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【電験の受験申込で悩んでいる方へ】電験三種合格に必要な勉強時間をざっくり算出してみた

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今日もガンガン質問に答えていく。

今日紹介する質問は

「電験三種に合格するために必要な勉強時間を教えて下さい」


ここに答えていく。

インターネットで検索しても出てこなかったので、科目ごとの必要時間を算出してみた。また、何でそこまで時間がかかるかも合わせて記載しておいた。


社会人であれば「奨励金の為に資格取得したい!」という方も実際いたが、奨励金といった観点だけではあまり美味しい資格ではないだろう。

将来、かなり価値がある資格ではありますが。


時間算出できるのか

正確には算出不可能だろう。

人それぞれの能力やバックグラウンドがあるからだ。

しかし、そんなことを言っても、何の意味もないので「条件」を設けて、ざっくりと算出してみた。



条件としては

・中学校までの数学はできること
・電気知識は「0」
・電験受験経験も「0」
・独学

 

つまり、本当の電気初心者が電験三種を4科目合格するためには、どのくらいの勉強が必要かを求める。

バックグラウンドがあれば、その分、時間短縮できるし、何かの目安になるだろう。


また、自分が出しているような攻略授業を受けていない人間という条件も入れる。あくまで図書館で参考書・過去問を借りて取り組んだという条件での見積もりとする。

 

必要勉強時間

「700時間」

 

この記事では、算出の際のゴチャゴチャした計算は省くが、聞き取りもしたが、電験合格者なら「いいセン」いっているなと思うだろう。

(電験合格者はこの話題がめっちゃ好きである)

各科目の内訳を見ていこう。

 

「理論」科目

全くの素人が苦しむ関門の一つだ。
200~250時間は必要になる。

何故、これだけ時間がかかるかと言うと

約20分野の勉強をしなくてはいけないからだ。

参考書や過去問を見ていない状態だと、100時間でもいけるだろうと思うこともあるが、実際に問題を見ると、考えが変わるだろう。


1分野あたり1時間は、分野の概要を押さえる為には必要になるだろう。

そこから計算問題を解けるようにならなくてはいけない。

キルヒホッフの第1法則、第2法則やテブナンの定理、磁気回路、コンデンサ計算問題・・・通常の電気回路計算にRLC回路といった交流計算、sin,cosといった三角関数計算・・・


計算の習得だけだとしても、1時間では終わらないだろう。
2時間、ものによっては3時間かかる。


実体験で言うと
1分野の授業を1時間して、自宅で宿題を1時間でやってもらって、次の授業で1時間演習をやって、ようやく電験三種の問題が解けるようになる。

これをあまり急ぎ過ぎると、中には上手くいかなくなる人もいるから注意だ。人それぞれ容量がある。

しかも、分野が多すぎるので1ヶ月もすれば確実に忘れる。
「公式のまとめ」「計算問題のまとめ」は必須になる。

ただ解けるようになって終わりという勉強方法では失敗する。「復習」がキーになる。

 

「電力」科目

150時間は必要だ。

比較的に多くの方が科目合格しやすい科目ではある。

この科目の性質上、コツコツ努力する人が受かりやすい。


理由としては、計算問題が少ないので、知識を覚えた分だけ点が取れるためだ。

特に社会人であれば、ニュースや実務での経験等で関連知識を持っていたりする。

文章を読む力もあったりする。

早い人だと「100時間程度」で合格点に達するだろう

朝1時間、夜1時間の勉強で約2ヶ月で合格ラインに到達できたという方も実際にいる。

 

「機械」科目

自分はこの科目が「最大の関門」だと思っている。
200時間は必要になる。

過去問を見てもらうと、感じると思うが、問題文がまず何を言っているのか分からない。

物の名前がわからないので、問題文に与えられた値がどんな意味を示すのかも分からない。

非常に専門性の高い科目。

基礎から学ばないと合格できないため、ざっと見積もっても200時間は必要だ。

誘導電動機の「すべり」を習得しようとした場合、30分で習得は不可能だ。1時間はかかる。しかも、計算問題もやるとなると、その倍は時間がかかる。


だが、ここで少しアドバイスをしておくと

機械科目は基礎を押さえたあと、計算が解けるようになるのは早い。一番点が安定する科目になる

公式をがっちり覚えて、問題の解き方さえ覚えればメキメキ成長していける。

 

「法規」科目

完全な暗記科目だ。
覚える量から見積もると、50時間で習得できる。多い人で100時間。

暗記科目はやり方次第で難易度や勉強時間が急激に変わる。

学生時代を思い出して欲しいが
あまり勉強せずに暗記科目である歴史や地理で点数が取れる奴はいなかっただろうか。


分量が多いので、時間で言えば倍ぐらい差が付く。


また、甘く見ていると足元をすくわれるので注意だ。

現に、かなり多くの人間が貴重な休日を潰してまで、法規だけを受けに試験会場に来る。

巷の参考書のページ数から50時間見ておけば十分だとしても、過去問を解く時間も入れておきたいので、余裕を持った勉強計画にしておこう。

 

まとめ

電験の勉強時間をざっくりとではあるが、算出してみました。

これから勉強を開始する方の目安になればいいと考えています。勉強計画を立てる際は、本記事を参考にして頂ければと思います。

注意事項ではありますが、本記事に記載した勉強時間の半分といった計画にする場合は注意を払って欲しいです。

試験1ヶ月前になって、時間が足りなくて泣きを見ることになるためです。

できれば試験1ヶ月前までがっつり勉強するような計画にしてもらえると合格確率が高くなるのでオススメです。