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【退職日1週間前】1ヶ月かかる仕事を1週間でやれ。体調を崩した。

先日配信した超大手企業退職に関する記事(電気エンジニアとしての決断【超大手企業を退社する選択】)が半日で500人以上に読んでもらった。

 

 

想像以上に自分を応援してくれる人がいることを知った。

 

 

コメントも沢山もらって、勇気づけられた。

 

 

今後、自分の関わる人が同じような境遇になった時は自分もまた背中を押してあげる、背中を支えてあげられる人になろうと思った。

 

 

一方で

 

 

職場はそんな雰囲気ではなかった。

 

この経験は誰かの役に立つはずだ。

 

「具体的にどうすれば良いのか」

「どうしたら、ストレスを受けずに職場から去ることができるのか」

 

このあたりを考えてもらえれば、貴方の時は成功するはずだ。

 

退職日まであと一週間

恨み

つらみ

妬み

憧れ

嫉妬

ストレス

 

自分は今、こういう感情が渦巻いている職場にいる。

 

というより、自分がトリガーを引いてしまったとも言える。みんなが会社を辞めたかったのだ。

 

 

闇の坩堝のように、混沌とした雰囲気が漂っている。

 

これまで率先して頑張ってきた人材がいなくなることを寂しく思ってくれる後輩もいるし

 

引き止めなかった役員を恨む人もいるし

 

自分が会社を見切ったことで「この会社、やっぱりやべぇのか?」と心配になった者もいるだろう。

 

ここは人によって、様々だから面白い。

 

 

とはいえ、自分は自分の目標の為に全力で進む。

 

日本でもあまりいない人材の如く、挑戦していく人材になろうとしている。応援してくれる人は沢山いる。

 

職場の人間はクズなのか?

職場環境を論議する際、議題として必ず挙がるのが「人材がどうか」

 

 

では、うちの職場にいる人はどうなのか?

 

人間としてクズなのか?

仕事が嫌いな人ばかりなのか?

 

 

自分が見てきた感じだと

 

 

「違う」と判断している。

 

「性格がいい人、真面目な人が多い」

 

そう見ている。

 

 

環境が、働く人の性格まで捻じ曲げてしまっていたのだ。

 

 

人を応援する余裕がないのである。

 

「頑張ってね!」「連れてってくれ!」「英断です!」と何十回も言われたことからも、そこまで悪い人たちではないのだ。

 

 

だが、こんな言葉が飛び交う。

 

「俺はこれからもここで働くのか」

「あいつだけずるいな」

「頭が良い奴はいいよね」

「家を持っていないからずるい」

「出向にならないかな」

 

これらの言葉を耳にする度に非常に疲弊した。

 

自分は8時間程度であれば、ほぼ全力投球で乗り切れるスタミナがある。これが売りでもある。

 

 

しかし、ネガティブな環境で、ネガティブな発言を聞き続けて仕事をするのはかなり堪える。

 

 

昨日は帰宅後、風呂にも入れず、飯をかけこんで寝てしまった。

 

 

良い人が集まっているとしても

「労働環境を改善しなくては職場は簡単に腐る」ということを今回の経験で学んだ。

 

1ヶ月かかる仕事を1週間でやれ

退職シーズンではよくありがちなのだが「直前になって、大量に仕事を押し付けられる」という話だ。

 

 

というより、整理をする中で見えてくる「残件を処理するか否か」の問題。

 

 

異動と違って、退職は手続きがとにかく面倒だ。そのため、とにかく時間的な余裕がないことを知っておいて欲しい。

 

 

感覚的には

「退職時は異動時よりも半分くらいしか余裕がない」と思っておいて間違いないだろう。

 

・企業年金等の整理

・引越の手続き

・家族のケア(手続き含む)

・会社独自の手続き

 

とにかくやることが多い。

さらには「保健室に来い」という強制イベントだってある。普通に1時間失ったのは驚いた。労働組合がちょこちょこ探りに来るのも鬱陶しい。

 

 

この記事で読者に伝えたいのは

 

①事前に整理を進めておく事
②周りに頼る事

 

この2点だ。

 

ここを押さえておけば、嫌な思いをする回数が減るはずだ。

 

事前に仕事は終わらせておけ

大抵の人間が月の残業時間が決められている。

 

「45時間以内の残業はOK」という企業がほとんどだろう。

 

 

そこで「最後に職場に来る月の1ヶ月前」が鍵になると自分は考えていた。

 

 

今月末が自分の職場に来る最終日なのだが、2月にめちゃくちゃ頑張っておいた。そのため、今かなり楽が出来ている。

 

 

力を抜きつつも2月の残業時間に、プラスαの仕事をこなしていた。3月に発生する仕事の下準備をしていたのである。

 

だが、それでもドタバタしている。

 

「もっとやれることがあったな・・・」と反省している。

 

 

言葉で表現しにくいのだが

 

