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V結線の設備利用率と出力比は「問題文が分かりにくいだけ」

先日「V結線は電験3種のある過去問で完結していた 」の記事で良い問題をピックアップしたので是非挑戦して欲しい。

 

そして、今日は「V結線の質問」で多いものを紹介する。

※質問が多い、ミスが多い問題というのは、他の受験生との差を作る為に最も重要な問題であることを認識しておいて欲しい。

V結線の設備利用率と出力比

頂いた質問

設備利用率出力比がよく分かりません。86.6%と57.7%を暗記すれば良いでしょうか??

 「設備利用率」と「出力比」 は電験において、めちゃくちゃ大事だ。

 

電験3種だけでなく、電験2種1種にも登場する。

 

あと、この方に対しては少しだけアドバイスを送った。

 

「数字暗記」は止めた方がいい。

電験の受験経験がある方は、理解してもらえると思うが、数字暗記は基本的にやめた方がいい。

法規科目は別だが、今回のような設備利用率、出力比は絶対に理論を知った上で算出した方がいい。

何故なら

電験は出題形式が変わる試験

だからである。

 

まとめノート

自分なら、下記のような「まとめノート」を作っておく。

画像2

 

半年、1年先の試験に向けた勉強をしていく事が、電験には必要になるのだが、残念な結果を出してしまう人は積み上げ方が良くない。

 

昔のように、過去問に似た問題が出ない。(正確には王道の問題が登場しなくなって、マイナー分野が点を取る主流となった為)

故に、知識が漏れない対策をしていく必要がある。試験直前のパンクを防止する。

 

もうちょっと、設備利用率と出力比を深堀りしてみるといい。

設備利用率と出力比は比べる対象が違っている

この観点で、両方の式を見比べてみて欲しい。

「暗記」に走る人は、よく分かっていない状態であることが多いから注意。

 

設備利用率は「設備容量に対して」

出力比は「Δ結線に対して」

 

2つの式は比べる対象が違うのである。

ここを理解しているだけでも、混乱は少なくなる。

 

一回、自分で手書きで書いてみるといいだろう。

 

V結線の設備利用率と出力比のまとめ

自分が昔、こんなまとめ方をしてくれているモノがあったら、ミスが減っただろうなというノートを作ってみました。

「両方の公式を並べてみて、こういう違いがある」

といった説明をマンツーマンに近い外部講座でしてもらった時、 すごく納得できた。

 

こんな感じのまとめをしていけば、記憶には深く残るし、ノートを見返せばいつでも戦える状態にできる。

「明日試験だ」

となってもイケる分野をどんどん作っていこう。

 

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