会社員は時に大事な場面を任されることがあるが、その局面でベストパフォーマンスを出すことができれば、一気に出世できる。「ベストパフォーマンスを出すための工夫」を考えていく。
お疲れ様です。
電験と電気業界を研究している桜庭裕介です。
❑電験研究歴❏
トータル100年分の過去問を分析しています。
・電験1種 40年分
・電験2種 40年分
・電験3種 20年分
≪実績≫
❑電験3種関係❑
【電験|電力(水力発電)】水車まわりの記事がそのまま試験に出題されました
❑電験2種関係❑電験2種|機械【結論:ポイントを押さえて選択肢を減らす攻略法は有効だった】
❑TOEIC❑
電気エンジニアTOEIC攻略までの道のり【800点までは取れた】
自分はこういった経歴を持っていますが、サラリーマンとしては他社と比べて、結構キツイ窮地を乗り越えてきた人間です。
これらの局面で得た経験を共有しておきますので、ぜひ会社生活で重要な場面を任されるようなときには活用して頂ければと思います。
乗り越えてきた窮地
電気エンジニアとして現場経験も長かったですが、大きなプロジェクトにも関わってきました。
最大にきつかったのは
5億円規模のプロジェクト
でした。
詳細は控えますが
実質、自分が全責任を負っていたこともあり、サービス残業時間も月100時間は普通に超えていましたし、0時帰宅が定時だった時期もありました。
多くの人間に動いてもらっていたこともあり、並行作業が多く、脳内がパンクしながらも、お偉いさんに分かりやすい報告をすることが要求されていたので超ストレスにさらされていました。
次にきつかったのは
現場の事故対応
現場でのトラブルはエンジニアにとって、避けられないものではありますが
今までに経験したことのないような電源系統のトラブルであったため、非常に頭も使いましたし、膨大な労力を使いました。
何度も事象を説明する必要があったため、これもまたキツイストレスに晒されていました。
正直、現場での電気トラブルは、机上の計算と違って、完璧正解!と分からない部分もあります。
そこを毎回、偉い方に説明し、指摘されるというのは今の自分でもなかなかキツイと感じます。(よく乗り切ったな・・と自分を褒めたい)
特に、電気エンジニアだと「現場でパラメータ測定をする系」は死ねますね。再現性確認をするといった対応のことです。。
ベストパフォーマンスは狙って出すもの
最近は、人前で話をする仕事もしているので、わりと意識せずともベストパフォーマンスの仕事をアウトプットできるようになりました。
強心臓
ピンチに強い
安定感
こういった人間は、これらの特殊能力があるとも言われますね。(パワプロという野球ゲームであるやつです)
ただこれを身に付ける方法をご存知でしょうか??
結構、20代だと知らなかったり、身に付けようともしていなかったりしますが、絶対に知っておいて習得しておいた方が、自身が得をします。
では、上記の能力を身に付けるにはどうしたら良いかというと
本番以上の環境を経験する
というトレーニングです。
これはめちゃくちゃ効果があります。
なによりも即効性があるのがメリット。
もし、重要な仕事が控えているといった人は、是非ともその場面以上に環境に自分からアプローチしてみて下さい。
大事な場面が連続する場合
社会人をやっていると、こういった局面が必ずあります。
午前中に部長クラスに説明して、午後には専務クラスに説明をする。
さらには、大人数に向けて、報告をする。
こういった仕事は、電気エンジニアだと経験する人はかなり経験します。
この文面から分かるように、準備をする時間が基本的にないんですね。
こんな状況では
「ベストパフォーマンスなんて出せるわけがない」
と嘆きたくなる気持ちは分かります。(若い頃の自分は思っていました)
ただ、嘆いてもやらないといけないことはやらないといけません。
それがサラリーマンだからです。
だが、準備が間に合わない・・・どうすればよいか。
本当に大事な場面だけに全力投球
これは、新卒の方には伝えない裏のテクニックでもあるのですが
会社というのは階級があって
書類の回覧と同じで、どんな仕事も部長コメント、専務コメント、さらにその上の役職コメントといったものが必ず存在する。
つまり、何が言いたいかというと・・・電気トラブルといっても
本当に大事な局面以外、途中経過でいいから報告してしまう
というものです。
そう。
大事な局面以外では、7割ぐらい、いや5割程度の力で乗り越えようとするのである。
そうすることで、感じるストレスは半分以下。
大量のコメントを受けたとしても、一切ノーダメージ。
むしろ「コメントありがとう!!!」と感じるぐらいである。
この境地に至ることができれば、体力を温存したまま、大事な場面に立つことができる。
大事な本番では、クリエイティブに、楽しく、良い表現を使って、頭をフル回転させた発言をすれば良い。
これが、自分が困難を乗り切ってきた「ベストパフォーマンスを出す工夫」です。
社会人で、仕事に悩む方に役立ててもらえればと思います。
まとめ
以上「【会社員】大事な場面でベストパフォーマンスを出す工夫【結論:脱力】」の記事となります。
場数を踏むというアドバイスだけだと、失敗しがちなのですが、本番以上の緊張感を経験しておくというのはかなり効果的なトレーニング。
また、困難に追い込まれれば追い込まれるほど「脱力!」が大事とも言えるでしょう。
結果を出す人で、がちがちに力んでいる人はいないので。
このあたりを意識してもらえれば、成功確率は高まるはずです。