「8割方完成」という仕事が多かったのが良くなかった。

 

 

最終日の1ヶ月前に「完全に完成」という状態の仕事を増やしておくべきだった。

 

 

今月、仕事が終わらないようだと、サービス残業になってしまう。こういった退職者は多いはずだ。

 

ここは電験にも通ずる部分

「8割方完成」

 

という表現を改めて恨んでいる。

 

自分はこうやって仕事を保存しておくクセがある。

 

 

電験でも、同じ失敗をしているので共有しておく。

 

 

電験は出題範囲の広い試験なので、どうしても勉強が不完全になりがちだ。

 

 

例を挙げて考えてみよう。

 

昨日「火力分野」を学習したとして

 

その学習で、資格試験で100%正解を出せるだろうか??

 

これは非常に重要な問だ。

 

 

「勉強した範囲であれば、100点取れますよ!」という自信があるなら、貴方の勉強方法は正しい。これはTOEICにも言えることだし、他の資格試験でも当然当てはまる。

 

 

ただ

 

もし

 

「試験1ヶ月前に応用問題解いて完成だな」

「過去問をがっつり解くのは試験1ヶ月にしよう」


「何も見ずには問題は解けないね」

 

こんな感じだったら、少しやり方を見直した方がいい。

 

これは完全に自分の体験談。

※頭の良い人は参考にしなくてもいい。

 

 

自分は一度にインプットできる量が少ないタイプで、保存容量も少ない方だ。そのため、短期間で一気に勉強するとパニックになりがち。

 

 

結局、一度の学習では問題も解けなかったりする。

 

そのため、自分は「8割方完成」という状態を危険視しているのだ。(後でしわ寄せがきて、完成し切れずに本番を迎えてしまったりする。)

 

しかし、仕事や勉強というのは「不完全のまま」という事がどうしても起こる。

 

 

その場合には

必ずフォローは至近1ヶ月以内に行う

 

といった工夫をしている。

 

ここはどんな試験を受けるときでも気を付けている。

 

これで大きな失敗を減らしたので、失敗しがちな人は頭に入れとくと良いと思う。

 

周りに頼る事が大事

ここまでは「自分」に視点を置いた話をしてきた。

 

しかし、企業の仕事というのは膨大にあることを忘れてはいけない。

 

 

想定人工数が「100人」いや「200人」という仕事はザラにある。

 

 

「100人工の仕事」なんてないだろ!と思うかもしれないが、数値化すると意外とあることに気が付く。

 

5人で行う仕事だと、所要日数は20日。

 

いや、残業も当然するはずなので「2週間程度」で終わるような仕事だ。

 

 

「発注」「現場調査」「記録採取」「データ整理」「報告書にまとめる」「図を作成する」「関係課と調整」「上層部へ説明」というありがちな仕事でも結構人工がかかっている。

 

 

膨大な量の仕事を一人でやらないといけないのが「悪い職場の特徴」だ。

 

 

 

これまでの経験から自分が伝えたい事としては

 

退職を控えているなら、ギブアップ宣言する

 

もしくは

 

周りと協力して皆で終わらせる

 

である。

 

計算上、時間がかかりすぎると判断したら、即上層部に報告しよう。

 

 

「急ぎではない仕事であれば、半年かけてゆっくり進めていけたりする」からだ。

 

 

意外に急ぎの仕事というのは少ないものだ。

 

 

「退職直前だから・・・」といって、くれぐれも抱え込まないようにしよう。

 

 

「もう限界なんです・・勘弁して下さい」

 

と正直に言おう。

 

弱さを認めよう。

捨てても良いプライドは捨てよう。

 

そうすると、楽になる。

 

意外にも、頭を使わない仕事であれば「いいですよ!」と受けてくれる人は多い。方針だけ決めてあげれば、文句は少ない。

 

ここを自分は学んだ。

 

余計なプライドのせいで、体調も崩した。

熱が出た状態で職場で仕事をしていた。

 

きっちりと引継書に記載さえすれば、大抵は問題など起こらない。

 

まとめ

以上「【退職日1週間前】1ヶ月かかる仕事を1週間でやれ。体調も崩す。」となります。

 

要点をまとめると・・・

 

①退職前(退職日の1ヶ月前)はくそ忙しい


②退職することが知られたら、追加の仕事を渡される


③退職日の1ヶ月前の月にめちゃくちゃ頑張っておくと良い


④「8割方完成」という仕事のやり方を決める



⑤「人に頼む」というやり方も活用する

 

 

いかがだったでしょうか??

 

どれも大切なことではありますが、特に「④」と「⑤」が自分は苦手。なかなか変えられない事もあると思いますが、生きていく中で習得していければと思います。

 

気分転換にどうぞ

最近、これまでの人生を振り返った記事を書いてきたこともあり「ブラック」だらけだった。(事実、ブラックだったのだが)

 

少し明るい記事を投下しておく。