電験2種機械科目、お疲れ様でした。
「やったぜ!!」とガッツポーズを心の中でした人もいたかと思います。
参考書ではあまり載っていないといった場所がモロでましたね!!!!
傾向分析ばかりをしていると見えてくるものです。
今回、恩返しができてうれしいです。
今回、機械科目では
「誘導電動機の計算」
「同期速度計算」
これらが出題されませんでした。
つまり、どういうことかというと
「ポイントを押さえる学習がかなり効果的だった」ということです。試験前日に帳尻合わせをした方でも点が取れる年だったと思います。
一次試験の穴埋め問題
電験2種では「選択肢」にヒントがあることはご存じだと思います。
多くても3択、少し工夫をすれば2択まで絞ることができます。ただこの2択で悩むのです。
8問を二択で悩んでいた方がいたとします。
確率で言えば50%正解できるので、4問ミスしてしまいます。3点問題なら、12点です。かなりの痛手。
しかし、8問悩んでいた方が「4問」まで悩む問題を減らすことができたら、かなり凄いことが起こります。
4問正解+確率的に2問正解で
2問ミスまで済みます。
3点問題なら、6点。
6点ならかなりいい。
こういった具合に獲得点数の見える化をしていくと、丸々落とす問題を減らしつつ、二択で迷う問題も減らさないといけないと認識するでしょう。
※勉強時間がない場合、敢えて二択まで絞り込めるレベルで留めておくという手法は失敗すると致命傷を負う
誘導電動機、的中しましたね
誘導電動機の「吸引力」が出題されました。
公式暗記や計算を解くだけでは間違うことがあるので、取り上げておいたのが功をなしました。
ここで3点取れるのは有難い。
波形の最大値を求めるという問題はcosやsinが1になるような角度を選ぶという王道の問題だったので点が取れたと思います。
同期発電機も的中!!!
間違いやすい「短絡特性曲線」
界磁巻線と電機子電流の話が出てきて、さらに短絡比の逆数「同期インピーダンス」までも選択肢に入ってきました。
ここで間違えることなく、点が取れると大きいです。
自信をもって回答できると、選択肢を削ることができるのも電験攻略方法の一つです。
1問自信をもって正解できると、他の問題で迷ったときに選択肢が1つしかないといった状況に持ち込むことができます。
失点「-6」を「0」にできるのです。
選択肢がなくなれば、文章の流れから解ける問題も出てくるという典型的な問題でした。
照明・光のルーメン的中!!
紛らわしいルーメン[lm]を狙ってきましたね。
やはりといったところです。ルーメンから光束を選ぶことができます。
可視放射は参考書にはほぼ載っているので問題なかったでしょう。サウナが好きな方は800nmという値を知っていて正解できたかもしれませんね。
後半はかなりマニアックな問題。
正直、光ばかり勉強する時間はないので「555nmを見かけたことがあるな」程度で正解できると嬉しいですね。
変圧器問題
結線方式はひねりのないボーナス問題でした!!
ここまでボーナスしてくれるとは思いませんでした。参考書のままなので、スラっと解けたかと思います。
リンク記事、そのままの問題が出た。
10点は大きい。
まとめ
本日の試験、お疲れさまでした。
直流機は出題されないと予測し
・誘導機
・同期機
・変圧器
・照明
この4つに絞り込みました。
1日で挑んだ方もいたと思います。いかがでしたでしょうか??
今年は蓄電池が出題されたので、化学式から答えを導くことで最後の問題以外は点が取れたと思います。
パワエレは範囲が広すぎるので敢えて捨てるという策を取りました。数時間で点が取れる分野ではないので。
しかし、式と図が書いてあります。
貪欲に点を取る意識で
電圧の最大値や平均値は求めることができたかと思います。
最後の問題の交流電流は交流電圧に対して、負荷はインダクタンスであることから遅れ90°と判断できたかと思います。
何とか、1日で合格点まで到達できたと思います。
自分で学習されていた方はもっと楽に合格点を超えたのではないでしょうか。
試験は終わりました。
反省をしながら、ゆっくり休みましょう。
お疲れさまでした。
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