「今年は電験を受験するのをやめようと思う」
「電験の申込時期が来てしまった・・・」
こういった質問を受けることがある。
さらには
「どうしたらいいですか??」
こんな質問も来ることがあるから驚きだ。
だが、すっごい気持ちが分かる。
今日は腹を割って話そう。
話言葉になって申し訳ないのだが
・・・電験って、とにかく長くないですか?
試験日を迎えるまで、試験当日も、帰宅する道のりも。
正直、めちゃくちゃ大変だと思う。
試験日は真夏だし。
勉強を教える側がこんなことを言うのは失格かもしれないけど、今日は腹を割って話をしたい。
今まで、色々な方を見てきた経験も踏まえて、役立つ情報をお伝えできればと思う。
では、ちょくちょく話題に出るところから整理していこう。
電験の合格確率は一体いくつだ??
9%。
・・・アホかと思う。(不適切発言で申し訳ないです)
でも、本当にそう思う。
この9%って、他の資格とは意味が全然違うんだよ。
結構、他の資格と電験をパーセンテージだけで比べる人がいるけど「数字が表す意味」を分かって欲しい。
電験の合格確率は、科目合格制度を利用して2年や3年かかって合格している人までも含んだ合格率なんだ。
つまり、4科目を一発で合格できる確率など9%よりも、めちゃくちゃ低い。
たぶんコンマ何%という世界。
「いやいや、試験を受験していない人が多いから確率が下がっているだけでしょ」という意見もあるだろう。
が
そんなに電験は甘くない。
・・合格者/実際に受験した人で9%である。
9%って、10人受験したら、1人しか受からんやんけ!!
・・・いや、正確には1人も受からない可能性もあるぞ!!!
ちなみに、このデータは昨年のデータである。
自分が伝えたいこと
「無理して受験することはない」ということを伝えたい。
電験を教えているのに、何故?と思うかもしれない。
しかし、容易い試験ではないことを知ってるが故に、気軽に背中を押すことができなくなったのだ。。
・仕事がめちゃくちゃ忙しい人
・子供が生まれたばかりの人
・他にもやらなくてはいけないことがある人
科目合格を狙うのはまだいいけど、ほぼ勉強せずに受験するのはお金も時間も勿体ないからやめよう。
電験にはこんなメリットがある!!絶対受験した方がいい!!と鼓舞したい気持ちもあるが、ここは個人に任せる。
受験するなら、ある程度の決意して臨もう。
あと、もう一つ申込寸前で聞かれることが増えたのが「必要勉強時間」についてだ。
この必要勉強時間という考え方は正直、自分は好きではない。
やり方や人それぞれのバックグラウンドが違うから時間で表現すると、非常に信頼性のない情報になるからだ。
それでも、知りたいという方もいるだろう。
実際、勉強の始めたての頃、自分も知りたかった。
今、データ整理をしているところだ。
長くなってきたので、次の記事で紹介したいと思う。
2019年7月7日追記