電験合格からやりたい仕事に就く

「電験攻略資料」と「仕事の有益情報」を配信

【電験完全攻略】補足「瞬時電圧低下」

瞬時電圧低下について

変電設備について、学習を進めてきたが、重要な項目を補足する。電験において、用語をきちんと理解することは極めて重要。特に、赤字部分は電験に出題されるので、まとめて覚えておこう。瞬時電圧低下をテーマに送電系統の穴埋め問題の勉強ができるようにしておいた。今日もサッと重要ポイントを頭の中に入れておこう。

現象の説明

系統の電圧が瞬間的に低下する現象。瞬低ともいう。
・送電線において、瞬時電圧低下は発生する。
・自社工場で発電機を所有し、工場の機器に電気を供給している場合にも発生する。

いずれにしても、原因は「電流の上昇」にある。

なお、瞬停とは違うので注意。瞬停は電圧が一時的に0Vになることを示す。

瞬時電圧低下の及ぼす影響

定格電圧より低い電圧を機器に加えると、不具合が発生する。不具合とは、「電流」に起因するものである。大きな電流が流れることにより

絶縁劣化が早まり、絶縁破壊してしまった
・巻線温度が高くなり、機器が停止してしまった
・機器のケーシングが高温になって、操作員がやけどをした
・異音、振動等、通常の運転状態と異なる

瞬時電圧低下の発生原因

「電流の上昇」
事故等で送電線が損傷した場合、短絡が発生し、大きな故障電流が流れる。電圧と電流の積は一定であることから、電圧が低下するので本現象が発生する。

瞬時電圧低下の発生原因となる事象について、もう少し説明する。送電線の破損にも関わるのだが、「自然災害」が原因となることが多い。台風による強風、ゴミ等の送電線の接触、落雷、雪害など。
例えば、送電線に落雷すると、送電線に高電圧が発生する。送電線と鉄塔の間は平常時は碍子で絶縁されているが、高電圧に対し、絶縁が保てなくなり送電線から鉄塔に大きな電流が流れ地絡する。(閃絡、フラッシオーバーという)大きな電流が流れると、送電線で電圧降下が発生するため、末端の電圧が低下するのである。

 

 

以上が、【電験完全攻略】補足の記事になります。
「瞬時電圧低下」をテーマに、「電流上昇による設備への影響」、「送電線事故の原因」、「フラッシオーバー」、「瞬停との違い」といった電験に高頻度で出題される内容も関連して紹介した。本記事を読んだことにより、各テーマを関連して記憶するきっかけになると嬉しいです。