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【電験独学】2種は1種の問題を解こう。1種は2種を。取れる点が増える。

お疲れ様です。

 

電験の研究を続けている桜庭裕介です。

 

2019年11月17日に行われた電験二次試験の分析記事(2019年電験2種二次試験(電力・機械)の試験問題の分析【来年の為にどう動くか】)で少し触れたのですが

 

 

「電験2種を受験する人は電験1種の問題も解くべき」という話を


今日は深堀りしていこうと思います。

 

 

電験2種に合格したいのに「電験1種」の問題を解くの!?

「正直、意味がわかりません」

 

こういったことを数年前に発言した際、後輩に言われたことを覚えています。

 

 

普通に考えると・・・・

電験2種に合格するためには「電験2種の参考書」「電験2種の問題集」を購入して勉強すればいい。

他の勉強は余計なことだ。

 

難易度が電験よりも低い資格試験であれば、これが”正解”です。一番の近道であり、無駄なことをする必要はありません。

 

よく例えに挙げる「危険物取扱技術者試験」なんかはまさにです。

 

しかし、電験は違う特性を持っていることに注意を払いましょう。

 

電験は3種2種1種があって、問題が使いまわしされている

この事実は認識しておくと、点が取れます。

 

ただ表現が少し悪いので、修正しておきます。

 

正確に言うと

 

「1種の問題が改良されて、2種で出題される」
「2種の問題がグレードアップされて、1種で出題される」
「3種の問題がグレードアップされて、2種で出題される」

 

 

今年電験2種の二次試験では「過渡安定曲線」の問題が出題されました。

あれ、電験1種の二次試験でかなり出題されていて、面白いことで有名です。説明する側も解説が楽しくて生き生きとして解いている問題でもあります。


内容としては・・・

2回線送電中に1回線に事故が発生し、事故点除去のために遮断をし、1回線送電となる。しばらくして2回線送電に戻るといった問題。

曲線上の運転点が移動する。加速エネルギーと減速エネルギーの話を中心に質問される。

 

 

電験1種はかなり電験2種の問題が出題されます。
数年前に電位網の問題がほぼそのまま出題されたは有名です。(初見では解けないですよ、あれば。学校でも習わないですし)

 

 

これまでの経緯を踏まえても
対象座標法や地絡計算、複雑な%インピーダンス計算を除いて、電験2種を受験するなら、電験1種の問題もインプットしておくことをオススメします。

 


もう少し深堀していくと

「何年間インプットしておけばいいですか??」という疑問が沸くと思います。

 

2種受験者は1種の過去問を何年間分解けばいいの??

大切なことなので、結論を伝えておきます。

「試験形式が変わった平成7年以降はインプットしておきたい」

これが自分の回答です。


ただ、これはベストです。

 

 

電験1種に合格するためには
電験1種も、電験2種もすべてインプットすべきだと言われますが

 

 

電験2種はそこまでやる必要はないと自分は考えています。(2019年時点の難易度から考察。10年後は難化の影響を受けて変化すべきでしょう)

 

電験2種で7割~9割の点を取るには「2種の過去問」で十分

この認識をごっちゃにしたノウハウを鵜呑みにし、失敗する人は多いです。

 

電験1種受験者は電験2種の問題解きは必須。
そのぐらい電験1種の過去問から出題されないからです。



ただ、電験2種はどうでしょうか。

 

 

 

 

 

電験2種は王道の問題がきちんと出題されています。⇐ここが重要

 

 

 

今年の電力科目の問1はこれまでも出題されてきた問題です。

問1
「火力発電所の送電系統または所内回路事故時の電源喪失時に、蒸気タービン又はタービン発電機に関するものを補機電動機(負荷)を2つ挙げ、停止させない理由を答える問題」

 

さらに問4の制御も、王道フィードバック制御問題でいつも通りでした。

 

 

つまり、何が言いたいかというと

「まずは電験2種の問題を解くことが大事だ」ということです。

 


ただ、稀に制御が難しい年度があります。



また試験本番に上手くいかず、王道の問題なんだけど解けない!といった緊急事態が発生することがあります。

 

 

こういった場合に役立つのが
「問1もしくは問2の余った方の問題」なのです。

 

1種の問題を解くのは「緊急事態に対応するための備え」

大抵、3問とも王道の問題が出題されるのですが

稀に1問だけ見たことのないような問題が紛れ込んでいるのです。(パワエレを考慮していません)



こういったケースの場合に、王道の問題が解けなければ「不合格」になってしまうのです。


しかし、見たことのない問題というのは電験1種の問題のことが多いです。


ここに備えておくべく「電験1種の問題をインプットしよう」と自分は発信しています。

 

もし、論述問題であれば、電験1種の問題解説をそのままアウトプットすれば、点がもらえます。(講師として発言すべきことではないですが、計算問題は逆に1種のまま出題されないので逆手にとって、1種論述だけ情報収集しておけばいい話。20年分かよ!と思っても、計算問題を除けば2問程度なので数は多くない。)


そして、平均点さえ取れていれば、どちらかの科目で大きく点を取っておくことで合格確率をはるかに高めることができます。

 

昭和の問題まで解くべきか否か

以上のことから
「電験2種受験者は1種の昭和の問題は解く必要はない」「2種の問題も昭和まではやらなくていい」という考えを持っています。

 

それより、平成の問題を反復した方がいいでしょう。十分対応できます。

 

 

【参考情報】
昭和の問題まで勉強した方がいいですか??という質問をしている方を見かけますが

 

回答としては「やった方がいいです」と答える講師は多いでしょう。

 

かなり昔ですが、名古屋の電験講座で質問した時に、こういった回答を実際に得ました。

自分もオフィシャルな場ではそう答えると思います。

 

しかし「全部やる」はベストの話であって、現実問題、そこまでやる時間はないので、優先順位を決めていきましょうというのが良いのではと思います。

 

まとめ

以上「【電験独学】2種は1種の問題を解こう。1種は2種を。取れる点が増える。」の記事となります。

 

結構、電験の本質をつく記事だったかと思います。

 

参考にして頂ければと思います。

 

 

内容をまとめると・・・

【優先順位①】
受験する種の問題を解きまくる


【優先順位②】
2種受験者は1種の問題(平成10年代)をインプットする。


【優先順位②】
2種受験者は1種の問題(平成20年代)をインプットする。

 

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