追記「テブナンの定理を超簡単に整理しました」
お疲れ様です。桜庭裕介です。
今月は非常に大きな山場を迎えましたが、なんとか乗り切ることができました。仕事の話になるのですが、誰かの価値となる情報だと思いますので記事にします。
今、大きな挑戦をしている
現在「理論科目を超簡単に解説する」といった仕事をしています。
9月号から連載をスタートしましたが
悩むことがかなり多いです。
約1年間で理論科目の各分野を徹底解説していくというのが本仕事の概要です。
「超わかりやすく」
「電気工事士レベルの方が電験3種に挑戦できるように」
ここが最大のテーマ。
悩みながらも、最高の解説を今のところ、世の中に提供することができています。
非常に重要になるのが問題選定
自分が評価されている理由の一つは
「問題選定の能力」です。
電験3種であれば20年間分
電験2種であれば平成8年から昨年まで
電験1種も2種同様、昨年まで
問題を把握しています。
極論を言うと、電験2種までだったら「過去問を全て解けるようになってください」というアドバイスは確かに有効。合格できます。
しかし、それだとめちゃくちゃ時間と手間がかかりますし、費用もかかります。
電験講座ではまだそういったアドバイスをする方もいますが・・・
アドバイスになっていないですよね。
考えようによっては「戦略を立てる」「考えること」を放棄しているとも言えます。
自分は
「躓き易い問題をピックアップして、それらを並べ、どういった部分がポイントになるかといった解説をする」
こういった「点が取れる工夫」をするように常に心がけています。(noteを購入して下さっている方から、使えるといった声を頂けたのが自信になっています)
この「自分の良さ」「点が取れる問題選定能力」を雑誌「新電気」でも発揮していきたいと考えています。
雑誌は意識を変えると「超有効な勉強資料」になり得る
雑誌のメリットってなんだろう・・・
ここ1ヶ月、色々考えてきました。
雑誌という媒体である以上、ページ数が限られています。正直、最初の2ヶ月はここがネックだと感じていました。
たったの数ページでできることは少ないのでは・・・と。扱える問題数も多くて5問なので。
そのため、かなりシビアな問題選定が求められることを身をもって経験することになります。(今、一番苦労しているのはここです。)
色々考えていく中で、一つの解に行き着くことができました。
情報インプットする際の「手軽さ」です。
これが雑誌の最大メリットだと感じています。
新電気の雑誌を約5年間分読みました。
そこで気が付いたのが「色々な情報が載っていて楽しい」という点です。
難しく感じる部分は読み飛ばすことができるのもメリット。興味のある項目を読むといった読み方ができます。
勉強を進める上で最も大切だと言えることが実は2つあって
「戦略」と「楽しさ」
楽しさは自ずと勉強時間に繋がってきます。そのため、楽しいと感じている勉強方法は総じて上手くいくことが多いです。
雑誌の中で楽しい記事を出し続けて、世の中の人に価値を感じてもらえるように頑張ろうと考えています。
世の中を変える勉強資料を作る
「どんな問題を選び、どんなストーリーにするか」
新電気での1年間でどんな価値を出せるかを今、自分の課題にしています。
9月号では「合成抵抗の求め方」を10月11月号では「キルヒホッフの法則」の解説をしました。
自分ならではの「分かりやすさ」を追求した資料となっています。
ただ最高の出来は「12月号のテブナンの定理」。
高専や大学でも見たことのない資料に仕上げました。参考書にもネット記事にもない「綺麗な整理方法」となっています。
解く流れをステップ毎に綺麗にしてあるので、型にハメて解くといった手法。
こういった具合に、電験の勉強により良いものを提供していき、毎月最高と言えるものを届けたいと思います。
雑誌「新電気」は図書館に置いてあることもあります。新しい勉強方法を検討中の方は取り入れてみて下さい。簡単な概要はオーム社ホームページから閲覧することができます。
今、稼働中のプロジェクト!!
二次試験の対策用の勉強資料です。
【PROJECT】電験二次試験過去問の超解説集 -電力・管理- 合格への一歩は毎日のインプットにあるという話 - 電験合格からやりたい仕事に就く
来年に向けて、電験3種の知識を拡充しています。