今日は「苦手な公式とどう向き合うか」を話しよう。
6月に突入したということもあり
これまでの努力
と
これからの勉強内容
をまとめあげていくことが大切になる。
苦手な公式をどう扱うか
昨年こんな相談を受けた。
昔と違って、公式が全然覚えられなくなったのですけど、どうにかなりませんか??
どんな工夫をしていますか??
正直、自分も電験に出題される公式を全部覚えているわけではない。
同じ人間。
電験を教えることを職業にしているとは言え、普段使わない公式は忘れてしまうこともある。
でも、自分は
知識の再ダウンロードする速度
これはかなり優れていると思う。
思い出す工夫をしよう
昨年、相談を受けた公式に関する話をnoteで配信した。人がどうやって覚えているかを知りつつも
自分がどうメモしておくと覚えやすいか
ここをよく考えて、トライ&エラーを繰り返すことを忘れないで欲しい。
自分が苦手だなと思う公式を1つ紹介しておくので、参考にしてもらえればと思う。
ΔーY変換
自分は「ΔーY変換」に関する公式を覚えておくことが苦手だ。
規則性はあるものの、Y-Δ変換の存在もちらつくので、どっちつかずの記憶になりがちだった。
自分は「イメージ」で覚えるスタイルを取っている。
Δ-Y変換が必要となる場面の前には、下記のような簡単なメモを書いて記憶を呼び起こしている。
綺麗なノートではないので大変恐縮ではあるが、逆にこの程度でいいと自分は思う。
ただこのノートにはポイント(自分が思い出しやすい工夫)があって
①「Raにまとめる」という記載
②「Raにまとめる」の下の→」
③Δの赤点線
④Yの赤丸
⑤Raを挟む
⑥Δ側を全部足す
⑦ΔーY変換の言葉通りの図の配置
また、Raにギュッと濃縮されるようなイメージを合わせて刷り込むことをしてきた。
その繰り返しもあるので、この程度のメモを書くことでサッと公式を使えるようになる。
電験1種の1次試験4科目同時合格の際は、こういった工夫をそれぞれの公式に埋め込んでいった。
まとめ
公式のまとめノートを作るのであれば、簡潔にかつもう少し工夫を凝らした方が良いと思います。
今回メモ書きを紹介しましたが、まとめノートを作るだけではなくて、サッと思い出せるような工夫(再ダウンロード)もしておくと強いです。
「まとめノートをそのまま書き出せる」ようになっておくと良いと思います。
こんな感じでまとめたよね
といった記憶も添えることができれば、強烈に公式を思い出しやすくなります。
今回のΔーY変換は「全体のイメージ」があった上で「Δ側を全部足す」「Raを挟む」という日本語が脳内に強烈な印象として残っています。
そのため、自分はΔの回路図を書いて、→を書いて、Yを書き出せば、簡単に公式を思い出すことができます。
こんな感じで記憶のバックアップを取っています。
参考になれば、幸いです。
今日も頑張りましょう!!!