌や本にもない自分の経験に基づいた情報になります。
5つの特徴に絞りこみました。ここを意識して改善したところ、自分はだいぶ良くなりました。
バタつく人の特徴①
期限間近で新しい事をしだす
自分は大きなプロジェクトの時ほど、絶対に新しいことをしないようにしています。
もっと良い改善ができるのでは??と考えてしまう節が自分はあります。そのため、期限ぎりぎりになって、資料をいじったりして苦労をしてきました。
確かに成功した例もあります。
土壇場でバタバタしながらも、追加の改善をしたおかげで説明に力を持たすことができたと。
しかし、振り返ってみると、大失敗も経験しています。
報告会前に、報告資料の大幅修正をしたため、発表練習をほとんどせず、大勢の前に立つことに。
結果、頭が真っ白になり、ただただ資料を読むだけしかできなかったのです。(ところどころ「ん?」などと言ってしまったり・・・)
当然、叱責を受けました。
かなり。
期限ぎりぎりは新しいことをしないことが成功の秘訣であることを経験から学びました。
【特徴①まとめ】
期限ギリギリになって、行った修正は必ずミスが含まれていると考えておくとよい。仕事には、資料提出で終わりの仕事と口頭説明が必要なものがある。仕事の全体量を把握しながら、修正は行うこと。
報告が拙ければ、凝った資料など無価値となる。
バタつく人の特徴②
細かい所に時間をかけすぎる
後輩を見ていて、感じたことでもあるのですが
土壇場でバタつく人は「細かいところ」ばかりいじっている人が多いです。圧倒的に多いです。
例えば、パワーポイント作成では顕著に表れる。
スライド上の「矢印の位置」「文字の位置」をちょっといじっては、統一を確認したり。
スライドは結局、上司の上司の上司がコメントすれば大きく変わるもの。
多少の「ズレ」は後で修正した方が絶対にいいです。
【特徴②まとめ】
細かい所は上司たちのコメントを受け終えてから修正すること。ただただ自分の人生の時間を無駄にすることになる。
少しだけ失敗の先駆者としてアドバイスをするとすれば、ササっと回覧しちゃおう。何なら「イメージスライドです」ぐらいの感じで、回覧しちゃってもいい。コメントと追記内容の両方が得られるので、何よりも自分が楽になるでしょう。。
バタつく人の特徴③
やるべき事が不明確⇐合格基準が曖昧のまま
「完成図を持っていない人」
という表現がしっくりくる。
仕事には必ず「完成形」が存在することを頭に入れておくと失敗しにくくなります。(大きいプロジェクトになるほど、自分は意識しています。)
ここをイメージしているかどうかで、かかる時間も費用も変わってきます。
特徴①にも関係してくるのですが、適当に考えて進めていると、追加でやるべきことが増えてしまいます。そうなると、色々な干渉が生じる原因にもなります。
しかも、やるべきことと言うのは「会社側から要求されていること」がほとんど。
つまり、必須。
これを終わらせるために、ギリギリで死にそうになったことがありました。
※特徴②と合併症を起こしている人が多いです。(要求を満足していない資料を作っているのに気が付かず、どうでも良い細かいところを修正作業しているといった状態の人)
【特徴③まとめ】
要求事項だけは先にしっかりと押さえておくこと
バタつく人の特徴④
他者の動向をよくチェックしていない
「自分の道を行け!!」などといった言葉がありますが、会社員としてはこれを鵜呑みにしてはいけません。
門前払いされる可能性があります。
仕事は内容にはよるものの、会社というのは、完璧に新規の仕事は少ないものです。
他者が既に同じような仕事を行っている場合には必ずチェックしておくこと。
ここをおろそかにしていると、自分のやってきたことが無駄になったりします。
新製品の売り出しなんかは、マーケティングの部門が入念な他社動向チェックのもとで行われるものですが
社内の報告では、自分自身がやらないといけません。
何のチェックもせずに、一人で挑むことは無謀でしかありません。
「〇〇さんの資料をベースにしろ!やり直しだ!!」
過去に自分は作成してきた資料が全て無駄になった経験があります。
【特徴④まとめ】
他の人から情報を得られる場合には積極的に情報収集すること。極論を言うが、報告資料はコピーでも良い。ベースをもらって、そこから修正していけばよい。
バタつく人の特徴⑤
期限設定が下手
組織や仕事内容にもよると思いますが、期限超過をやらかしたり、バタバタして仕事の質を落とす人は期限設定が総じて下手くそです。
期限の1週間前に回覧
これは遅すぎます。
もし、コメントを食らった場合、4営業日以内に直さないといけなくなるからです。(祭日があった場合には最悪で、実質3日しかなかったりする)
自分は期限の7日前には回覧をするようにしています。
正確に言うと、7営業日前。
営業日で期限を設けることを心掛けるようになってから、余裕が生まれて、仕事の質がぐっと上がりました。
最悪、土日に何とかしてという手法が使えるからです。
【特徴⑤まとめ】
期限設定は「営業日」で考えると上手くいく。
一週間前だと、祭日があったりしてバタバタになりやすい。
自分の経験上、7日前が一番良かった。
仕事内容にもよるが、完成が早すぎると単純につらいし、上司も本腰を入れてみないので、ぎりぎりになってコメントが沸く可能性がある。
まとめ
以上「計画通り進めていても、最後にバタつく人の特徴」の記事となります。
計画通りに進めていたのに、何故か最後バタつく・・・こういった方に役立つ資料であることを願います。
ドラフトで回覧して、意見集約してしまうというのがかなり効果的。
そして、完成期限をいい所に持っていく。
これが会社員のセンスとも言えるかと思います。
※フリーランスで仕事をする場合には営業日関係なく、ガンガン提出するというのが自分のスタイルです。(とにかくタスクを洗い出して、燃えるように取り組むスタイル。上司の無駄なコメントがないのでやりやすい)