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【電験完全攻略】開閉装置の種類と特徴のまとめ記事(変電設備⑤)

開閉装置を理解する

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今回は、開閉装置の説明をする。

電験受験者は既に高頻度で出題される上に簡単な問題であることは既にご存じだろう。ただ今回紹介する内容は、今後、技術者として活躍していくための必須知識でもある。


設備の特徴を間違えると、大事故に繋がってしまう。

開閉装置とは、どんなものか

遮断器、開閉器、断路器の総称である。これらは送電線で使用される設備であり、電気の供給や供給停止を行うために設置される。

開閉装置の種類とそれぞれの機能

開閉装置には、機能によって数種類存在することはご存じだろうか。それぞれの目的は、確実に回答できるようにしたい。特に、断路器についてはよく聞かれるので、覚えておこう。

・遮断器

 短絡電流の遮断を行うことができる。つまり、事故発生時において、強制的に電気の供給を停止することができる設備である。

・開閉器
通常の負荷電流であれば、開閉することができる設備である。

・断路器

 電流が流れている状態での開閉ができない設備である。電流が流れている状態で、開閉操作を行うと、ものすごいアークが発生する。

 

 

※似たような名前であるが、こういった特徴があるのだ。「断絶できる電流の大きさ」で種類分けされているので注意が必要だ。
 

遮断器の種類について

遮断器には原理の違いにより、複数の種類の遮断器が存在する。電験において、過去に出題されたこともあるので、動作原理まで確実に覚えておこう。 

※電験2種でも出題されるので、難易度を考えると少し驚きではある。

・空気遮断器

 遮断時に発生するアークに、圧縮空気を吹きかけ、電流を遮断する。

・磁気遮断器

 遮断時に発生するアークを電磁力によって、抑え込むことで、電流を遮断する。 

・真空遮断器

 遮断時に発生するアークを真空中で拡散させ、消弧することで、電流を遮断する。 

・ガス遮断器

 遮断時に発生するアークに、消弧能力の高いガスを吹き付け、消弧することで、電流を遮断する。使用するガスは、SF6。

・油遮断器

 遮断時に発生するアークによる絶縁油を蒸発させ、水素ガスを発生させることで消弧し、電流を遮断する。

 

 

まとめ

以上、「開閉装置の種類と特徴のまとめ記事(変電設備⑤)」の記事となります。


電験の勉強をし始めた頃の話だが「想像以上に難しいと感じたこと」を今でも覚えている。

特に遮断器。

種類が複数あって、ネット検索してもパッと見では動作原理が理解しにくい。現在はネットも普及して、各電力会社やメーカーのホームページがあるので簡単に実物を見ることができる。


実物を見たことがない人は写真でもいいので一度見ておくと、イメージがしやすいだろう。試験では、ピンポイントで「ガス遮断器」はどういったものか記載しなくてはいけない問題もあるので、特に電験2種の二次試験を受験する方は注意が必要だ。

 

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